経済学科
経済学部の教育プログラム
学びの領域
卒業後の進路を意識した教育トラック制を導入。1年次秋に自分の将来を考え、学生は4つのなかから適した教育トラックを選びます。教育トラックごとに主な専門科目が明示されており、体系的に専門的な知識やスキルを修得します。実践的な能力まで引き上げるため、関連する資格試験や検定へのチャレンジを支援します。3年次春には学修成果を振り返り、今後の就活や卒業研究に備えます。
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学科の特徴
理論から実践までを学年に応じて体系的に学修する
激動する社会を読み解くには、社会の仕組みを理解することが大切です。そのための理論と、実社会で活かすための実践力を、段階的に高めるカリキュラムが用意されています。
少人数ゼミを全学年に用意し、多様な視点と柔軟な思考を養う
育った地域や経験が異なる仲間たちと共に学び、議論することは、自分自身の可能性と視野を広げます。多様なものの見方を身につけることで、柔軟な思考力が養われます。
豊富なチャレンジの場で、目標を達成する力をつける
短期から長期の留学をはじめ、インターンシップや資格取得の講座、勉強会など、学生の「チャレンジ」を後押しする機会が豊富です。目標達成に向け、大きく力を伸ばせます。
4年間の学びの流れ
1年次 | デジタル活用で経済学の基礎を築く デジタル活用人材に必要なICTスキルを身につけるための科目(デジタルプレゼンテーション・データ表現技法)を全員が履修。タブレットPCを活用しながら、経済学の基礎を学び、専門知識やスキルの向上を目指します。また、基礎セミナーやBIPの基礎科目などで、コミュニケーション能力や論理的思考力、情報収集力などの基礎を養成します。 |
2年次 | ビジネスに必要な総合的な能力を育む 経済学が扱う分野の広さを専門科目から学びます。さらにBIPの科目によって、実践的なデータ分析力や、資料作成能力、対人対応能力、論理的思考力、情報収集力といった、ビジネスの現場で必要とされる力を総合的に育みます。また、全員が履修するゼミナールでは、仲間と経済社会への理解を深め、協働力を身につけていきます。 |
3年次 | 高度な経済学の知識と実践的スキルを養う より実践的な学修によって、高度な経済学の知識と実社会に活きるスキルを身に付けます。2年次から引き続きとなるBIPの科目では企業のリアルな課題に自分たちで取り組み、課題発見力・課題解決力を向上。また、ゼミでは専門分野の関連文献や記事・データなどを収集し、その分野についての課題を設定して解決策を考案します。 |
4年次 | 卒業論文で課題解決力やプレゼン能力を磨く 4年間にわたる学びの集大成として、卒業論文を完成させます。論文の作成過程から得られる学びは多く、これまで学修した経済学の理論や政策を駆使した課題解決力や、論文を論理的に伝えるプレゼンテーション能力を養います。さらに、ゼミ内での報告や討論を通じて、よりよい判断を下すための批判的思考力を磨きます。 |
カリキュラム
特色ある学び・授業
01. 4つの教育トラックによる人材育成
4つの教育トラックを導入しています。卒業後、社会のいずれの分野で活躍したいかという点を重視し、関連分野で必要な知識・能力をまとめてトラックに示しています。1年次の秋に自分が希望するトラックに所属し、専門的な学修を進めます。関連資格へ挑戦し、大きな夢を実現してください。
02. アクティブに学ぶ
経済学部では「アクティブラーニング」に積極的に取り組んでいます。自分の考えを表現したり、学生同士が議論したり、経済に関する問題解決に実際に取り組んだり、経済の現場を見学したりします。これらの授業で身に付けられる能力は、就職において強く求められます。
▶ BIPプログラム(企業と連携した授業)
『企業連携演習1a~3b』は、企業から依頼を受け、企業が抱える問題をチームで考え、協働しながら解決策を提案する授業です。チームや教員との協働作業を通じて、情報収集・整理の仕方・論理的思考・議論の方法などといったスキルやノウハウを修得します。
BIPプログラム(企業と連携した授業)
『企業連携演習1a~3b』は、企業から依頼を受け、企業が抱える問題をチームで考え、協働しながら解決策を提案する授業です。チームや教員との協働作業を通じて、情報収集・整理の仕方・論理的思考・議論の方法などといったスキルやノウハウを修得します。
BIPプログラム(企業と連携した授業)
▶ 充実した演習科目(ゼミ)
1年次春学期の『基礎セミナー』のほか、2年次通年『専門基礎演習』、3・4年次通年『専門演習』・『卒業研究』を必修で開設。これらの演習科目は、学生同士あるいは学生と教員とが密に学びあいます。原則として、学生の希望を踏まえて所属するゼミを決定します。ゼミではフィールドワークなどで学びを深めます。
