グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


経済学部

学生/卒業生メッセージ



学生メッセージ

自分で考え、自分で勉強し、自分で道を選ぶ。
4年間を通して主体的に物事に取り組むことができた。

経済学部 経済学科
2024年3月卒業 伊藤萌さん
豊橋市役所 内定
何をしたか 成長を感じたとき
履修 現代の企業や経済を学ぶ企業経済コースを選択 正確なデータに基づく論理的思考の大切さを知った
2年次に「企業経済コース」を選択しました。コース選択時期には、公務員だけでなく民間企業への就職も視野に入れており、現代の企業と経済について幅広い知識を身につけたいと考えたからです。経済の状況を見る際に、経済学の知識のほかデータ分析の手法も有効活用して合理的な判断を行うことの重要性など、様々な角度から企業と経済について学びました。 データ分析などを重要視するこのコースでの学修を通じて、論理的に物事を考えることができるようになったと思います。また、相手に意見を述べたり提案をしたりする際には、それらの裏づけとなるデータを提示することで相手への説得力が格段にアップするという学びも大きかったです。学修面だけでなく日常生活にもその考えを取り入れるようになりました。
BIP
プログラム
BIPプログラムの企業連携を、2年次と3年次に履修 チームで物事を進めるための様々なスキルが身についた
履修した授業で特に印象に残っているのが、BIPプログラムの企業連携です。1年次は「自分には難しそう」と感じて履修を見送りましたが、2年次に思い立って履修。特に学びが大きかったのは3年次のグループワークで、大手保険会社から提示された課題を受け、その解決策をグループで考案しました。明解で見やすい資料の作成と論理的な説明を心がけました。 授業を受けていくうちに正確なデータ分析や資料の作成、グループディスカッション、プレゼンテーションなどに慣れ、様々なスキルが自然と身につき、成長を実感することができました。それまでの私は苦手なものを避けることが多かったのですが、難しそうと思っても「失敗を恐れずに挑戦してみよう」という前向きな気持ちを持てるようになったと思います。
公務員試験対策講座 学外の講師の方を招いた公務員試験対策講座を受講 自分が何になりたいのか、はっきりと将来が見えた
2年次は公務員と民間企業の両方を将来の視野に入れていたのですが、「公務員試験対策は早い方がいい」と聞き、3年次から公務員試験対策講座を受講しました。同時に民間企業の企業説明会などにも積極的に参加していたので、公務員試験対策の学修との両立はかなり大変でしたが、短い時間でも毎日必ず勉強するようにしようと決め、実践しました。 公務員試験対策講座を受講することで、同じ目標に向けて頑張る仲間たちに刺激を受けました。そして「地方公務員として地元の豊橋で働きたい」という思いを改めて強く持ち、豊橋市役所で働くことを本命として考えるように。民間企業への就職も変わらず選択肢のひとつとして考えながら、自分の目標に向かって主体的に学修を進められるようになりました。
社会へ 就職活動と試験勉強を両立、本命の豊橋市役所に内定 自分の思いに忠実に、納得いく就職活動ができた
民間企業への就職活動と並行して公務員試験の勉強を続け、本命の豊橋市役所のほか名古屋市役所にも内定をいただきました。名古屋市役所や、内定をいただいた民間企業で働くことにも魅力を感じ、「どうしようかな」と迷ったこともありましたが、やはり地元・豊橋に貢献をしたいという思いが強く、3年次に決めた通り、豊橋市役所で働くことを決めました。 「地元に貢献したい」という最初の思いに従い、豊橋市役所で働くことを選びましたが、複数の内定をいただき、将来の選択肢を主体的に決められたことに達成感を覚えました。自分で動かないと何も進まないことを学んだ就職活動。社会に出てからも、自分が何をすべきかを考えながら柔軟に行動し、いろいろな選択肢を持ってキャリアを重ねていきたいです。

