英語学専攻(通信)博士後期課程
社会の第一線で活躍しながら、より高度な最新の研究について学べる環境を支援します
英語学専攻博士後期課程では、英語学およびその関連領域について、国際化・情報化時代にふさわしい高度な学識と能力を備えた職業人、および高等専門教育機関の研究者などの育成を目指します。
学位取得までの学修研究計画
入学から学位(博士)取得までの標準的な学修研究計画は次のとおりです。
博士後期課程3年間の主な学修・研究の流れ(モデル)
1年次 | 2年次 | 3年次 | |
特殊講義科目履修 リーディングリスト学修(※1) 博士論文のための研究調査 |
博士論文のための研究調査 リーディングリスト学修(※1) 学会発表・研究誌への投稿(※2) |
博士論文執筆 リーディングリスト試験 学会発表、研究誌への投稿(※2) |
|
4月 | 学修研究ガイダンス・スクーリング | スクーリング | スクーリング |
5月 | 特殊講義課題レポート提出 リーディングリスト学修 研究調査・資料収集 |
特殊講義課題レポート提出 リーディングリスト学修 研究調査・資料収集 学会発表・投稿 |
①博士学位論文計画書および要旨の提出 ②リーディングリスト試験に合格 ③学会発表および論文投稿実施報告書の提出(※3) 博士論文提出許可 論文執筆 学会発表・投稿 |
6月 | |||
7月 | |||
8月 | スクーリング | スクーリング(中間発表必須) | スクーリング(中間発表必須) |
9月 | 特殊講義課題レポート提出 リーディングリスト学修 研究調査・資料収集 |
特殊講義課題レポート提出 リーディングリスト学修 研究調査・資料収集 論文執筆 学会発表・投稿 |
博士学位論文(第一次稿)提出 |
10月 | 口頭試問・論文審査(事前審査) 問題点・修正箇所の指摘を受ける |
||
11月 | 博士論文の修正 | ||
12月 | スクーリング | スクーリング | 博士学位論文(最終稿)提出 |
1月 | 課題レポート提出最終期限 特殊講義在宅試験 研究レポート提出 |
課題レポート提出最終期限 特殊講義在宅試験 研究レポート提出 |
博士学位論文最終試験準備 |
2月 | スクーリング | スクーリング | 博士学位取得最終試験 |
3月 | リーディングリスト学修 研究調査・資料収集 |
論文執筆 学会発表・投稿 |
学位記授与式 |
リーディングリストの学修および学会発表・投稿の時期については年間を通じて期限までに任意におこなうこと。(※1、※2)
①~③は、6月に実施予定。(※3)
①~③は、6月に実施予定。(※3)
講義の実施方法と単位認定
通信指導
「大学院履修要項・シラバス」の「科目別ガイド(シラバス)」にしたがって、各科目の指定教材、参考文献などを自宅で学修し、与えられた課題に対して指定期日までにレポートを提出します。指定教材の学修およびレポートの作成段階で、適宜、担当教員より添削・指導を受け、作成されたレポートが「適格」であれば、当該科目の試験(筆記または在宅試験)により合否が判定され、合格すれば単位が認定されます。
スクーリング
演習科目について1年次の4月、8月および12月に、スクーリングで直接担当教員から講義と指導を受けます。スクーリングの日程については別途ご案内します。
単位認定
各科目の単位取得の要件は次のとおりです。
特殊研究科目 | (1科目2単位)2科目選択受講 |
通信指導 | 課題レポート提出 |
試験 | 科目毎の筆記または在宅試験合格(科目により異なる) |
演習科目 | (1科目12単位)1、2、3年合わせて1科目受講 |
通信指導 | 1・2年次1月に研究レポート提出 |
スクーリング | 1・2年次それぞれ16コマ(1コマ90分)受講、4・8・12・2月に実施予定。 3年次は8コマ受講、4・8月に実施予定。(1・2・3年合わせて40コマ実施。) |
博士論文作成 | 文献収集、考察、執筆 |
※スクーリングの実施日程は、ゼミによって調整変更される場合があります。
今までの博士学位授与者
学位授与日 | 番号 | 氏名 | 学位論文タイトル |
2011年3月16日 | 甲-1 | 神村 伸子 | A Study of EFL Argumentative Strategies: Factors that Affect the Choice of Organizational Pattern |
2011年9月15日 | 甲-2 | 小杉 花代 | Exploring Japanese Language Realities: Issues Surrounding Swearing |
2011年9月15日 | 甲-3 | 望月 節子 | Irony and Myth in the Works of Margaret Atwood |
2012年9月13日 | 甲-4 | 森川 寿 | Wagnerian Elements in Bernard Shaw's Early and Middle Plays |
2013年3月16日 | 甲-5 | 飯尾 晃宏 | タスクの定義に則ったペア・ワークのコミュニケーション能力向上と第二言語習得への有効性 |
2014年9月18日 | 甲-6 | 片野 正人 | A Research into Samuel Johnson's Set of Two Dictionaries: the Folio Edition and the Abstracted Edition ▶リポジトリへ |
2015年9月10日 | 甲-7 | 阿部 秀樹 | Effects of Form‐Focused Instruction on the Acquisition of Weak Forms by Japanese EFL Learners ▶リポジトリへ |
2016年3月21日 | 甲-8 | 関 きみ子 | 早期L2英語教室のオーラル・コミュニケーション活動―談話における理論と実践の統合を探る― ▶リポジトリへ |
2017年3月21日 | 甲-9 | 山之内 健太 | Attitudes of Japanese Students and Teachers of English about Speaker Models ▶リポジトリへ |
2018年3月20日 | 甲-10 | 三上 貴教 | グローバル人材育成における英語ディベート実践の重要性に関する考察 ▶リポジトリへ |
2018年3月20日 | 甲-11 | 中神 美里 | Breaking Taboos in Asian Young Adult Fiction: The Cases of Japan and Thailand ▶リポジトリへ |
2018年3月20日 | 甲-12 | 西村 サト子 | Re-examining Gender Differences in Contemporary Japanese Speech Patterns ▶リポジトリへ |
2018年3月20日 | 甲-13 | 森 健二 | Honing the Rhetorical Tool: Rhetoric in Political Speeches ▶リポジトリへ |
2020年3月21日 | 甲-14 | 森原 彩 | Remotivationが発生する条件とは何か―日本の高等学校生徒の英語学習に焦点をあてて― ▶リポジトリへ |
2020年3月21日 | 甲-15 | 飯塚 秀樹 | English as a Foreign Language (EFL) 環境下における英語コミュニケーションの基盤を養成するための一方略 ▶リポジトリへ |
2022年3月19日 | 甲-16 | 五十嵐 淳子 | 幼児を取り巻く英語環境―未就学児の英語教育を通して― ▶リポジトリへ |
2023年3月19日 | 甲-17 | 瀧本 哲弘 | 小学校高学年児童に効果的な外国語授業構成についての考察―改訂型PPP・TBLT型・折衷型授業構成による単元指導の比較検証― ▶リポジトリへ |
2024年3月20日 | 甲-18 | 工藤 泰三 | Integrating Global Citizenship Education and Language Learning Based on the Approach of Content and Language Integrated Learning(CLIL) |