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【教職課程】「生徒・進路指導論」(担当:天野幸輔准教授 )の様子


外国語学部 天野幸輔准教授から、授業の様子が届きました

2024年5月16日(木)の教職課程「生徒・進路指導論」の授業の様子が届きました。

「生徒指導担当の先生」と聞くと、どのような先生をイメージするでしょうか?長年、「校則を取り締まるような厳しい先生」といったイメージが強かったようですが、今も学生へのアンケート・レポートにはそのような記述が見られます。しかし徐々に、悩みを聞いてくれる先生といった印象を語る学生も増えてきています。
2022年に「生徒指導提要」が改訂されました。その中に、「発達支持的生徒指導」という言葉が加わったことが最も大きな変化である、とする見解を述べる先生もいます。「問題行動を起こした児童生徒をどうするか」という点は「狭義の」生徒指導であり、「何も問題がない時から日々充実した授業を通じて、生徒指導を機能させていく」といった「広義の」生徒指導が強調されたということですね。
 
もともとまじめで、課題に一生懸命に取り組める学生が多い教職課程ですが、生徒指導や道徳教育となると、真剣さは一層強くなることを実感しております。「職業指導運動」「精神測定運動」「精神衛生運動」といった1900年代初頭のアメリカのガイダンスの源流や、道徳性の発達理論を生かした指導を学び、次回はロールレタリング(役割交換書簡法)の実習を行って、矯正教育についても取り上げます。知的に学びつつ、相手の立場を思って手紙を記すことで、どのような気もちを味わうか、実体験を含みながら学びます。役割取得の意義を、身をもって実感できるといいですね。

授業の様子

3人組で意見交換を行う活動が多いです。

学校は価値を教える場でもあります。多様な意見や見方を仲間から学びます。

人間相手の仕事の基本はコミュニケーションですね。

いろんな学部の仲間がいて、教員免許状への動機も様々ですので、思わぬ大きな学びを生み出します。

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