卒業生メッセージ

様々な人に出会い、異なる考え方に触れたことが、現在の自分の大きな財産になっている。

経済学部 経済学科
2023年3月卒業 樋口晃一さん
中部電力パワーグリッド株式会社 
中部電力パワーグリッドは、電気の送配電を担う会社です。現在は、契約グループ・高圧チームに在籍しており、工場やショッピングセンターなど規模の大きなお客様を対象に、受付から送電までの工程管理を担当。設計や用地交渉、工事がスムーズに進行するためのサポートを行っています。仕事の件数が少ない代わりに、受付から送電までの期間が長く、数ヵ月程度かかるというのが特徴です。高校時代から株式投資に興味を持っていたので経済学部に進学。ミクロ経済学やマクロ経済学など、4年間で経済学についての幅広い学びを得ることができ、それを活かす仕事に就くことも考えましたが、最終的には人々の暮らしを支えるインフラの仕事に就くことを決めました。大学で様々な人に出会い、自分と異なる考え方にたくさん触れることで、自分とは違う考え方も理解できるように。たとえ自分とは異なる意見を聞いても、ただ「自分と合わない」と思うのではなく、「そのような考え方もあるのだな」と素直に思い、理解を示せるようになりました。それだけ自分の視野が広がったのだと思います。社会人になった現在の自分にとって大きな財産です。人々の生活に欠かせないインフラの仕事を担っているという誇りを忘れず、これからもお世話になっている先輩、これから入社してくる後輩と力を合わせながら、良質な仕事を続けていきたいと考えています。
在学中に学んだこと 身についたこと
学問選択 株式投資への興味から経済学部へ。1年次に「ミクロ経済学入門」や「マクロ経済学入門」を学びました。 自由市場での価格の決まり方など経済学の基本が身につき、2年次以降も楽しく学修することができました。
履修 2年次に経済理論を詳しく学ぶため「企業経済コース」を選択。1年次の学びを発展させた内容を学びました。 これらに加えて3年次から履修した統計学なども興味深く、物事を論理的に見つめる力がアップしました。
ゼミ 友人のすすめで秋山太郎准教授のゼミに所属。様々なデータを扱う「統計分析」についての学びを深めました。 ミクロ・マクロ経済学や経済理論だけではフォローできない知識が身につき、より経済学への関心が高まりました。

大学での学びが、社会に出て役にたったこと

いろんな価値観を持つ仲間と交流し、高校生までの自分では考えられないほど考え方のキャパシティが増えたと思います。それは社会人になった現在こそ大きく活かされています。現在の業務内容と経済学部での学びは、直結しているわけではありません。しかし、大学で身につけたパワーポイントやエクセルといったパソコンのスキルは確実に活かされています。また、将来の部署異動により、統計学などの知識が役にたてばいいなと思っています。

卒業生インタビュー

上海で様々なテーマに沿ったコンサルティング業務を行う

経済学部 経済学科
2015年3月卒業 宇佐美亜希さん
世界最大のデータベースの1つを運営する日系企業の上海支店に勤務
私は、日系の世界最大のデータベース「SaaS」事業を取り扱っている企業の中国事業部 上海支店に勤務し、コンサルティングを行っています。
中国に進出している日系企業に対し、新規開発のための市場調査や、既存製品の販売拡大のため市場リサーチなどを提供するサービスをしています。
企業によってテーマは様々で、一からニーズをヒアリングし、お客様に沿って課題を抽出してご提案します。その後提案に沿って中国市場を調査し、プレゼンを行います。

海外関連の仕事がしたい思いで上京 日本大使館の上海領事館に勤務

大学卒業後は、東京で仕事がしたい、海外関連の仕事がしてみたいという思いで、東京にある越境ECを取り扱っている企業に就職しました。
そこで海外ビジネスに携わり、やはり一度でいいから海外で仕事がしたいと思い、在学時のゼミ担当教員の黒田知宏准教授と、家本博一名誉教授(当時教授)に相談しました。在外公館という仕事があることを教えてもらい、試験を受け、2017年の9月に中国上海の日本国総領事館に派遣員という形で赴任することができました。
総領事館での主な仕事は、公邸で行われるイベント開催に向けて、現地のスタッフと外務省職員の会話の間に立ち、アシスタントとして指示、マネジメントを行いました。

