現代社会学科
現代社会を様々なテーマから学び、主体性や課題発見・解決力、コミュニケーション能力を養う。
現代社会学科の学びのテーマは、経済やメディア、まちづくり、人間の心理など、現代社会におけるあらゆるものが対象です。世の中にある様々な出来事を広く考察しながら、実社会の理解に必要な教養を身につけていきます。社会と関わる多彩な体験を通して、主体性や課題発見・解決力、コミュニケーション能力など、社会で活躍するために必要な行動力も磨きます。これらの学びを経ることで、自身の社会で担うべき役割や、どのように貢献したいかといった将来の道筋を明確にすることができます。
現代社会学科の学びのテーマは、経済やメディア、まちづくり、人間の心理など、現代社会におけるあらゆるものが対象です。世の中にある様々な出来事を広く考察しながら、実社会の理解に必要な教養を身につけていきます。社会と関わる多彩な体験を通して、主体性や課題発見・解決力、コミュニケーション能力など、社会で活躍するために必要な行動力も磨きます。これらの学びを経ることで、自身の社会で担うべき役割や、どのように貢献したいかといった将来の道筋を明確にすることができます。
学びの領域
現代社会学部では、社会を4分野に分けてバランスよくコンパクトに学びます。「7つのアイテム」を手掛かりに、自分が興味のある分野を明らかにしつつ、3つのアクティブな学びを通じて、広い視野と深い専門性、そして社会を動かす考察力と行動力を持った人材を育てます。
社会を形成するヒトにスポットを当てた分野です。コミュニ ケーション論や産業・組織心理学などが主な対象になります。
経済や企業を切り口に、現代社会を考えます。現代ならでは の経済状況や企業活動などを考察します。
福祉などに関わる社会制度や政策は、現代社会を映す鏡です。 社会のルールである「 法 」も取り上げます。
まちづくりや都市デザインなど、社会全体の暮らしに関わる事柄を対象に学び、より暮らしやすい社会とは何かを考えます。
学科の特徴
興味のあるテーマを学び専門知識と洞察力を獲得する
現代社会学科では、社会に存在するあらゆる事柄がテーマになります。広い視点から興味を持った分野を見つけ、深く考察することで専門性を高めます。
社会の変化を読み取り対応する力を身につける
目まぐるしく変化する現代社会では、社会を動かしていく積極的な行動力が求められます。その力を養う取り組みに、プロジェクト演習があります。
アクティブラーニングで社会に貢献する力を養う
現代社会を体験し、自分が社会でどのように貢献できるかを知り、そのために必要な力を養います。プロジェクト演習が代表的な取り組みです。
4年間の学びの流れ
1年次 | 幅広く基礎教養と社会科学を学ぶ 幅広く基礎教養を学ぶとともに、専門基礎科目を通して社会科学の基礎を学びます。そして、現代社会が持つ様々な側面を洞察し、名古屋都市圏において必要な課題発見ができる力を養います。また、基礎セミナーでは、少人数チームのディスカションやフィールドワークにも取り組みコミュニケーション能力も磨きます。 |
2年次 | 実践的に現代社会へ挑む能力を育む 専門基礎演習やプロジェクト演習、社会体験インターンシップなど、体験を通じてアクティブに学んでいきます。そして、次代の社会が担う人材に求められる、プレゼンテーション能力やコミュニケーション能力を養います。実践的な学修のなかで現代社会を体感し、現代社会を生き抜くための課題発見・問題解決に挑む能力を育みます。 |
3年次 | 現代社会で必要な多岐に渡る力を養う 現代社会フォーラムや現代社会演習1といった専門的な学修を通じて、現代の社会やビジネスの世界で求められる論理的思考力や自己表現力を養います。また、現代社会で求められる能力は多岐に渡ります。例えば、人が人間らしく生きるための配慮や支援の精神、そして地域社会と共生していく力も身につけていきます。 |
4年次 | 卒論を通じて社会へ羽ばたく能力を磨く 卒業論文の作成により、学びの集大成を築きます。論文を作成するなかで得た教養によって、地域の社会、経済、文化に必要な課題を発見して解決策を提案する能力と、積極的な行動力を養い、実社会に貢献できる能力へと発展させます。 |
カリキュラム
特色ある学び・授業
課題発見・問題解決能力を養う「プロジェクト演習」
教員が提示するテーマに対し、学生は少人数のチームを編成し、現場調査や市町村との連携などを通して問題解決に取り組みます。
<視察学習を通して実社会の課題に触れる>
現場に足を運び、五感でとらえ、住民や企業、行政職員の方々の生の声を聴いて、課題を明らかにします。そして、学生が主体的に現場での問題点と解決策を考察して“地域の発展戦略”としてまとめ、地域住民や行政職員にプレゼンテーションします。
「まちづくりプロジェクト」の企画・運営
地域課題解決のための調査・実践を、行政・NPO・企業との連携によって実施します。まちづくりやビジネスに対する理解を深め、社会の担い手側の視点を学ぶとともに、社会に関わる力(社会人基礎力)を身につけます。
近年の活動の様子はこちら
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資格取得
教職課程で取得可能な教員免許状
- 中学校教諭1種(社会)
- 高等学校教諭1種(公民)
取得できる資格
- 社会調査士
- ピアヘルパー
取得を支援する資格
- ニュース時事能力検定
その他、資格センターでは、資格講座を開講しています。
ゼミ紹介
現代社会学部 水野 晶夫 教授
私はこれまで大学にて実践的な学びができる特色あるさまざまなプロジェクトを企画運営してきました。学生の運営するまちづくりカフェ「マイルポスト」、まちなかでの養蜂を通じてさまざまな社会課題に取り組む「名古屋学院大学みつばちプロジェクト」、そして熱田の老舗若衆らとともに結成したあつた宮宿会との連携プロジェクトなどなど。これらのプロジェクトは、これまでゼミではなく、課外活動や担当授業の中で実施してきました。今年度からはこれらの活動の延長戦として、学生たちがより主体的に取り組めるようゼミ活動にも取り込んでいます。
現在学生たちがSNSを通じた広報活動などこれまで授業の枠内では実現しなかった企画やあつた宮宿会メンバーでもある障害者福祉団体とのコラボ事業にも取り組んでいます。こうした社会貢献活動のプロセスでの学びとともに大事にしていることが成功体験です。成功体験を通じて自信をつけ、社会で活躍できる人材育成を目指しています。
現在学生たちがSNSを通じた広報活動などこれまで授業の枠内では実現しなかった企画やあつた宮宿会メンバーでもある障害者福祉団体とのコラボ事業にも取り組んでいます。こうした社会貢献活動のプロセスでの学びとともに大事にしていることが成功体験です。成功体験を通じて自信をつけ、社会で活躍できる人材育成を目指しています。
現代社会学部 村上 寿来 教授
村上ゼミは経済社会学をベースに、現代社会に関する多様なテーマに取り組んでいます。現代社会学部では多様な学びが可能な一方で、学生一人ひとりがしっかりとした問題意識を持ち、学びを選択する必要があります。そこで、まずは自分が何を学びたいかに向き合ってもらい、研究発表と議論を繰り返しながら、問題意識を明確にすることを目指していきます。基本的には各ゼミ生のやりたいことを尊重しつつ、それを「研究」として形になるようにブラッシュアップさせていきます。また、ただ「研究しろ」と言われても学生はどうしたらいいかわからないので、研究の進め方や論文の書き方、まとめるコツについても指導します。なお、お酒が飲める3年ゼミ以上は、7月に開催される名古屋オクトーバーフェストでビールを飲み交わし交流しています。