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経済学部

防災カードゲーム開発までの道のり


介護が必要な高齢者の方に防災意識を高めてもらおうと、本学学生らが澤田先生の講義内で企画・製作した「防災カードゲーム」。そのうちの一つ、「避難バッグゲーム」を考案したリザラガさん(4年生)にゲーム開発までの道のりをインタビューしました。

「避難バッグゲーム」はどのようにして考案されましたか。

このゲームを考案したきっかけは、就職活動中の企業説明会。ある企業が制作したシミュレーションを体験したのですが、体感して得られた納得感や、単純に面白いと思ったことが印象に残りました。高齢者の方々に楽しみながら防災意識を高めてもらうには、このシミュレーション体験を取り入れればいいのでは、と思い製作しました。

ゲーム開発までに大変だったことはなんですか。

現在のゲームルールに辿り着くまでが本当に大変でした。デイサービスを利用している方々に理解してもらえるようわかりやすく、でも実際に災害が起きた時に役立つ情報をきちんと取り入れて、といった試行錯誤を仲間たちと繰り返していきました。また内容だけでなく、カードの大きさや紙質にもこだわりました。

この講義を通して何を得ましたか。

「生の声を聴く」という大切さを痛感しました。このカードゲームは、調査した統計数値から答えを導き出して…といった手法だけでは生み出すことができなかったものです。実際にデイサービスで現場の声を聴き、それを反映し、どのようにすれば高齢者の方が楽しみながら防災意識を高められるか考えました。これが本当に大変で。
でも、講義は少人数で和気あいあいとした雰囲気の中、皆が自分の出来ることを楽しみながら取り組んでいく環境だったので、製作はとても楽しかったです。
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