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あつた人#19


Profile

花井 芳太朗
はない よしたろう
あつた宮宿会 会長(2026年3月現在)
株式会社亀屋芳広 代表取締役社長

地域のために、楽しむことをやめない

「あつた宮宿会」は、熱田を元気にする目的で2014年に発足したまちづくり団体です。私は創設メンバーの一人で、2019年から会長を務めています。任意団体ながら現在は約100名の会員が在籍し、10年以上の活動を通じて実績と認知度も高まってきました。その分、継続していくためにはどうしたらよいかという責任感と緊張感を常に意識しています。
 とはいえ、会長であることより、“地域のために”という思いをベースに、自分も心から楽しんで活動することを大切にしています。自分が楽しんでいなければ、きっと周りも楽しくないですから。その中で、地域の方々が楽しんでいる姿を見たとき、また会員の皆さんが「あつた宮宿会」を通じて新しいことに挑戦したり、それぞれの仕事に貢献できたりしたときに、やりがいを感じます。

熱田の魅力を、子どもたちへつなぐ

 私たちは、毎月1日(1月を除く)に熱田神宮や秋葉山圓通寺で開催する「あつた朔日市」をはじめ、小学校や病院での熱田の歴史を描いたオリジナル紙芝居の読み聞かせ、名古屋あつたカルタの制作など、地域に根ざした活動を続けています。コロナ禍には熱田区役所などと協力して「サプライズ花火」を打ち上げ、2022年からは子どもたちの夏の思い出づくりを目的とした盆踊り「あつた夢おどり」を女性会などと協力して開催。今も毎年続くお祭りとなっています。また、外食自粛が続くなか「あつた蓬莱軒神宮店」の駐車場をお借りし、お弁当のドライブスルー販売も実施しました。車の行列ができるほど、多くの方に喜んでいただけました。
 これらの活動には、子どもたちや孫たちの礎になってほしいという思いが込められています。熱田の魅力を伝え、イベントで地域を盛り上げることで、将来熱田区を離れたときにも、改めて地元の魅力を感じるきっかけになればと思います。そしていつか、熱田に帰ってきてくれたら嬉しいですね。

熱田の“本物”を、もっと多くの人へ

 熱田区の魅力は、深い歴史に根ざした“本物”があるというところだと思います。熱田神宮や旧東海道・七里の渡しはもちろん、地元の方もまだ知らない魅力がたくさんあります。それを強みに観光客を誘致できたらと考えており、「あつた宮宿会」の地域活性化のための活動が、その一助になれば嬉しいですね。
 「亀屋芳広」としても、「あつた朔日市」でのどら焼き・団子の実演販売を海外で展開したり、英語の和菓子教室を開催したりと、熱田に興味を持ち、足を運んでいただくきっかけづくりに取り組んでいます。本店の駐車場には、旧東海道の説明看板も設置しました。観光振興によって雇用が生まれ、地元で働ける環境が整えば、子どもや孫たちにとっても大きなプラスになるはずです。

知れば知るほど、好きになるまち

 熱田は、知れば知るほど魅力が深まるまちです。私自身、「あつた宮宿会」に入ってから歴史を学びはじめ、地域のルーツを知るたびに熱田がより好きになりました。そういった“本物”のまちに暮らす人々だからこそ、地域への思い入れが強く、内に秘めた思いを持っている方が多いのだと感じています。
 目に見えるわかりやすい古いまち並みはありませんが、熱田のまちを歩いて知るだけで、何気ない1日がきっと楽しくなります。ぜひ一度、足を運んでみてください。