グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム >  社会連携センター >  公開講演会 >  2015年度 開催報告

2015年度 開催報告


2015年12月19日 名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える

講師
  • 江口 忍/現代社会学部 教授
【パネリスト】
  • 鈴木 良英 氏/東洋経済新報社 名古屋臨時増刊 2015編集長
  • 寺本 政司 氏/中日新聞社 社会部長
  • 原田 さとみ 氏/フェアトレード名古屋ネットワーク FTNN 代表
  • 江口 忍/現代社会学部 教授
【コーディネーター】
  • 井澤 知旦/現代社会学部 教授

12月19日(土曜日)現代社会学部 開設記念シンポジウム 『名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える』

現代社会学部開設記念シンポジウムが、去る2015年12月19日(土曜日)に名古屋キャンパス白鳥学舎クラインホールにおいて開催され、一般の方と学生あわせ約200名の皆さまにご来場いただきました。

木船学長より「名古屋の未来について皆さんと一緒に考えていきたい」、小林現代社会学部長より、「名古屋の街で現代社会を学び、地域で活躍する人材を育てていきたい」との開会挨拶の後、『名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える』をテーマに、本学教員と学外有識者による活発な討議が繰り広げられました。最後に、水野現代社会学部教授の「現代社会学部には地(知)の拠点整備事業の中心メンバーが揃っており、今後も地域のために貢献していきたい」との閉会挨拶で2時間半に及ぶ充実したシンポジウムを締めくくりました。

名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える

【基調講演】「リニア、自動車革命、街の姿…、名古屋の歴史は今変わる!」江口 忍/現代社会学部 教授

名古屋は今、歴史的な転換期に差し掛かっている。第一は、リニア開業により、東京が近くなる、名駅が発展する、リニア以外の交通インフラが整備・変容する等の変化が生じる。具体的には、東京へのストロー現象、セントレアが首都圏第3空港の位置づけになること、栄の衰退、名古屋東部のベッドタウンの成長鈍化の進展、高速道路の名駅直結などが予測される。

第二は、自動車産業の変化である。トヨタは海外生産の拡大、愛知県外への生産移転を進めており、トヨタは世界市場で勝ち続けてはいるが、その業績と地域経済の好不調が以前のようにリンクしなくなってきている。

第三は、名古屋人気質の変化である。閉鎖的、出る杭を打つ、人の国際化の遅れといったこれまでの名古屋的風土が、リニア開業や自動車産業の変化、人の個性化(有名芸能人の輩出)などによって変化するのでないか。

名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える

【パネルディスカッション】「名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考えよう」
~名古屋の未来の実現のために~

鈴木良英 氏/東洋経済新報社 名古屋臨時増刊 2015編集長
訪日する外国人が名古屋詣でをするようになるのが理想である。外国人が長期滞在できるライフラインが不足しているので、病院での外国人対応の充実やインターナショナルスクールの整備を進めることが必要である。また、名古屋の強みであるものづくり産業と例えばIT産業等の融合が求められるのでないか。
  
寺本政司 氏/中日新聞社 社会部長
名古屋には夢や情熱、起業家精神が不足しているのでないか。リニア開業により、東京から来る文化と名古屋の文化が化学反応を起こし、より良いものが生まれてほしいと思う。グローバル社会において、名古屋は今後国内のみならず世界的な都市間競争に巻き込まれるので、多国籍企業や投資家などを取り込み、街の魅力を高めていくことが求められる。

名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える

原田さとみ 氏/フェアトレード名古屋ネットワーク FTNN 代表
2015年9月、名古屋は熊本に次いで国内二つ目のフェアトレード・タウンに認定された。街をつくっていく上で途上国を見てほしい、名古屋の街が途上国とつながってほしいと願っている。現代社会を生きるうえで、学生さんの皆さんには、大きな方針の下、賛同する人を誰も排除しない「ビッグテント・アプローチ」が参考になると思う。

