【経営学部】あいちの山里 大学生による地域資源磨き上げ大作戦!新城市、設楽町エリアのフィールドワークを実施
長篠堰堤余水吐
2024年8月25日(日)から26日(月)にかけて、経営学部教員の岡本純ゼミに所属する学生、松本義宏基礎セミナーに所属する学生合同で、愛知県の三河山間地域関係人口拡大事業の一環である「あいちの山里〈大学生による地域資源磨き上げ大作戦!〉」のフィールドワークを実施しました。
新城市、設楽町エリアを対象に岡本ゼミ、松本基礎セミナー1年生の12名の学生が参加しました。
新城市、設楽町エリアを対象に岡本ゼミ、松本基礎セミナー1年生の12名の学生が参加しました。
1日目
1日目の最初に訪れた場所は長篠堰堤余水吐です。その光景からナイアガラの滝と呼ばれています。滝の落差と打ち付ける水の音に学生たちは圧倒されているようでした。実際に現地で見るとそのスケールの大きさに驚くばかりです。次に訪れたのは奥三河総合センターです。昼食を取った後に、設楽町公共施設管理協会事務局長の後藤修一氏から、設楽町の現状と課題について説明がありました。また星空を地域資源として地域の活性化につなげる取り組みについても説明がありました。説明を聞いた後に学生たちから、奥三河総合センターの稼働状況や来訪客の属性、星空を地域資源とした取り組みの現状と今後の動向などについて多くの質問がありました。その他に、遊べる花屋、田峯観音、四谷の千枚田を訪れ、新城市、設楽町の地域資源に触れました。1日目の終わりにはフィールドワークに参加した3つのグループから新城市、設楽町が抱える課題や関係人口の拡大につながる地域資源などが発表されました。
地域資源としての奥三河の星空について説明する後藤氏
遊べる花屋を経営する麻野間達矢氏から店舗コンセプトや立地特性などについて説明を受ける
各グループの発表について講評する岡本教授
2日目
2日目の最初に訪れた場所は新城市設楽原歴史資料館です。資料館の説明員の方から、新城市、設楽町の歴史について詳細な説明を受けました。館内には火縄銃に始まり現代の銃器に渡って多くの火器類が展示されていました。日本における火器類の歴史的進展について多くの学びが得られました。さらに歴史資料館の周囲には実際に戦で放たれた火縄銃の弾が残っているそうです。その話を聞き探しに行こうとする学生もいました。次に鳳来寺山自然科学博物館を訪れ、新城市、設楽町の地理について説明を受け、鳳来寺山付近に生息する動植物の展示物を見学しました。その他に旧門谷学校、湯谷園地、道の駅「もっくる新城」を訪れ、新城市、設楽町の地域資源に触れました。
説明員の方から長篠・設楽原の戦いについて説明を受ける
学芸員の方から鳳来寺山付近の山の自然について説明を受ける
このフィールドワークを通じて、地域の置かれている現状と抱えている課題についての様々な情報を収集できたことでしょう。それらの情報を活用して広い視点から新城市、設楽町の関係人口拡大につながるアイデアを見つけ出してもらいたいです。