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ヤングケアラー啓発チーム「BE HAPPY」2025年度上半期活動報告



2025年度上半期も地域の様々なイベントや研修にお招きいただき、ヤングケアラー啓発の取り組みを行いました。

『月刊ケアマネジメント』での記事掲載

環境新聞社発行のケアマネジャー応援誌『月刊ケアマネジメント6月号』にて、名古屋学院大学とケアラー支援団体とが共同で企画・製作をした「ヤングケアラー版クロスロードゲーム」の記事が掲載され、現代社会学部3年の石川綾乃さんが原稿を執筆しました。

「ヤングケアラー版クロスロードゲーム」 の詳細はこちらのリンクをご参照ください。
《ご参考》ヤングケアラー版クロスロードゲームを製作しました

現代社会学部の基礎ゼミ内でのゲーム体験

7月8日(火)、現代社会学部1年生の基礎ゼミ(担当:今村教授)の授業にて、メンバーらがヤングケアラーについて説明や「Be Happy」の活動紹介を行った後、ヤングケアラー版クロスロードゲーム体験のファシリテーターを務めました。
ヤングケアラーや「Be Happy」の活動を初めて知る学生も多くいましたが、「もし自分が同じ立場だったら・・・」と考えながら、ゲームを通じて活発に意見を交わす姿がみられました。お互いの考えを共有する中で、少しずつ理解が深まり、真剣さと笑顔の入り混じる温かな時間となりました。

名古屋市立名東高等学校(国際英語科)生徒への活動紹介&意見交換

8月1日(金)午前、探求授業の一環として、名古屋市立名東高等学校(国際英語科)1年生のみなさんと「ヤングケアラー」をテーマに意見交換を行いました。
高校生たちは、探求テーマをヤングケアラーに決め、関連する活動団体を探す中で、Webを通じて「Be Happy」のことを知ったそうです。当日は、「ヤングケアラーを取り巻く状況」や「活動を通して得たものは何か」といった質問が寄せられました。一方、「Be Happy」のメンバーからも「なぜ探求テーマをヤングケアラーを選んだのか」「今回の取り組みの成果をどのように発信していくのか」と問いかけ、互いに学び合う時間となりました。
さらに、「Be Happy」メンバーが登壇・参加する、南区南部いきいき支援センター主催の研修会(8月1日午後)やおやこ向けイベント「ワクワク☆おやこ夏まつり」(8月2日)でのヤングケアラー・ダブルケア啓発活動にも、一緒に参加してくれました。

終了後、お礼とともに「この活動で学んだことを生かして、今後は世代ごとに伝え方を工夫した活動を行っていきたい」とのメッセージをいただき、活動のわが広がっていることを実感するとともに、とても心強く感じました。

南区南部いきいき支援センター主催「けあまねる~む 小さな勉強会」

8月1日(金)午後、南区役所にてケアマネジャー向けのダブルケア・ヤングケアラー勉強会が開催され、「Be Happy」の学生メンバーらは経験談の発表に加え、ダブルケア・ヤングケアラー版クロスロードゲーム体験のファシリテーターを務めました。
この勉強会には午前中に意見交換を行った名東高校の生徒ら3名も参加し、高校生・大学生といった若い世代を交えたグループワークに対し、「若い世代との交流は新鮮だった」「様々な価値観を知ることができた」といった声が寄せられました。また勉強会後のアンケートでは、学生への応援メッセージや「ケアラーが自分の思いを伝えやすくできる世界であってほしい」といったご意見もいただきました。世代を超えてケアについて語り合う時間となり、改めて活動の意義を実感する機会となりました。

名古屋学院大学・スマイルリンク主催「わくわく☆おやこ夏まつり2025」

8月2日(土)、名古屋学院大学名古屋キャンパスたいほうにて開催された本イベントにおいて、ヤングケアラー・ダブルケア啓発ブースを出展しました。ブースでは、子供向けコイン落としゲームや啓発グッズの配布、認知度アンケート調査を行いました。
当日の運営には「Be Happy」メンバーのほか、「上級まちづくり演習」を受講する学生や名東高校の生徒も加わり、協働で取り組みました。子どもたちが一生懸命コインを落とそうと狙いを定める姿、アンケートで考えながらシールを貼る姿、おもちゃを手にしてすぐに遊び始める姿に、元気をもらいながら活動することができました。楽しいイベントを通じて、ヤングケアラーやダブルケアについて地域の方々に知っていただく機会となりました。

熱田区役所主催「子育てと介護のダブルケア講習会」

8月22日(金)、熱田区役所で開催された本講習会にて、「Be Happy」の学生メンバーらがダブルケア版クロスロードゲーム体験のファシリテーターを務めました
本講習会は、熱田区役所が2025年度に実施する「ダブルケア啓発事業」の一環として、子育てや介護に関わる支援者を対象に行われたものです。ヤングケアラーの背景には、親がダブルケアを担っているケースも少なくありません。子どもたけでなく家族全体の課題として捉える視点から、ダブルケアについても関連テーマとして取り組んでいます。
参加者からは「大学生という若い視点・意見に触れて、考える視野の広さを学んだ」「カードを使うことでグループで共有しやすかった」「どちらを選んでもジレンマがあって、本当に実体験しているようだった」といった感想が寄せられました。世代を超えた学び合いを通じて、ダブルケアの課題に理解を深める時間となりました。

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