江口忍現代社会学部教授
成長する都市には開放性と寛容性の二つのポイントがあると言われる。開放性について、名古屋は変化しつつあるが、寛容性(芸術家等の比率)の面でははまだまだである。学生の皆さんは、個を大事にし、批判的思考を身に付け発揮していくことによって地域を変えてほしい。

井澤知旦現代社会学部教授
名古屋は戦後、繊維産業から自動車産業への転換に成功したが、現在は第二の転換点にある。ぶれない芯を持ちつつ、環境変化にいかに対応していくかが求められる。学生の皆さんは歴史から現代社会を相対化する視点を持つとともに、あらゆる物事に関心を抱いて、名古屋で生まれたことを誇りにしてほしい。

当日のプログラム

総合司会:古池 嘉和/現代社会学部 教授

名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える

時間 講師
開会挨拶 13時30~13時40分  木船 久雄/学長
小林 甲一/現代社会学部長
基調報告 13時40分~14時20分 「リニア、自動車革命、街の姿…、名古屋の歴史は今変わる!」
江口 忍/現代社会学部 教授
パネルディスカッション 14時30分~16時00分 「名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考えよう」
(パネリスト)
鈴木 良英 氏/東洋経済新報社 名古屋臨時増刊2015編集長
寺本 政司 氏/中日新聞社 社会部長
原田 さとみ 氏/フェアトレード名古屋ネットワーク FTNN 代表
江口 忍/現代社会学部 教授
(コーディネーター)
井澤 知旦/現代社会学部 教授   
閉会挨拶 16時00分 水野 晶夫/現代社会学部 教授

名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える

開会挨拶/木船久雄学長

名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える

開会挨拶/小林甲一現代社会学部長

名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える

コーディネーター/井澤知旦現代社会学部教授(写真左)

名古屋の現代、ナゴヤのミライ社会を考える

パネルディスカッション風景

2015年12月13日 音楽で奏でるクリスマス

講師 【ゲスト】
  • 音楽でつながる会「カプリス」名古屋学院大学吹奏楽部
【クリスマスのお話】
  • 福井智/キリスト教センター主事

2015年12月11日 企業とまちづくり

講師
  • 宗次德二/カレーハウスCoCo壱番屋創業者
  • NPO法人イエローエンジェル理事長

2015年10月16日 雪国観光圏の観光まちづくり

講師
  • 井口智裕/一般社団法人雪国観光圏代表理事、旅籠いせん代表取締役

まちづくり入門公開講座『雪国観光圏のまちづくり』が開催されました

10月16日(金曜日)、一般社団法人雪国観光圏代表理事の井口智裕氏をお招きし、『雪国観光圏のまちづくり』と題した講演会が開催されました。本講演会は、経済学部で開講中の「まちづくり入門」(担当:経済学部田中智麻講師)で、公開講座として開催したものです。

井口氏は、一般社団法人雪国観光圏代表理事であると共に、旅籠いせん(旅館)の代表取締役として、事業者の立場から持続可能な地域づくりに取り組んでいらっしゃいます。雪国観光圏は、新潟県湯沢町を中心に周辺県の7市町村で観光振興に取組み、全国でも広域観光圏として先進的な取組みとして注目されています。井口氏は、8年以上にわたる雪国観光圏での取組みから、地域経営の考え方、持続可能な地域づくりに対する地域の関係者らとの意識の共有の大切について語られました。
観光まちづくりとは単にイベントのプロモーションではないこと、むしろ、そのプロセスにおいて地域の将来像を共有して地域内外での連携をすすめ、地域経営を実践することが大事であるとの実体験に基づくお話は、学生にとって示唆に富むものでした。

雪国観光圏の観光まちづくり

井口智裕氏(一般社団法人雪国観光圏代表理事)

