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【NGU教養スタンダード】「基礎英語1」で学生が英語でアカデミック・プレゼンテーションに挑戦!


リハビリテーション学部 松田佑治講師から授業の様子が届きました

― 機械翻訳・AI翻訳を適切に活用する現代型の新しい英語教育 ー

NGU教養スタンダード科目「基礎英語1」(担当: 松田佑治講師)で、6月下旬から7月中旬にわたって、英語による5分間のアカデミック・プレゼンテーションが実施されました。また、5月下旬には、3分間のセルフアピール(自分を最大限アピールする英語での自己紹介)が実施されました。
この授業では、入学時に学生に配布されたPCを使って、機械翻訳・AI翻訳の適切な使用法を学びます。また、学生がMicrosoft PowerPointを使って、興味・関心に基づいて学生自身が自由に選んだテーマで、それぞれのリサーチの成果を英語で5分間で発表します。今回は、本授業の3つの特徴を見ていきましょう。
<特徴1> 筆記テストに代えて、2回の英語プレゼンテーションと授業外課題で評価
「基礎英語1」では、筆記テストは実施せず、セルフアピール(3分間)と最終プレゼンテーション(5分間)の2回の発表を中心に成績を評価しています。また、英語の学術論文や研究発表で頻出する基礎的な英単語や英語表現・コロケーションなどを授業外課題で学び、その成果を2回のプレゼンテーションで実際に活用することで、インプットとアウトプットを組み合わせた学習を行います。同世代の仲間を前に、英語で自分の意見とその根拠をアカデミックで求められる型に基づいて伝える経験は、一発勝負の筆記テストでは身に付けにくい実践的な英語運用能力や発信力を育てます。本授業では、このような「実際に英語を使う経験」を何よりも重視しています。

<特徴2>生成AI時代だからこそ問い直す、「大学で英語を学ぶ意味」
大学の英語教育では、教科書を購入し、その内容に沿って授業を進める形式が現在でも広く採用されています。しかし近年、生成AIの急速な発展により、「なぜ大学で、しかも全員が英語を学ぶ必要があるのか」という根本的な問いが、これまで以上に重要になっています。そこで本授業では、担当教員が研究活動で培った専門性を生かし、大学だからこそ学べる実践的な英語力の育成を目指しています。具体的には、英語の学術論文を読んだり書いたりするための基礎力、自分の研究内容を英語で要約する力、アカデミックな場で求められるプレゼンテーションの方法に沿って英語で発表する力、さらに英語論文における適切な引用方法などを、実践的な演習を通して学びます。単に英語を「読む」「聞く」だけではなく、大学での学びや研究につながる英語を実際に使う経験を重視している点が、本授業の大きな特徴です。

<特徴3>実践を通してAI・機械翻訳を使いこなす力を育成
授業外課題では、AI・機械翻訳の活用を前提として、学生がMicrosoft Wordを用いて英語の課題を作成・提出します。課題には、AI・機械翻訳が誤りやすい英文を実際に訳し、その問題点を考察するものや、日本語と英語の発想や表現の違いを理解するための問題演習を取り入れています。学生はAI・機械翻訳を単に利用するだけでなく、その出力を批判的に読み取り、適切に活用する力を身に付けていきます。また、AI・機械翻訳が提案した表現の中には、学術的な文章やプレゼンテーションで有効に活用できる優れた英語表現も少なくありません。授業では担当教員が、それらの表現が実際に使われている例を示しながら解説し、AIの長所を生かしつつ、限界も理解したうえで活用する力を養います。
授業アンケートの自由記述欄には、「自分自身が5分間も英語で発表できるようになるなんて、夢にも思わなかった」「英語に対する自信が少しだけついた」「高校までの英語の授業では経験したことのない内容ばかりだった」といった感想が寄せられました。AI時代だからこそ求められる「英語で考え、伝える力」を育む授業として、学生からも高い評価を得ています。

※掲載されているすべての写真は、当該学生からの掲載許可を得ています

NGU教養スタンダード科目について

全学部学生を対象とした共通の教養教育科目群です。社会人として必要な豊かな教養を養うリベラルアーツ教育をベースに、キャリア教育や実践教育を含む幅広い学問分野を網羅し、現代社会を生きぬくために必要な幅広い知識とスキルを身につけます。

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