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POPコンテスト 2025(商学部主催)受賞作品決定


今年で18回目を迎える商学部主催<POPコンテスト>の最終審査が12月上旬に行われ、受賞作品が決定いたしました。
このPOPコンテストは、POP作りをとおして広告やマーケティングに興味をもってほしい、読書の楽しみを発見し、言葉や表現への感受性を育んでほしいと企画されたコンテストです。
A6サイズの限られたスペースに、商品内容を簡潔にわかりやすく表現し、魅力を伝えます。
毎年、多くのご応募をいただいており、今年も「総合部門」「キャッチコピー部門」共にたくさんの素晴らしい作品をお寄せいただきました。ご応募いただいた皆様 誠にありがとうございました。

内容・課題図書についてはこちら

総評

本年のコンテストは、応募数が総合部門670点、キャッチコピー部門76点であった。
総合部門ではやはりおすしのミニチュアを用いたものが多かった。ギミックで目を引くというのは一つの戦略だが、もう一工夫ほしいところではあった。またこうした作り物はPOPとしては強度が弱く、制作時の意図を反映できないものが見られるので、注意してほしい。最優秀作はまたも岐南工業高からの応募作であったが、同校の作品は(工業高校のアドバンテージがあるものと思われ)大変しっかりしたつくりで、実地の使用に全く問題がない点は非常に安心感がある。
 昨年の優秀作にSNSの画面を模したアイデアが見られ、それに触発されたか、こうしたPOPを「見立て」で制作する作品も見られた。新たなアイデアがほぼ出尽くしたように思われていた中で、これらも含め斬新さが目立つ作品が多くあったのは審査する側としても驚きであった。特に審査員特別賞の作品は、これまでの当コンテストでは見られなかったアイデアで、初見では非常に驚いた。絵本などで用いられるしかけではあるものの、POPに使用した点は高く評価できる。今後も更に斬新なアイデアが出てくるのか、楽しみでもある。
 キャッチコピー部門では応募数も少なかったが、多くの言葉がよく聞かれる内容にとどまっており、多少残念な結果であった。その中で受賞作はよく奮闘してくれていたものと思う。ちょっとしたセンスが光る作品と言えよう。
 応募作は例年同様、多くの作品が非常に手間のかかる力作であった。しかし受賞作が必ずしも最も手間のかかるものではないことは容赦してほしい。ちょっとした閃きが見る者の注意をひきつけるということもある。とはいえ、多くの場合において丁寧な作り込みが作品の輝きを増すことも事実である。ぜひアイデアと作り込みの両面で勝負してほしい。

総合部門

敬称は略させていただきます
最優秀賞
氏名 高校名
川添 貴史
岐南工業(岐阜県)

川添 貴史さんの作品①

最優秀賞作品
川添 貴史さん 
タタール人の砂漠 ブッツァ-ティ著 
岩波文庫

【講評】 安定感のあるつくりで、砂時計の動きをきれいに実現しており、つい手に取って動かしたくなる作品になっている。書かれた文言も両方向で読めるように配置してあり、かなり完成度の高いものと言える。使用する際には支持棒を真ん中に刺して回転するようにすると良いだろう。砂そのものを使った作品には砂のこぼれが困るものがあったが、本作はちょうどよい径の粒を使用するなどの点でもよく考えられている。
優秀賞
氏名 高校名
石橋 知佳 名城大学附属(愛知県)
酒谷 直志 名城大学附属(愛知県)
加藤 颯一 みなと総合(神奈川県)
池田 珠優 津島北(津島北翔)(愛知県)
齋藤 楓 犬山(愛知県)
増田 彩里 島田(静岡県)
平野 真秀 緑丘(愛知県)
〈優秀賞作品〉

石橋 知佳さんの作品

酒谷 直志さんの作品

加藤 颯一さんの作品

池田 珠優さんの作品

齋藤 楓さんの作品

増田 彩里さんの作品

平野 真秀さんの作品

審査員特別賞
名前 学校名
佐藤 萌々奈 島田(愛知)