雪国観光圏の観光まちづくり

会場の様子

雪国観光圏の観光まちづくり

経済学部 田中智麻講師

2015年8月4日 ドイツの地方都市はなぜ元気なのか-コンパクト・シティのクウォリティ

講師
  • 高松平藏/ドイツ・バイエルン州の小都市エアランゲン市在住の日本人ジャーナリスト

公開セミナー『ドイツの地方都市はなぜ元気なのか-コンパクト・シティのクオリティ-』

8月4日(火曜日)、本学主催の公開セミナー「ドイツの地方都市はなぜ元気なのか-コンパクト・シティのクオリティ-」を、瀬戸市にある“瀬戸蔵”にて開催しました。当日も暑さのたいへん厳しい陽気となりましたが、70名もの方にお越し頂きました。

今回の公開セミナーの目的は、本学COC事業の実施地域である瀬戸市を念頭に置いた上での地方都市の今後のあり方について考えることであり、そのために、少子高齢化、人口減、経済活動の低迷といった困難な状況から見事に復活しつつあるドイツバイエルン州エアランゲン市の事例について、同市在住のジャーナリスト高松平藏氏をお招きして、お話をお聞きすることとなりました。
お話の核心は、都市空間に「価値と機能を見出す」という視点を当てはめると、地方都市それぞれの機能と役割が明瞭になり、都市クオリティの概念がそれぞれの都市についてより明らかになるのではないか、というものであり、こうした点の実例としてエアランゲン市のまちづくりの過去と今を詳しくお話し頂きました。

出席者の中には、行政・企業・NPO等の関係者も多く、COC事業の対象地域である瀬戸市の今後、とくに第6次総合計画の策定に対して多くの示唆をいただきました。

ドイツの地方都市はなぜ元気なのか-コンパクト・シティのクウォリティ

ドイツの地方都市はなぜ元気なのか-コンパクト・シティのクウォリティ

ドイツの地方都市はなぜ元気なのか-コンパクト・シティのクウォリティ

2015年8月1日 ヨーロッパ危機と金融システムの役割

講師
  • マルクス・デンツェル/ライプツィヒ大学教授
  • 春井久志/元関西学院大学教授

公開講演会『ヨーロッパ危機と金融システムの役割』

8月1日(土曜日)午後、本学主催の公開講演会「ヨーロッパ危機と金融システムの役割」を名古屋キャンパス白鳥学舎「翼館」クラインホールにて開催し、ドイツ・ライプツィヒ大学マルクス・デンツェル教授を迎え、高度な学問的テーマを市民の皆さんと一緒に考えました。当日は暑さも厳しい条件での開催となりましたが、関係者含め100名を超える方にお越しいただきました。

ヨーロッパ危機と金融システムの役割

基調講演1:講師/マルクス・デンツェル氏(ライプツィヒ大学教授)
「金融危機における中央銀行の役割―アムステルダム為替銀行とヨーロッパ中央銀行の事例を中心に―」
17、18世紀世界経済の中心に位置したアムステルダム為替銀行は、銀行貨幣バンコ・ギルダーによって安定的な国際決済貨幣を供給し、その結果、ヨーロッパ金融危機を克服することができた。アムステルダム為替銀行は当時世界経済の信用決済システムの中心に位置し、2000年に設立されたヨーロッパ中央銀行との比較からも、国際決済貨幣を供給する最も重要な中央銀行機能を果たしていたということが言える。

ヨーロッパ危機と金融システムの役割

基調講演2:講師/春井久志氏(関西学院大学元教授)
「金融危機後の経済停滞と量的金融緩和策(QE):ヨーロッパと日本」
ヨーロッパではギリシャ危機以後、量的緩和策がとられたが、各国の財政構造の格差を埋めることができず、危機は悪化するばかりである。そこで、ドイツが直接主権国家ギリシャをはじめ、財政赤字国を支援するメルケルプラン、かつてのマーシャルプランのごときものが実行されることが解決への近道である。日本についても日銀黒田総裁の異次元の量的緩和策も多分うまくいかないであろう。中央銀行は国内経済にとって必要以上の貨幣を創造することができないと考えられるからである。日本のデフレ解決策は結局のところ成長戦略しかないというのが結論である。

