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大学院生の声 大学院 経済経営研究科 経営政策専攻

経営政策専攻博士前期課程2年(高等専門教育コース 税法系演習に所属)

増田 亘宏さん

---Q.「大学院進学」のきっかけを教えてください。

増田さん : 税理士資格取得のため、会計事務所で勤務をしながら大学院への進学を考えていた私ですが、週1~2回の平日夜間と、土曜日の集中講義で必要単位を修得することが出来る本学の履修制度を知ったことが、本大学院進学を決心したきっかけです。また、税法をはじめ、実務で必須の法律、労務管理や経営に関する科目を、実務家の教授陣から学ぶことができることは、理論と実践の融合という点で、自分にとっては大きな魅力でした。

---Q.1日のタイムスケジュールはどのようなものですか?

増田さん : 1日のスケジュールは、6:30起床、19:00まで仕事、帰宅後プライベートな時間と1時間前後を大学院の課題や予習に費やし、0:30就寝といった流れです。また、週に1回はゼミと講義受講のため大学院へ行きます。以上が平日の平均的な過ごし方です。
土曜日は、集中講義または自習のため9:30~17:00は大学院で過ごします、授業後は、大学院の友人と食事をしながら、情報交換を行うことも多くあります。

---Q.ゼミの内容・風景を教えてください。また、印象に残っている科目やエピソードがあれば教えてください。

増田さん : 隔週で行われるゼミでは、さまざまな税務訴訟を題材に、とくに租税法の解釈について研究していきます。ゼミ生間のディスカッションにより演習は進められますので、しっかりと準備をして臨まないと自分の主張を相手に納得させることは出来ません。最初は1つの判決文を読むだけで相当時間を費やし苦労しましたが、2週間という短い期間で1つのテーマに集中して取り組むというサイクルを繰り返すうちに、修士論文を書くために必要な基礎力が自然と身についていったことを実感しています。
3~4人の少人数ゼミなので、2年次は指導教授から論文執筆のためのきめ細やかな指導を受けることが出来ます。

---Q.今後の目標を教えてください。

増田さん : 経営者に最も身近なパートナーとして、頼りにされる税理士になることが目標です。
大学院で学んだことを活かしながら、税理士の本来業務プラス企業のホームドクターとして提案型のサービスが提供できるよう幅広い知識と経験の習得に日々努めていきたいです。

増田 亘宏さん
高等専門教育コース 税法系演習に所属

経営政策専攻博士前期課程2年

有竹 久惠さん

---Q.「大学院進学」のきっかけを教えてください。

有竹さん : 10年ほど前から、自身の仕事を論文に纏めるため大学院で学びたいと思っていましたが、転勤が多く、仕事を続けながら通学できる学校が見つかりませんでした。年齢的に諦めかけていましたが、たまたま目にした本学のパンフレットで、さかえサテライトが現在の職場と自宅の中間に位置し通学可能であることを知りました。「長年携わってきた分野とは多少違う」という不安がありましたが、現在の職場は「経済・経営の知見」を常に要求されることもあり、思い切って応募しました。今は、ここでの学びが仕事上も役立っており、「選択は妥当であった」と自負しています。

---Q.1日のタイムスケジュールはどのようなものですか?

有竹さん :
6:00前(起床) 朝食、新聞チェック、夕食の下拵え、身支度等々、時間と格闘しています。
7:20(出勤) 通勤電車内で、読書、論文・レポートの手直し等。
8:45~17:15(仕事) この間、時間に余裕が生じれば、自宅や車中で下書きした原稿やレポート等のパソコン入力。
(仕事中の空き時間は細切れで、「集中する」作業には向かないので、パソコン入力等機械的作業を行なうようにしています。ただし、研究に関連する専門分野の雑誌・新聞に目を通すことは仕事の一部なので、重要部分のコピー等はできる限り仕事中でも行なうことにしています。)
17:40(通学) 朝と同様に、電車内で勉強。
18:15~21:15(授業) 授業で渡された資料は、帰宅の電車内等で再読することにしています。
22:00すぎ(帰宅) 翌日の出勤準備を済ませて就寝(授業日は自宅で勉強する時間はありません)。
授業のない日は21:00過ぎには家事を終え、勉強時間にあてています。

