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あつた人#05


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旭堂 鱗林
きょくどう りんりん
講談師、熱田区おしゃべり大使、白鳥公園広報大使ほか

ふるさと熱田を話芸で盛り上げる

以前東海ラジオのレポーターをしていた時、落語会をレポートすることがあり、そこで話芸の素晴らしさに衝撃を受け、芸の世界に飛び込みました。あるとき「講談があってるんじゃない?」と言われ、師匠である旭堂南鱗にで出会ったことで講談にのめり込んでいったんです。熱田を離れ、大阪で修行しました。現在は、大阪へ高座や稽古で通っていますが、基本的には名古屋で活動しています。そんな中、2014年に「熱田区おしゃべり大使」、「白鳥公園広報大使」を拝命し、イベントの司会や小学校での教室など広報活動に従事。また、私は講談師ですから、熱田が舞台となる講談も創作し、高座から熱田の話題を発信しています。

心と心が共鳴するから居心地がいい

修行のために一度大阪に出て実感したのは、当たり前すぎて気づかなかった「熱田の素晴らしさ」でした。交通の便はいいし、緑もあるし、なんか温もりに包まれている感じがするんです。多分、みんなが同じ空気を吸って、同じ水を飲んで、同じようなのを食べているからでしょうか、居心地がいいんですね。みんなで集まってイベントなどをするときも、いつも心強いです。しっかりした人が多いのは、みんなの根底に、きっと熱田神宮があるからだと思います。

子どもたちが熱田の歴史を語り、子どもたちが誇れるまちを作る

誇り高き熱田を後世に伝えて行くためにも、まずは今住んでいる人々が、地域に関心を持ち、交流していくことが大切だと思っています。そのために私ができることは、「高座」という交流の場を創出し、講談の演目を通して歴史を伝えること。そこで、藤井聡太二冠を題材にした「藤井聡太物語」など、地元の旬の話題を盛り込んだ創作講談のほか、豊臣秀吉の一代記を扱った長編の古典講談「太閤記」にも取り組んでいます。旭堂鱗林がお届けする唯一無二の太閤記は、ALL名古屋弁。信長、秀吉、家康の三英傑がコテコテの名古屋弁で話せば、よりリアルでお茶目な歴史物語が展開します。ぜひ一度お聞きください。

Q.鱗林さんには、どこで会えますか?

毎月、白鳥寄席を開催しております。お越しいただければ、お茶を飲みながら地元の人と交流できますし、高齢者の生存確認にもなります(笑)。笑えば気晴らしにもなりますので、ぜひ足をお運びください。また、宮宿会メンバーですのでイベントなどでもお目にかかれます。