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商学部

学部長メッセージ


上田  幸則

上田  幸則 (うえだ ゆきのり)

 1967年生まれ。同志社大学大学院商学研究科商学専攻博士後期課程単位取得満期退学、浜松大学(現常葉大学浜松キャンパス)専任講師を経て、2016年4月より名古屋学院大学商学部教授。2024年4月より商学部長に就任。

ごあいさつ

 商学部では経済社会におけるヒト・モノ・カネの流れを学びます。現代社会においては、距離や言語の壁を解決するインフラが整備されボーダレス化が進展し、企業は様々な情報がリアルタイムで世界中に伝わり変化する国際市場でビジネスを行い、競争します。したがって、持続可能性と強靭性を備えた社会を創造する主体となるためには、新たな視点や思考を持ち戦略的に行動することが新時代のビジネスパーソンには要求されます。
 本学商学部のカリキュラムの特長は、商学・流通、経営・組織、簿記・会計、ファイナンス、スポーツマネジメント分野の基盤となる科目群を広く学修するところにあります。多くの学生が社会で活躍するにあたり、ビジネスの基礎となる広範な知識を体系的に捉え実践する能力を養成するものとなっています。一方で、学科専門科目では各分野について、より深く専門的かつ実践的な知識を得られる科目が整備されています。また、スポーツ界においては、オリンピックに代表される国際的な組織運営のほか、各競技において世界的な大会が行えるよう独自の組織編成による運営が行われていますが、スポーツマネジメントは身近にメディアで目にするスポーツを通して、組織運営や社会経済活動の変化などをわかりやすく学べるものとなっています。
 こうした専門的かつ実践的な学びを通じて、問題を発見しそれらを分析する能力、対話の中で必要となるコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、そして問題を解決する能力といった「実践的適応能力」が学生は身につきます。ビジネス市場の変化を読み、多様な現場から求められる次世代のイノベーターとして、社会で新たな価値を創造し活躍する能力を養成します。この能力を発揮するには、豊かな倫理観や誠実な対応力、公正な判断が根底になければなりませんが、この点については建学の精神である「敬神愛人」に基づいた基礎科目・教育を通じて、「人間力」が培われるものとなっています。
 このような学びをもとに、商学部では、広い視野を持つジェネラリストおよび深い知識を自在に操るスペシャリストの養成を行っています。これらの役割は異なりますが、どちらも組織にとって重要です。また、ジェネラリストとスペシャリストの両方の視点を身に付け、学生のみなさんが柔軟に状況に対応できるキャリアプランニングをサポートします。企業への就職だけでなく幅広い知識を活用し公務員、または税理士や公認会計士といった専門職、あるいはコンサルタントや起業、またはスポーツプレイヤーを目指すことも可能であり、実際に活躍されている卒業生もいます。同じ目標に向けて、研鑽し協力し合う先輩や同級生といった仲間も日々随所に広がりを見せています。商学部は学生が自身の適性や興味に合わせてキャリアを構築できるよう、サポートしています。
 学生みなさんが自身の可能性に挑戦し、4年間のたゆまぬ努力により「夢」をかなえられるよう、商学部一同、心より応援いたします。

上田 幸則

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