1年次春学期の『基礎セミナー』のほか、2年次通年『専門基礎演習』、3・4年次通年『専門演習』・『卒業研究』を必修で開設。これらの演習科目は、学生同士あるいは学生と教員とが密に学びあいます。原則として、学生の希望を踏まえて所属するゼミを決定します。ゼミではフィールドワークなどで学びを深めます。
▶ 卒業研究
『専門演習』・『卒業研究』では、研究報告書(3年次)、卒業論文(4年次)にも取り組みます。これらは、それまでの学習を統合し、論理的思考を身につけるものとして重要です。また、全学に公開される卒業 研究発表会を開催し、自らの研究成果やプレゼンテーション技能を試す機会も設けています。
『専門演習』・『卒業研究』では、研究報告書(3年次)、卒業論文(4年次)にも取り組みます。これらは、それまでの学習を統合し、論理的思考を身につけるものとして重要です。また、全学に公開される卒業 研究発表会を開催し、自らの研究成果やプレゼンテーション技能を試す機会も設けています。
▶ Reflections@学びの拠点
社会で活躍する経済学部の卒業生(および関係者)を招き、大学時代に打ち込んだ経験や大学での学びが仕事でいかに役立っているかなどを語っていただきます。講演会形式ではなく、学びの拠点「アクト」において対話形式で実施するため、気軽に質問することもでき、卒業生から学部生にアドバイスをいただくイベントです。
過去のイベントの様子はコチラ
社会で活躍する経済学部の卒業生(および関係者)を招き、大学時代に打ち込んだ経験や大学での学びが仕事でいかに役立っているかなどを語っていただきます。講演会形式ではなく、学びの拠点「アクト」において対話形式で実施するため、気軽に質問することもでき、卒業生から学部生にアドバイスをいただくイベントです。
過去のイベントの様子はコチラ
03. ITで学ぶ
本学では、インターネットが一般に普及する前の1980年代から、IT(コンピュータ)の活用に積極的に取り組んできました。経済学部では、その蓄積を活かして、さらに特色ある教育を発展させています。
▶『デジタルプレゼンテーション』+『データ表現技法』
授業だけでなく、就職してからも必須となるWord・Excel・PowerPointなどのMS365の基礎技能や、効果的なプレゼンテーション方法を実践的に習得します。
▶ CCSを使った双方向授業
CCSは、学生と教員とをつなぐインターネット上の学習支援システムです。授業では、次の機能が活用されています。選択式アンケートに学生が答え、リアルタイムに集計する機能(クリッカー)。 授業の感想を収集する機能(Minute Paper)。授業の理解度を測る小テスト機能。CCSについては、こちらの紹介もご覧ください。
▶ PCやスマートフォンで学べるオリジナル教材
▶『デジタルプレゼンテーション』+『データ表現技法』
授業だけでなく、就職してからも必須となるWord・Excel・PowerPointなどのMS365の基礎技能や、効果的なプレゼンテーション方法を実践的に習得します。
▶ CCSを使った双方向授業
CCSは、学生と教員とをつなぐインターネット上の学習支援システムです。授業では、次の機能が活用されています。選択式アンケートに学生が答え、リアルタイムに集計する機能(クリッカー)。 授業の感想を収集する機能(Minute Paper)。授業の理解度を測る小テスト機能。CCSについては、こちらの紹介もご覧ください。
▶ PCやスマートフォンで学べるオリジナル教材
経済学部生のための基礎知識100DX
これまで、2006年度からCCSの自学自習で展開した「経済学基礎知識1000題」(文部科学省2006年度特色GP採択)、2009年度からは「経済学部生のための基礎知識300題」で解説テキストの他、経済データ、動画での解説というクロスメディアで教材を提供してきました。基礎知識100DXでは、これまでのコンテンツをリニューアルし、ナレーション・クイズなどを付加しリッチな動画を配信しています。学生が経済学を学びやすくするだけでなく、企業が求めるDX人材の育成につなげます。
( 近年の取り組み状況)
2023年
- ミクロ経済学入門で反転授業がスタート
- 経済数学入門のコンテンツ作成(関連問題付)を開始
- 統計学のコンテンツ作成を開始
- アカデミックスキルズ(作文)のコンテンツ作成を開始
2022年
- コンテンツ作成を開始
- VOICEPEAKでのナレーション付けを研究
- マクロ経済学入門で反転授業がスタート
経済学部生のための基礎知識300題 www2.ngu.ac.jp/economic300/
経済学の基礎知識を定着させる自主教材を提供します。豊富な解説がついています。自学自習システムでも、関連問題を追加して計1000題を提供します。
自学自習システム
