データ経営学科
経営学部データ経営学科の学びの軸は、「経営」と「マーケティング」、そして「経営分析手法」の3分野。
企業データの分析・判断力を修得し、経営やマーケティングの意思決定に活かす実践型ビジネスパーソン、課題を見つけゼロイチ思考でビジネス価値を創造できる人を育てていきます。(2024年4月誕生)
企業データの分析・判断力を修得し、経営やマーケティングの意思決定に活かす実践型ビジネスパーソン、課題を見つけゼロイチ思考でビジネス価値を創造できる人を育てていきます。(2024年4月誕生)
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学びの領域
経営学部では、「経営」「マーケティング」「経営分析手法」の3分野の学びを確実なものとするため、1・2年次では基幹となる科目の基礎を学び、安心して専門科目への学びを進めます。戦略的な意思決定ができる「実践力が高い人材」、データや先端情報技術を活用できる「デジタル人材」「DX人材」への成長を目指します。
学科の特徴
経営・マーケティングの知識を学び、理論とデータを融合させ、新たな知見や価値を引き出す
高度情報利用社会に対応できる、これからの経営に必要な力を育て、企業や行政から求められる人材の育成を目指します。商学部経営情報学科が礎である強みを活かし、商学やマネジメントの分野に加えて、データサイエンスや先端ビジネスについても基礎から統計的に学べるカリキュラムを構成。
経営者の意思決定に必要なセンスや知識・理論を身につける【経営】、情報を戦略的に活用する【マーケティング】、経営データ分析や経営データマイニングなど、データをビジネスにおける問題解決や施策立案に活かす【経営分析手法】の3分野や、実務家(経営者やマーケッターなど)との講義、実社会と連携して体験する「ビジネス価値創造」を学習・演習・実践するPBL型の演習科目など、特徴ある科目が多数あります。
経営者の意思決定に必要なセンスや知識・理論を身につける【経営】、情報を戦略的に活用する【マーケティング】、経営データ分析や経営データマイニングなど、データをビジネスにおける問題解決や施策立案に活かす【経営分析手法】の3分野や、実務家(経営者やマーケッターなど)との講義、実社会と連携して体験する「ビジネス価値創造」を学習・演習・実践するPBL型の演習科目など、特徴ある科目が多数あります。
特色ある学び・授業
学生一人ひとりが能動的に学べるアクティブラーニング
データ経営学科では、企業や公共団体と協働した様々な授業を実施する予定です。こうした課題解決型学習「PBL(Project Based Learning)」を通じ、実践で役立つスキルや思考力を身につけます。また得意分野は専門的な学びを積み上げ、苦手分野は個別サポートを受けながら安心して学ぶことができる丁寧で手厚いフォロー体制も充実しています。
理論(セオリー)と実践(プラクティス)を結びつける「ビジネス価値創造」
専門演習科目である「ビジネス価値創造」関連科目は、1年次春学期の「ビジネス価値創造概論」から4年次通年の「ビジネス価値創造実践Ⅱ」まで、6つの科目があります。
現代社会において求められるビジネス価値創造とはどのようなものか、どのようにアプローチすべきなのかを講義形式・演習形式で学びます。PBL教育に多くの実績と効果を上げている教員が多数在籍する強みを活かし、理論と実践を結びつけられる人材を育てます。
現代社会において求められるビジネス価値創造とはどのようなものか、どのようにアプローチすべきなのかを講義形式・演習形式で学びます。PBL教育に多くの実績と効果を上げている教員が多数在籍する強みを活かし、理論と実践を結びつけられる人材を育てます。
資格取得
取得を支援する資格
- 中小企業診断士
- 基本情報技術者
- 情報セキュリティマネジメント
- ITパスポート
- リテールマーケティング(販売士)
- 宅地建物取引士
- 証券外務員
- 日商簿記検定
- 行政書士
- ビジネス実務法務検定など
その他、資格センターでは、資格講座を開講しています。
想定される進路
ゼミ紹介
QRコード生みの親が着任
原 昌宏 特任教授
PROFILE
法政大学工学部電気電子工学科卒業後、1980年に株式会社デンソーに入社。開発部門にてバーコードリーダーなどの開発に携わった後、1994年にQRコードを開発。これまでの主な受賞歴は、2002年に全国発明表彰発明賞、R&D 100 Awards(アメリカ)、2004年にモバイルプロジェクトアワード最優秀賞、2014年に欧州発明家賞、2019年に日本クリエイション大賞2019大賞、2023年に日本学士院賞・恩賜賞を受賞。株式会社デンソーウェーブ AUTO-ID事業部 主席技師として、現在もQRコードの新機能などの開発を続けている。
