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【NGU教養スタンダード】スポーツ初級、アダプテッドスポーツ


経済学部 伊藤幹准教授から授業の様子が届きました。

今年度よりスポーツ初級にて展開してきたアダプテッドスポーツ。
これまで、サウンドテーブルテニス、モルックを少し改変したもの、気配切りと題材を変えながら展開してまいりました。最後はゴールボールを少し改変したものを題材として実施しています。ゴールボールは本来、バレーボールのコートで、高さ1.3mの横長のゴール、鈴の入ったバスケットボール大の専用のボールを用いて3対3で行う競技ですが、今回の授業では、バドミントンのコートで2対2のゲーム、バレーボールのコートで3対3のゲームを行い、ゴールはないのでエンドラインを越えたら得点、鈴の入ったゴムボールを用いて実施しています。

今回もプレイヤーは常にアイマスクをした状態でプレイをし、補助者はどうやったら得点できるかを考えて補助します。ただ、自分の位置の確認など、必要最低限の指示に留めるようにしました。また、今回補助者にはプレイヤーが状況をつかめるように、また楽しんでプレイできるように、状況を知らせる声掛けをするよう指示しました。視覚情報がない状態では、周りの音、声が状況を把握するために重要な役割を担います。ちゃんと伝えてもらえなければ、「何かは起こったんだろうけど、何が起こったのだろう?」という状況になり、周りの補助者は見ていて楽しいかもしれませんが、実際にプレイしているプレイヤーたちは置いてきぼりになってしまいます。みんなで楽しむためには、プレイヤーだけでなく、補助者の力も必要になってくるわけです。

他のスポーツの授業をしていても声掛けができない、必要なことが伝えられない学生が以前より増えてきているような印象を受けます。少しでも積極的にコミュニケーションがとれるようになってくれると嬉しく思います。

秋学期も同様の授業を展開します。今回題材にしたスポーツは、本学の体育館で実施するのに適した形、授業として実施するのに適した形にルール等改変して実施しました。どういうルールにしたらみんなで楽しめるのか、また補助について学べるのか、さらに考えていきたいと思います。手作り、手探りで始まった授業ですが、少しでも学生のためになればと思います。


◇アダプテッドスポーツの授業の様子についてはこちらからもご覧いただけます
・【NGU教養スタンダード】今年度よりスポーツ初級でアダプテッドスポーツを展開

NGU教養スタンダード科目について

全学部学生を対象とした共通の教養教育科目群です。社会人として必要な豊かな教養を養うリベラルアーツ教育をベースに、キャリア教育や実践教育を含む幅広い学問分野を網羅し、現代社会を生きぬくために必要な幅広い知識とスキルを身につけます。

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