必修科目『ミクロ経済学入門』『マクロ経済学入門』を はじめとした様々な授業の予習・復習課題や自習課題をCCSで提供。多肢選択式の問題にくり返し取り組むことができます。
04. グローカルに学ぶ
本学は、国のCOC(地×知の拠点事業)に採択されるなど、地域とのつながりを重視した教育を展開しています。他方、本学は、国際化にも力を入れ、グローバルな視点とローカル(地域)な視点とを合わせもつ学生に育てます。
【PROJECT&N(アンドエヌ)】
▶ COC地域志向科目
COCの一環として、世界のものづくりを支える名古屋に注目した授業を行います。例えば、愛知県の雇用問題(『労働経済学』)、自治体の法的問題を考える(『行政法』)など。
【PROJECT&N(アンドエヌ)】
▶ COC地域志向科目
COCの一環として、世界のものづくりを支える名古屋に注目した授業を行います。例えば、愛知県の雇用問題(『労働経済学』)、自治体の法的問題を考える(『行政法』)など。
▶ 留学
東海地区屈指の留学制度を利用し、経済学部からも毎年多くの学生が北米やアジアでの留学を経験しています。提携大学との単位互換制度により、留年することなく中長期(半年や1年)の留学が可能です。
東海地区屈指の留学制度を利用し、経済学部からも毎年多くの学生が北米やアジアでの留学を経験しています。提携大学との単位互換制度により、留年することなく中長期(半年や1年)の留学が可能です。
資格取得
取得を支援する資格
- 宅地建物取引士
- 行政書士
- ファイナンシャル・プランニング技能検定
- 経済学検定試験
- TOEIC®
- I Tパスポート
- 日商簿記検定 など
その他、資格センターでは、資格講座を開講しています。
主な就職先
- 銀行・信用金庫などの金融機関、保険業
- 一般企業の会計・財務部門・国際部門
- 国家・地方公務員、非営利団体の職員 など
ゼミ紹介
経済学部 佐藤 津久 准教授
私のゼミは、ミクロ経済学とよばれる分野の諸理論・諸仮定について、教室内でできる簡易な実験を通して学び、検討することをテーマにしています。具体的には、まず、ゼミ生は3~4人ずつのグループに分かれ、それぞれ割り当てられたミクロ経済理論(または前提となる仮定)と、その妥当性を検証するための実験方法について、書籍や論文などを基に学びます。その上で、他グループのメンバーに被験者として協力してもらう形で実際に実験を行い、その結果を検討します。ただし、既存の実験方法をただなぞるだけではなく、新しい要素・条件等をゼミ生自身の発想により追加することもあります。そのような体験を通して、座学による知識の修得に偏りがちなミクロ経済学の学びを、より身近で、能動的に取り組めるものに感じてほしいと考えています。
経済学部
新美 達也 准教授
新美 達也 准教授
新美ゼミでは、国際開発をテーマに学生自身が感心のある地域・事項(経済発展・労働・教育・農業・移民・環境など)について、日々研究に取り組んでいます。2年生ゼミでは、開発に関わる基礎的な知識の涵養を目指し、日本語・英語のテキストを輪読し、毎回報告とディスカッションを実施しています。3年生ゼミ及び4年生ゼミでは、各自の研究経過を報告し、ゼミ生同士のディスカッションを通じ、より良い論文作成に勤しんでいます。
また、全ての学年でフィールドワーク(現地調査)を推奨しています。開発問題を研究するにあたり、現地を知ること(何を食べ、何をして、どのように暮らしているのか)が研究の基礎になります。そこで、教員の研究活動のなかで、希望する学生に対して現地調査の機会を提供しています。現地渡航が叶わない場合でも、現地とのリモートでのヒアリング調査を実施したこともあります。
-学生テーマ
「バングラディッシュの経済発展の要因と課題」
「ベトナムにおける日本語教育-経済開発の視点から-」など
-2022年度フィールド活動
(国内)愛知県設楽町でのフィールド調査(8月及び11月の追跡調査)
(国外)ベトナム・フエ外国語大学でのフィールド調査(10月・リモートでのヒアリング調査も実施)
また、全ての学年でフィールドワーク(現地調査)を推奨しています。開発問題を研究するにあたり、現地を知ること(何を食べ、何をして、どのように暮らしているのか)が研究の基礎になります。そこで、教員の研究活動のなかで、希望する学生に対して現地調査の機会を提供しています。現地渡航が叶わない場合でも、現地とのリモートでのヒアリング調査を実施したこともあります。
-学生テーマ
「バングラディッシュの経済発展の要因と課題」
「ベトナムにおける日本語教育-経済開発の視点から-」など
-2022年度フィールド活動
(国内)愛知県設楽町でのフィールド調査(8月及び11月の追跡調査)
(国外)ベトナム・フエ外国語大学でのフィールド調査(10月・リモートでのヒアリング調査も実施)