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リハビリテーション学部

学生/卒業生メッセージ


学生メッセージ

理学療法士になるために必要な知識と技術を、
座学と実習の両面から学修することができた。

リハビリテーション学部 理学療法学科
2024年3月卒業 石田達也さん
浜松医科大学医学部附属病院 内定
何をしたか 成長を感じたとき
学問選択 高校時代にリハビリの可能性を感じ、自分も理学療法士になりたいと思った 専門知識がほとんどない状態で入学し、段階的に主体的な学修ができるように
高校時代は陸上競技に打ち込んでいたのですが、あるときに友人が練習中に大きな怪我をしてしまい、大会への出場が難しいと言われました。しかしその友人は理学療法士の方の施術を受けて快方に向かい、大会にも出場。リハビリテーションに可能性を感じるとともに、自分も理学療法士として困っている人の役に立ちたいと考え、本学科への進学を決めました。 理学療法士になると決めたものの、そのために必要な予備知識はほとんどありませんでした。実際のところ、1年次の前半は講義で使われる専門用語もまったく理解できなかったのですが、座学や実習を重ねるにつれて知識や技術も少しずつアップ。1年の修了時には、講義で疑問に感じた点を自分なりに調べるなど、主体的な学修ができるようになりました。
履修 学生同士で練習する「理学療法評価学」で、実際の患者さんを施術する感覚をイメージ 「理学療法評価学」での練習の成果を、同じ2年次の「検査測定実習」で確認
特に印象に残っているのは、2年次に履修した「理学療法評価学」です。本格的に理学療法を学ぶための“入口”にあたる科目であり、学生同士で可動域測定やMMT(徒手筋力テスト)を実施し、コツや感覚をお互いに教え合いながら学びました。基本的には学生を相手とする練習ですが、実際の患者さんと接している気持ちで緊張感を持って取り組みました。 同じく2年次に「検査測定実習」で実際の患者さんに接する機会があり、「理学療法評価学」で仲間たちと練習したときのコツや感覚を思い出しながら検査・測定を行いました。正直なところ、このときは緊張で学修の成果を十分に発揮することはできなかったのですが、“医療現場で働く”ということの重みを身体でしっかり感じ、自分なりの課題も見えてきました。
実習 医療現場に長期間出向く「臨床総合実習」は、4年間の学びを出し切るつもりで取り組んだ 理学療法士になった自分をイメージし、座学や実習での学びをしっかり活かした
本学は年次ごとに実際の医療現場で実習をする機会があります。3年次には検査・測定から解決法を考える「臨床評価実習」、4年次には検査・測定に基づく評価から治療計画を立案・実施する「臨床総合実習」で本格的な医療現場を経験。特に「臨床総合実習」は7週間の勤務を2回行うもので、大学4年間で学んだことをすべて出し切るつもりで取り組みました。 2年次の「検査測定実習」は、緊張により学修の成果が十分に発揮できませんでしたが、3年次の「臨床評価実習」を経た4年次の「臨床総合実習」では緊張することなく、4年間で学んだことをしっかり活かせました。現場の先生に「上手だね」と褒めていただき、それが“理学療法士としてキャリアを重ねて頑張っていこう”というモチベーションになりました。
社会へ 客観的な視点からアドバイスを受け、計画的に就職活動対策に取り組んだ 患者さんの心と身体の両方をケアし、寄り添える理学療法士になりたい
4年次は「臨床総合実習」や理学療法士国家試験に向けた勉強、卒業研究などで忙しくなることがあらかじめ分かっていたので、就職活動のためのSPI(適性検査)・小論文対策には計画的に取り組みました。何事も自分だけで判断するのではなく、先生や友人、キャリアセンターの方に相談しながら、客観的な視点からアドバイスを受けることを心掛けました。 実習を重ねるなかで、急性期病院で働きたいという思いが強くなりました。また、実習時にがんの患者さんを担当したのをきっかけに、がんのリハビリテーションに関心を持ち、最先端の技術に触れられる大学病院への就職を決めました。患者さんとのコミュニケーションを大切にして、心と身体の両方をケアできる理学療法士として成長を続けたいと思います。

卒業生メッセージ

その患者さんがいま必要としている施術はなにか。それを第一に考えて行動できる理学療法士でありたい。

リハビリテーション学部 理学療法学科
2023年3月卒業 久貝晃太さん
愛知医科大学病院 
急性期病院で理学療法士として働いています。まだ状態が安定していない患者さんと向き合うことが多いので、様々な情報を慎重に収集しています。その患者様に最も必要とされる施術はなにかを常に考えて仕事にあたっています。高校時代に所属していた野球部で怪我をしてしまい、お世話になった理学療法士の方の仕事ぶりに感銘を受けたこと、母が看護師であることが理学療法士を目指した主な理由です。大学では普段の授業や、卒業研究で生じた小さな疑問も後回しにせず、教科書、講義資料、論文などをしっかり読み込んで解決しようという姿勢が身につきました。そのスキルが現在は患者様の疾患について必要な情報を集め、理学療法を進めていく段階で、「患者様をよりよくするためにはいま何が必要か」を常に意識して臨床に取り組む姿勢につながっています。名古屋学院大学では年次ごとに段階的な臨床実習を行うため、早くから医療現場の雰囲気を知ることができました。他の大学では、ここまで手厚い学びを受けることはできなかったと思います。今後の目標は、様々な疾患を総合的に診て判断できる理学療法士になることです。また、大学病院という環境を活かして、臨床業務だけでなく研究的な分野にも自分から積極的に挑戦していきたいと考えています。患者さんのことを第一に考え、行動できる理学療法士として今後も経験を積みたいと思います。
在学中に学んだこと 身についたこと
履修 2年次の「運動学演習」で、グループに分かれて実験とレポート作成を実施し、データをまとめる役割を担当しました。 実験の手順や結果の解釈についてグループで考察しました。何度も話し合うことで、様々な視点に立つ大切さを学びました。
臨床実習 1年次・3年次・4年次と臨床実習へ。大学での学修のレベルに応じて、段階的に専門性が上がっていきました。 4年次の総合実習は7週間×2回と長期間にわたり、医療現場で働くイメージを明確に持つことができました。
ゼミ 3年次に肥田ゼミで「痛み学評価論」を学修しました。ラットを用いた実験を経て、疼痛についての研究と発表を行いました。 研究そのものの学びはもちろん、発表のために必要な資料の準備なども含めて、得るものが大きかったです。

大学での学びが、社会に出て役にたったこと

グループ演習科目や卒業研究でそれぞれ役割を分担、協力し、課題や研究を完成させたことで、自分が何をすべきか考え、自ら役割を探す習慣が身につきました。また、毎日の授業や実習で疑問に感じたことをすぐに先生に聞くのではなく、教科書や論文などを参考に自分で考えるよう心がけました。大学でのその経験は現在の仕事にも確実に活かされており、常に患者さんを第一に考えて臨床に取り組む姿勢として自分のなかに定着しています。
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