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学部の活動

【2025.07.19】BIP:BIPプログラム10周年記念フォーラムを開催しました


2025年度の夏のオープンキャンパスが実施された7月19日(土)の午後2時より、本学名古屋キャンパスしろとりのクラインホールにて、BIPプログラム10周年記念フォーラムを開催しました。

2015年秋学期からスタートしたBIPプログラムも10周年を迎え、これまで延べ38社の企業からの協力を得て展開してきました。この10周年という節目に、このBIPプログラムで活躍した卒業生とその職場の上司様をお迎えして、改めて同プログラムの意義や課題を確認する機会とすることを目的として、フォーラムを開催しました。会には、これまでのBIPプログラム協力企業関係者様や在学生の保護者様、当日オープンキャンパスに来校された方々、本学卒業生、本学からは西中理事長、赤楚学長、山田事務局長を始め、多くの教職員の皆様にも参加頂きました。

フォーラムは、まず児島経済学部長の挨拶そして本学部の教育の目指す方向性とその取り組みの現状・成果等についての話がなされ、BIPプログラムを立ち上げた経済学部の大石教授から「BIPプログラムの歩み」と題した講演の中で、同プログラムの目的・意義、具体的な運営方法等の説明がなされました。
そして本学経済学部3年生らのプレゼン実演があった後、ゲストに登壇頂き、座談会を行いました。今回お招きしたのは、プロトコーポレーションから日下部耀様(23年卒)とその上司の清水茂代司様(常務取締役)、博報堂から島悠里様(24年卒)とその上司の西川忠亨様(中部支社ビジネスデザイン部部長)の4名の皆様。経済学部の秋山准教授の司会の下で、日下部様や島様に在学中のBIPプログラム履修を振り返って頂き、なぜ履修を決めたのか、どんな困難があったのか、何を意識して取り組み、どんな力が身に付いたと実感したか、そしてその力が社会に出てどう活かされているのかなどについて、過去の履修時のプレゼンスライドや動画を見ながら話をしました。日下部様も島様も入学前からBIPプログラムに関心があり履修したこと、履修を重ねるにつれ、資料作成やデータ分析スキルが大きく向上したことを実感したとの話がありました。お二人とも、取り組みは大変で負荷がかかるけれども、最終的に得られる達成感が大きく、それが履修継続に繋がり、その履修継続が大きな成長に結びついたという認識は一致していました。

上司の清水様と西川様には、同プログラムの評価を頂き、ここで取り組む内容は社会に出てから取り組まなければならない仕事そのものであり、そこを経験してきた学生は即戦力となり、まさに卒業生の二人は即戦力となっているとの評価を頂きました。さらに、世の中が不安定となり、企業も生き残りをかけて必死にならないといけない中、これまで以上にデータに基づいた判断をしていく必要があり、同プログラムで注力している実践を通じてのデータ分析力の向上は非常に大きい意義を持つという評価を頂きました。また、第三者的な視点でのBIPプログラムに対してアドバイスをお願いしたところ、西川様より、新しいものを生み出していく上で、そこで働く人たちの個性は非常に大切で、よりその個性を育てることを意識して教育を展開して欲しいというご助言を頂くなど、非常に得るものが大きい座談会になりました。

最後は伊沢副学長から大学の成り立ち、創設者のクライン博士の名古屋における厳しい中での布教活動とBIPプログラムの意義を絡めた話がなされ、締めの挨拶を持ってフォーラムは会を閉じました。この10年、積み重ねてきたことを活かし、次の10年ではより学生の成長と成果にコミットするプログラムへと発展させていくよう尽力して参ります。

フォーラムの様子

◇大学HP:経済学部 BIPプログラム
https://www.ngu.jp/economics/bip/

秋学期 最終成果報告会を実施します

12月13日(土)にプロトコーポレーション様向け最終成果報告会、20日(土)に中部電力様向け最終成果報告会を名古屋キャンパスたいほうにて実施します。
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