総領事館で出会う人たちは色々な職種、経験を持っていて、一緒に仕事をしながら会話を重ねていくと、自分が不勉強だったこと、知らないことがたくさんあることを感じるようになりました。
2年間の任期を終え、自分はまだまだ色々な事に挑戦できるのではないか、年間300回以上のイベントを取り仕切った自分を一度信じて、もう少しがんばってみようと思うようになり、北京大学大学院への入学を決意しました。
入学後は、国際政治の分野を2年間勉強しました。自分の今まで培ってきた外交関連の日本に対する知見と、中国で勉強、仕事をしてきた知見を一緒に活かせる仕事はないか考えていた時に、現在の会社から上海での支社を拡大したいから、ぜひ来てくださいということで入社、現在に至ります。

社会人になって、大学での学びが活きていることを実感

今の仕事についてからも、黒田准教授に会うたびに学生時代に教わった国際経済の話を聞いたりします。今になって経済学、国際経済など学生時代の授業の知識が活きていることを実感しています。時間があるとき、当時使っていた入門書を何度も見返したりします。
黒田ゼミでは、色々なテーマに触れたり、自由に研究することができました。また、新しいテーマや前例のない研究テーマであっても、自分から情報を探しに行ったり、分析のフレームを自分で考えるなど、そういった経験が社会人になってから活かされていると思います。
また、黒田ゼミは、3年生は合同の研究テーマ、4年生は個人の卒業論文で、チームと個人のそれぞれの研究の仕方を経験することが出来て良かったです。

在学時のゼミ教員 黒田知宏准教授

アメリカ パシフィック大学への留学を中期から長期に

在学中はアメリカに1年間の留学も経験しました。
最初は海外に飛び出すことは正直「夢」でした。アメリカに行くのは初めてで、親から離れることなどたくさんの不安もありましたが、いざ留学してみるととてもよい経験でした。
色々な学校の日本人学生や海外の学生がいて、授業を受けていくうちに海外に身を置くイメージがクリアになっていきました。今までの生活と全く違うカルチャーが素敵で、これだったら卒業後も「一人で行っても怖くない」と思いました。

元々は中期での留学予定でした。いざ留学してみると、最初の半年間は、生活に慣れるのに精いっぱいでした。楽しむとか、さらに自分のやりたいことをやるとかはなく、授業に追われ、ひたすら毎日宿題だけをやっていました。留学生活にも慣れてきたころに長期留学だと、プレゼンや、ディスカッションのような1歩進んだ授業があり、テストに合格することで正課の授業にも参加できることを知り、長期に変更したいと黒田准教授に相談し、私費での留学延長が叶いました。

これまでの経験が力になり、選択肢の幅が広まっている

私は、社会問題の解決など、大きなテーマに沿ったサポートが出来たら自分のモチベーションにつながるのかなと思っています。今後、SDGs関連の仕事もいいなと思っています。
現在の会社に入社してから3年が経過し、会社から中国経済のアナリストの仕事をやってみないかと声をかけていただいています。これがいいきっかけになるのではないかと思っています。
現在の会社でアナリストとしてやっていくのか、それともコンサルティングでSDGsのことをやるのか、少し考え中です。
これまでの経験が力になり選択肢の幅が広まっていて、ワクワクしています。
場所は中国でもいいですし、成長著しい東南アジアの例えばインドネシアやベトナム、ミャンマーなど、そういったところへの進出も楽しいと思っています。
  1. ホーム
  2.  >  経済学部
  3.  >  経済学科
  4.  >  学生/卒業生メッセージ