ヨーロッパ危機と金融システムの役割

基調講演後、本学 経済学部 黒田知宏准教授をコーディネーターにパネルディスカションが行われ、金融危機における中央銀行の役割が再確認されました。会場からアンケートによる質問も多数寄せられ、活発な質疑応答が行われました。

マルクス・デンツェル教授は8月7日、アジアで初めての「世界経済史会議:京都2015」で、10名の世界の研究者を組織した公開討論会「金融経済危機における中央銀行の役割」を主宰して、注目を集めています。教授から日本の事例についても共同研究したいとの申し出があり、今回の講演会開催の運びとなりました。この機会に、名古屋学院大学経済学部とライプツィヒ大学歴史・芸術・東洋学部との貨幣金融分野における共同研究が計画されています。

ヨーロッパ危機と金融システムの役割

2015年7月11日 ザビエルと戦国日本

講師
  • 鹿毛敏夫/名古屋学院大学国際文化学部教授
  • 岸野久/元桐朋学園大学短期大学部教授
  • 木村三郎/日本大学芸術学部教授
  • 山崎岳/京都大学人文科学研究所助教
  • 中島楽章/九州大学大学院人文科学研究院准教授
  • 藤田明良/天理大学国際学部教授
  • 岡美穂子/東京大学史料編纂所助教

公開国際文化フォーラム『ザビエルと戦国日本』

7月11日(土曜日)午後、本学、ザビエル画像総合研究グループ共催の公開国際文化フォーラム「ザビエルと戦国日本」を開催しました。関係者含め約120名の皆様が聴講するなか、本学 国際文化学部 曽我良成教授の「開会挨拶」・同学部 鹿毛敏夫教授の「開催趣旨説明」の後、3時間にわたる講話とグループセッションが行われ、異文化・異宗 教の地日本と東アジアでの外国人宣教師の布教活動の実態が歴史的に紹介されました。

ザビエルと戦国日本

ザビエルと戦国日本

第1部では、鹿毛教授「描かれたザビエル」のポルトガルにあるザビエルと戦国日本の出会いを描いた絵画の紹介の後、岸野久 元桐朋学園大学教授による「ザビエル研究の新視点」と、木村三郎 日本大学教授による「神戸市立博物館蔵《聖フランシスコ・ザビエル像》について」の基調講話が行われました。
第2部では、山崎岳 京都大学助教による「バスク人と福建人」、中島楽章 九州大学准教授による「ザビエルの航海と華人海商」、藤田明良 天理大学教授による「ザビエルが見た中国船の神様の正体は?」、岡美穂子 東京大学助教による「アジアにおけるザビエルの活動を支えた商人、修道士たち」の4本の研究報告がなされ、アジアのなかでの宣教師ザビエルの位置づけに関する最新研究が披露されました。

7名の最新研究の一般向け報告に聴講者は熱心に耳を傾けて、500年前の異文化・異宗教の交流と融合、対立の実像への理解を深めたようすでした。

ザビエルと戦国日本

ザビエルと戦国日本

ザビエルと戦国日本

国際文化学部1年生の学生さんが、
運営にたずさわりました!

ザビエルと戦国日本

開会挨拶/本学 曽我良成 教授

ザビエルと戦国日本

開催趣旨説明・画像紹介/本学
鹿毛敏夫 教授

ザビエルと戦国日本

基調講話/元桐朋学園大学
岸野 久 教授

ザビエルと戦国日本

基調講話/日本大学 木村三郎 教授

ザビエルと戦国日本

グループセッションの様子です

ザビエルと戦国日本

戦国日本および東アジア世界の歴史文化的背景を知ることができました

ザビエルと戦国日本

ご来場いただきました皆様、
ありがとうございました!