グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  あつた人ってどんな人? >  あつた人#01

あつた人#01


profile

伊沢 俊泰
いざわ としやす
名古屋学院大学経済学部 教授
社会連携センター長
教員紹介~伊沢 俊泰 教授

地域、学生、大学が連携して地域の課題に取り組む

社会連携センターは、名古屋学院大学の中でも比較的新しい部署で、学生や大学が、地域の商店街や住民の方々と協働し、まちづくりや防災、社会福祉の問題などに取り組む拠点です。また、イベントやプロジェクトを立ち上げたり、あるいは地域の皆さんに生涯教育の場を提供しています。学生たちが地域の問題に取り組むときは、答えは一つじゃなくて、失敗もあるし、壁もある。最初は失敗を恐れていても、地域のみなさんと触れ合って経験を重ねていくと発想を転換できるようになり、そこに成長を見ることができます。答えが一つではないことは学問を通じて教えるわけですが、それを地域のみなさんと働くことで学生自身が実感できるようになるんです。それが、地域活動に学生が参加したことで得られた大きな成果だと思っています。また、地域の方も学生がいろいろできる事に気付いてくださり、結構難しい仕事も任せていただけるようになりました。

経済学の視点でみる熱田の魅力

私の専門である経済学的視点に立つと、地域に蓄積された様々な資産の積み重ねが、新しい生産を生み出すという意味で、熱田は有望だと思います。熱田には、ご承知の通り熱田神宮があり、東海道の実宿場町があって、往来も非常に盛んな場所。古いものと新しいものが同居した、絶妙なコンビネーションの魅力的な街です。お祭りや風習などの「伝統や歴史を守ってきた力」と、名古屋という「大都市の力」が組み合わさり、地域の経済活動の基盤を支えています。「熱田といえば神宮のあるまち」と誰もが知っています。それが、経済活動の出発点になるんです。歴史や伝統のストックが一番の支えであり、息の長い経済活動をしていく上での大きなアドバンテージを持っているといえるでしょう。

「知らない」から見えるものがある 「知る」ともっと見えるものがある

学生だからこそ実現できる地域貢献があると考えます。地域に関する知識がない故に、新しい見方ができる。この熱田で必要なものは何か、足りないものは何か、改善できる事は何かなどのアイデアを出し、地域にご提案することで、外から見た熱田のイメージ、地域の方が知らなかった魅力に気づくこともあります。今後は、留学生も巻き込んで、ローカルとグローバルの垣根を超えたさらに新しい企画を立案して行きたいと思っております。私たち社会連携センターも、コンテストなどを通して地域の方と学生の橋渡しを続けてまいります。

Q.伊沢教授には、どこで会えますか?

名古屋学院大学の一番新しい校舎である「名古屋キャンパスたいほう 恵館2F」の社会連携センターに私のオフィスがあります。本学は、開かれた大学を目指しておりますので、コロナが終息した際は、どうぞお気軽にキャンパスにお越しください。
名古屋学院大学 名古屋キャンパスたいほう