「課題解決力」に加え、「課題形成力」を身につける。
より良い社会を実現するためのQRコードの活用法を、データ経営学的な見地から皆さんと一緒に考えたい。
私は1994年にQRコードを開発しました。開発にあたって重視したのは、「大容量の情報が扱えること」、「素早く読み取れること」、「確実に読み取れること」。従来のバーコードの約200倍の情報を収納でき、素早く安定的にコードを読み取ることができる仕様になっています。特許を無償開放したため世界中に普及し、近年はウェブサイトへのアクセスやキャッシュレス決済、ゲームのダウンロードなど、様々な場面で利用されるようになりました。
自動車部品メーカーに入社し、エンジニアとして開発部門に所属した私は、入社当時はバーコードリーダーの開発を担当。横方向の1次元にしか情報を収納できないバーコードは扱える情報が少ないため、これからの時代にはより大容量の情報を収納でき、読み取り精度の高い新たなコードが求められるに違いないと感じていました。トライ&エラーを繰り返し、縦方向と横方向の2次元に情報を記録できるQRコードの開発に成功したのは1994年のこと。昼休みに仲間と囲碁を打っているとき、碁の白黒の配置を見ていて閃きました。
私が本学部で学生の皆さんにお伝えしたいのは「課題形成力」を身につけることの大切さです。課題形成力とは、自ら課題を見つける能動的な姿勢を意味します。QRコードの開発にあたり、私は従来のバーコードの抱える課題を明確にするため、製造業界、物流業界、小売業界でバーコードを扱う多くの方々の言葉に耳を傾けました。大学や企業で「課題解決力」の育成に力が注がれているのは皆さんもご存知だと思います。しかし、これからは課題形成力も重要になります。課題形成力を身につけるためには、情報を集め人の話をよく聞き、「なぜ」という問いかけを繰り返し、課題の本質を深掘りすることが必要です。本学部での学びを通じて、そんな課題形成力を養ってほしいと思っています。
情報があふれる現代社会において、必要な情報を集め、経営に活かす。その手段を学ぶのがデータ経営学です。経営の世界では、顧客データの収集と多角的な分析が今後ますます重要になっていきます。例えば、企業や自治体、公共機関などが個々に管理する膨大なデータを共有すること。あるいは、個人の顔情報を埋め込むことで企業や施設への入場手続きを省略すること。そういった場面にもQRコードは活用されています。開発者としてのエピソードなども交えながら、より良い社会を実現するためのQRコードの活用法を、データ経営学的な見地から皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
自動車部品メーカーに入社し、エンジニアとして開発部門に所属した私は、入社当時はバーコードリーダーの開発を担当。横方向の1次元にしか情報を収納できないバーコードは扱える情報が少ないため、これからの時代にはより大容量の情報を収納でき、読み取り精度の高い新たなコードが求められるに違いないと感じていました。トライ&エラーを繰り返し、縦方向と横方向の2次元に情報を記録できるQRコードの開発に成功したのは1994年のこと。昼休みに仲間と囲碁を打っているとき、碁の白黒の配置を見ていて閃きました。
私が本学部で学生の皆さんにお伝えしたいのは「課題形成力」を身につけることの大切さです。課題形成力とは、自ら課題を見つける能動的な姿勢を意味します。QRコードの開発にあたり、私は従来のバーコードの抱える課題を明確にするため、製造業界、物流業界、小売業界でバーコードを扱う多くの方々の言葉に耳を傾けました。大学や企業で「課題解決力」の育成に力が注がれているのは皆さんもご存知だと思います。しかし、これからは課題形成力も重要になります。課題形成力を身につけるためには、情報を集め人の話をよく聞き、「なぜ」という問いかけを繰り返し、課題の本質を深掘りすることが必要です。本学部での学びを通じて、そんな課題形成力を養ってほしいと思っています。
情報があふれる現代社会において、必要な情報を集め、経営に活かす。その手段を学ぶのがデータ経営学です。経営の世界では、顧客データの収集と多角的な分析が今後ますます重要になっていきます。例えば、企業や自治体、公共機関などが個々に管理する膨大なデータを共有すること。あるいは、個人の顔情報を埋め込むことで企業や施設への入場手続きを省略すること。そういった場面にもQRコードは活用されています。開発者としてのエピソードなども交えながら、より良い社会を実現するためのQRコードの活用法を、データ経営学的な見地から皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
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