長年フルタイムで仕事をしてきた経験から、往復の通勤電車内を貴重な勉強時間に位置づけています。また、論文のアイデアは、歩行中等身体を動かしている時にフッと沸いてくることがあり、キーワードをメモしておいて、主に土・日曜日に文章化しています。
大学院の授業は土曜日と平日の夜間なので、仕事を続けながら十分単位を取ることができます。とはいえ、1年目の土曜日は夏季・冬季以外、毎週終日授業で体力的にきつい日もありましたが、病気もせずほぼ無欠席で乗り切れました。仕事を抱えながら学ぶには、自分の仕事・家庭等生活スタイルに合った勉強方法を考え、限られた時間を上手に使うことだと思います。

---Q.ゼミの内容・風景を教えてください。また、印象に残っている科目やエピソードがあれば教えてください。

有竹さん : 私にとっては数十年ぶりの学校生活で、毎日が新鮮です。本大学院の先生方を全く存じ上げない状態で入学しましたが、違和感なく受講しています。
ゼミの先生の講義や資料は、異分野で生きてきた私にとっては新鮮で、とても勉強になります。単純記銘力は若い時に比べて衰えているので、重要部分やポイントは時々読み返したり、ノートに纏めたりして、記憶に残るように工夫しています。
講義とは直接関係ありませんが、私にとっては先生の「教授法」が参考になっています。「さすが教えることのプロだな」と思うことが度々です。そしてもう一つ、先生の速読に感心しています。

---Q.今後の目標を教えてください。

有竹さん : 所属する職場全体に「経営や経済の視点の重要性が認識されるようになってきた」と感じています。今後はさらに職場の「オープンブックマネジメント」を推進し、「モチベーション3.0」の達成のためには何が必要か、研究していきたいと思っています。
「天才ではなくてもコツコツ努力をすれば、何か新しい発見ができる」ことを信じて積み重ねていこうと思っていますが、一方、興味のある図書が目の前にたくさんあるのに、読む時間がないのが悩みの種です。「誰か私に時間をください」というのが現在の本音でもあります。

有竹 久惠さん
ソリューションコース 経営複合課題研究に所属有竹

経営政策専攻博士前期課程 2009年度修了

塩谷 真人さん

---Q.本学で学ばれた感想を教えてください。

塩谷さん : ゼミは3~5名程度の少人数制ですので、ゼミ指導の先生方にきめ細かくフォローしていただけます。少人数ならではのアットホームなゼミは毎回、出席が楽しみでした。また、ゼミ指導の先生は、社会の第一線で活躍されている方ですので、豊富な実務の話が聞けたことは私の財産になっています。
論文作成のカギになる資料収集も本学のネットを通して、自宅からでも簡単に全国の図書館等へ請求できるため大変助かりました。

---Q.「税理士」となって、大学院で学んだことはどのように活かされていますか?

塩谷さん : 実務においてさまざまな判断をする根拠となる税法。その税法に関する最も基本的な原理となっている「租税法律主義」を1から体系的に学習できたことは非常に有意義でした。実務においても、税理士試験を通してもなかなか学習する機会がないため、良い機会を与えてくださった大学院に感謝しています。
また大学院に入学後、初めて判例の大切さを教わりました。論文作成を通して身についた判例の読み方のコツなども実務において役立っています。

---Q.大学院で学ばれていた時の、印象に残っている科目、エピソード等を教えてください。

塩谷さん : 入学前に想像していた以上に面白い授業が多く、印象に残っている授業はたくさんあります。中でも「企業経営特別研究」は企業の経営者等を招聘し、経営戦略・生産・財務・人事労務・マーケティング・流通・金融などについてセミナー形式の講義を行っています。
企業の経営者サイドの方々のお話を生で聞けたことは、現在、税理士として仕事をさせていただく上で大いに役立っています。
そのほかにも、高いプロ意識と情熱を持って授業されている先生方が多数いらっしゃって、どの科目も強く印象に残っています。

---Q.最後に、大学院進学を考えている方に、メッセージをお願いします。

塩谷さん : 私は、税理士試験の一部科目免除を受け、税理士になることができました。
本大学院は社会人向けのカリキュラムが充実しているため、税理士を目指す社会人の方が多数在籍しています。そのため、同じ目的を持った良い仲間にも恵まれ、苦しくも楽しい充実した2年間を過ごすことができました。
また先生方の質の高さ、授業内容等の充実はもちろん、教室へのアクセスの良さ、論文作成に必要な資料の請求システムが充実していること、広々とした自習スペース、きめ細かく対応してくださる事務の方々等々、本大学院は忙しい社会人をしっかりフォローしてくれます。

塩谷 真人さん
高等専門教育コース 税法系演習を修了

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