グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ



ホーム > NEWS 新着情報 > 学生が届ける、イギリス発・幼いヤングケアラー支援の紙芝居:地域の子どもたちへ届ける新たな支援のかたち

学生が届ける、イギリス発・幼いヤングケアラー支援の紙芝居:地域の子どもたちへ届ける新たな支援のかたち


7月8日、ヤングケアラー啓発チーム「Be Happy」は、イギリスの「Young Carers Illustration Project」が原作提供し、「幼いヤングケアラー絵本プロジェクト」により日本語訳された紙芝居『おおごえぼし:ヤングケアラーハニーのぼうけん』の寄贈を受けました。

ヤングケアラー支援の提唱国として発展してきたイギリスでは、近年、8歳以下の幼いヤングケアラーが支援の対象から見えにくく、必要な支援につながりにくいことが課題となっています。こうした状況を受け、幼いヤングケアラーの存在を社会に広く伝え、子どもたちが安心して助けを求めるきっかけになることを目指して「Young Carers Illustration Project」が立ち上げられました。

この絵本は、イギリス公共放送BBCの子ども向け絵本読み聞かせ番組「CBeebies Bedtime Stories」で紹介され、YouTubeで公開された動画は3週間で180万回以上再生されるなど、児童書として注目を集めています。

本学では、日本語版の翻訳・普及に取り組む「幼いヤングケアラー絵本プロジェクト」の連携パートナーとして、この紙芝居を活用した啓発活動を進めていきます。今後は、ヤングケアラー啓発チーム「Be Happy」の学生たちが、地域イベント等で活用することで幼い子どもたちにもヤングケアラーについて知ってもらう機会を広げていく予定です。

また、紙芝居は日本固有の文化として発展してきた表現形式であり、当初イギリスではほとんど知られていませんでした。本学から紙芝居化を提案したことをきっかけに、イギリスでも絵本を紙芝居スタイルに作り直して活用する取り組みが始まっています。

イギリスで生まれた物語が、日本の紙芝居という文化を取り入れて新たな形となり、本学の学生たちの手によって地域の子どもたちへ届けられるといった、国境や文化を越えた実践的な連携が実現しました。


左:杉浦悠珠さん/幼いヤングケアラー絵本プロジェクト
中央:松尾颯斗さん/現代社会学部4年生
右:澤田景子講師/現代社会学部

原作者:アナ・グラサからのコメント

今回このような形で私の物語が日本で紹介されることを、とても嬉しく思っています。
紙芝居という表現方法を提案してくださった名古屋学院大学の皆さまに、心から御礼申し上げます。『おおごえぼし』の紙芝居は、イギリスでも学校の集会や授業の場で大歓迎されています。また、名古屋の子どもたちにこの物語を届けることに取り組んでくださる学生の皆さまにも、心からの感謝をお伝えしたいと思います。日本のヤングケアラーの子どもたちが『おおごえぼし』の物語に触れられるようになったことは、私にとって何よりのよろこびです。

ページの先頭へ戻る