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国際文化学部

学部長の「国際日本史学」コラム


いま、グローバル・ヒストリーの世界で、「16世紀」が注目されています。この時代、日本はいわゆる戦国時代で、本学のある愛知県では織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3英傑が活躍したのは、みなさん知っての通りですね。

ところが近年、日本史を国際的な視野から分析すると、信長・秀吉・家康以上にグローバルな活動をしていた別の戦国大名の姿が浮かび上がってきました。その国際派大名の名は、大友義鎮(よししげ)。義鎮のちの大友宗麟は、九州最大の大名で、鎌倉時代から続く豊後(ぶんご、今の大分県)の武家大友氏の第21代です。その本拠地府内(ふない、今の大分市)は、旧来の古文書に最新の考古学の発掘や遺物の科学分析を加えた総合的な歴史解明が顕著に進んだ地域として、世界的にも評価されています。

日本の地方武家政権のなかでも400年にわたって続いた大友氏統治の時代。中国や朝鮮、琉球(今の沖縄)、そして東南アジア諸国にも近い九州の地で、人々はどのような活動をしていたのでしょうか。この「国際日本史学」コラムでは、その九州大友時代の歴史や文化を担った「ひと」を毎回取りあげて、当時の「人々」がどのような人間的営みをしていたかを紹介していきます。特に日本の中部、東海地域に生まれ育ったみなさんには、初耳の戦国エピソードになることでしょう。
(このコラムは、毎月第2・第4火曜日に更新する予定です)

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