グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  あつた人ってどんな人? >  あつた人#16 

あつた人#16 


Profile

池田 欧介
いけだ おうすけ
名古屋学院大学 現代社会学部3年生
名古屋学院大学分団 分団長
名古屋市大学生消防団 団長
Twitter / Instagram

大学生消防団の凛々しい姿に憧れて入団

高校3年生の時、本学のオープンキャンパスに参加しました。そこで紹介されていたのが、大学生消防団でした。団員の方々の凛々しい姿や活動内容を聞いて「かっこいい!自分もあの活動服を着て防災訓練に取り組みたい!」と興味を持ったのが入団のきっかけです。
名古屋学院大学分団が所属する名古屋市大学生消防団※は、実際の災害現場での救助や消火活動は行わず、少子高齢化などで減少する若い消防団員を増やすためのPR活動や、地域のイベントや防災訓練の時に、住民の方々に防災の知識を身に付けていただくためのサポートなどを行っています。
3年生となった2022年度は、名古屋市内の8大学からなる名古屋市大学生消防団の「団長」を務めることになりました。プレッシャーを感じながらも、他の大学の仲間と連携しながら、やりがいをもって楽しく活動に励んでいます。

※名古屋市大学生消防団は、名古屋市内にある8大学(愛知学院大学 、愛知大学 、中京大学 、東海学園大学 、名古屋学院大学 、名古屋市立大学 、南山大学 、名城大学)の各分団で構成され、主にはそれぞれの大学が独自の活動を行っています。

熱田の人とふれあって、地域を守る意味を知る

熱田区は火災は少ないのですが、海抜が低く津波が襲ってきたら大きな被害を受けるかもしれません。そのため、住民の方々の防災意識が非常に高く、地域で行われる訓練には多くの方が参加されています。
啓発活動に取り組む中で、地元の方々とのふれあいから防災意識が広がっていくと実感しています。自分たち大学生が消防団活動をしているのが珍しいのでしょう、しっかり話を聞いていただいたり、声を掛けていただくことも多いです。これをきっかけに防災について知っていただければ嬉しいです。

卒業後も、防災活動に関わっていきたい

卒業まで約1年。具体的な進路を考える時期を迎えています。大学生消防団の団員の中には、卒業後、消防士や警察官、自衛官などへの道を考えている人も少なくありません。自分もその一人ですが、将来、防災とは関係のない職業に就いたとしても、地元の消防団で活動しているかもしれません。仕事として取り組んでいなくても、色々なカタチで防災に関わっていくことができます。例えば、消火器や火災報知器の点検も防災活動です。
大切なことは、それぞれの立場で命を守るために自分に何ができるのかを考え、色々な人たちと手を携え助け合いながら地域の人たちを守っていくことだと思っています。自分は近い将来、どこで何をやっていても、その気持ちを忘れず防災活動に関わっていきたいですね。

WEBサイト:社会連携センター