佐藤 萌々奈さんの作品

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奨励賞
氏名 高校名
青山 ななみ 犬山(愛知県)
佐竹 葉月 春日井泉(愛知県)
長谷川 もも 春日井泉(愛知県)
加藤 心海 春日井泉(愛知県)
梶川 信 岐南工業(岐阜県)
福田 一葉 椙山女学園(愛知県)
堤 桃花 豊田東(愛知県)
中村 瑠那 緑丘(愛知県)
吉田 乃彩 名城大学附属(愛知県)

青山 ななみさんの作品

佐竹 葉月さんの作品

長谷川 ももさんの作品

加藤 心海さんの作品

梶川 信さんの作品

福田 一葉さんの作品

堤 桃花さんの作品

中村 瑠那さんの作品

吉田 乃彩さんの作品

敢闘賞
氏名 高校名
横溝 彩乃 刈谷北(愛知県)
浅見 晃希 岐阜各務野(岐阜県)
宍戸 結菜 市立川崎(神奈川県)
坂元 希光 市立川崎(神奈川県)
亀谷 美桜 椙山女学園(愛知県)
小山 紫 津島北(津島北翔)(愛知県)
廣川 琴音 津島東(愛知県)
朝日 いおり 東濃実業(岐阜県)
鈴木 杏奈 豊川(愛知県)
小出 彩絢 豊田東(愛知県)
磯谷 茉優 豊田東(愛知県)
黒川 瀬奈 中川青和(愛知県)
小嶋 望華 名古屋市立工芸(愛知県)
寺本 龍晟 名古屋市立工芸(愛知県)
黒崎 元希 沼津工業(静岡県)
田嶋 夏葵 八戸聖ウルスラ学院(青森県)
上村 那寿 福江(愛知県)
小泉 明衣 府中(広島県)
泉谷 そら 北海学園札幌(北海道)
今井 陽向 港特別支援学校高等部(愛知県)
佐藤 穂乃香 美和(愛知県)
須崎 愛菓 守山(愛知県)
黒田 知里 夢野台(兵庫県)

キャッチコピー部門

敬称は略させていただきます
最優秀賞
氏名 高校名
清水 友彩 豊橋商業(愛知県)

[最優秀賞キャッチコピー] おすしだってふくをきますし

清水 友彩さん
 おすしがふくをかいにきた 田中達也作 白泉社
【講評】端的に言えば駄洒落であり、非常にシンプルではある。しかし温かみのある駄洒落であり、またしつこすぎないところもよい。自己主張しすぎず、なにやらとぼけた感じもあり、くすりと笑いがこぼれる一言である。つい口の中で繰り返したくなるいい作品。
優秀賞
氏名 高校名
三川 愛結
豊橋商業(愛知県)
平井 優樹
八戸聖ウルスラ学院(青森県)

[優秀賞キャッチコピー] イエベ秋のサーモン ブルべ夏のマグロ

三川 愛結さん
おすしがふくをかいにきた 田中達也作 白泉社
【講評】イエベとブルべはメーク用語のイエローベース、ブルーベースの略語であるが、聞きなれない人には非常に強い印象を与えており、これを取り入れたセンスが素晴らしい。なにか意味のよくわからないフレーズになっているのが逆に面白く、リズムも良い。語感にもセンスが感じられる作品。

[優秀賞キャッチコピー] 食べられる瞬間まで、誇り高く装う。それが私の宿命

平井 優樹さん
おすしがふくをかいにきた 田中達也作 白泉社
【講評】 絵本のおすしの図とともに用いられるところを考えると、悲壮感や真剣味のある言葉と内容のギャップに面白さが感じられる。仰々しい言葉はえてして滑稽さを伴うものであるが、それをうまく取り入れた表現になっている。文字数もぎりぎりに収めてあり、よく考えられた作品である。

奨励賞
氏名 高校名
中村 颯翼 犬山(愛知県)
大沢 欽士
東濃実業(岐阜県)

応募作品

審査のようす

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