グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ



歴史観光まちづくり

2015年度 活動報告



2016年02月02日|名古屋城天守閣の整備 タウンミーティングを開催しました

意見交換を行いました。
1月29日(金曜日)、名古屋城天守閣の整備に関するタウンミーティングが行われました。
名古屋市では、現天守閣の劣化や耐震性の確保など様々な課題がある中、天守閣の現状や課題、過去の調査結果、経済波及効果、耐震改修や木造復元についての検討状況などについての説明会を開催し、市民と意見交換を行っています。

今回、名古屋市の担当者の方が来学され、井澤知旦教授(現代社会学部)司会のもと、留学生を含む17名の学生が参加し、名古屋城への意見・感想など、それぞれの想いを発表しました。

タウンミーティング

2016年01月25日|国際会議参加者へのエクスカーション発表会を開催しました

学生独自の発想の光る内容でした
1月15日(金曜日)、「上級まちづくり演習(担当:田中智麻講師)」で、国際会議参加者に向けたエクスカーション(観光体験プログラム)の企画発表会が行われました。
COC事業で開講中の「上級まちづくり演習」は、「歴史観光まちづくり学」「歴史観光まちづくり演習」の上位課目に位置するものです。歴史観光まちづくり演習で、観光資源の活用や名古屋における国際会議の意義と取組みを学んだ学生らが履修します。

上級まちづくり演習は、名古屋周辺の地域資源を国際会議参加者らが体験するためのエクスカーション(特別プログラム)企画に取組みました。学生は4班に分かれ、班ごとにテーマを決めて観光資源を洗い出し、会議参加者に提供する体験プログラムとするために、現地調査を行い企画を練りました。
発表会では、国際会議場の中谷館長、名古屋観光コンベンションビューローの木野氏、花澤氏、神野氏らにご出席いただき、発表後に企画実現に向けた意見交換が行われました。

なお、今学期に発表したエクスカーションは、来年度に開催される大型の国際会議に向けて、会議主催者や白鳥庭園、名古屋城などと共に実施に向けた協議を進め、次年度の「歴史観光まちづくり演習」でも題材とする予定です。

発表内容

1班:『熱くて悪いか!あつたを10倍楽しむ』
国際会議場と名古屋学院大学、白鳥庭園、堀川を繋ぐ、日常的な地域活性化を提案する
2班:『名古屋城と大須商店街 名古屋今昔物語』
名古屋の定番観光資源を体験プログラムの充実により、遊び方を提案する
3班:『やきもの文化とリニモツアー』
日本独特の陶磁器文化体験と愛知ならではの産業技術を楽しみながら提供する
4班:『徳川家康と行く!愛知県の食文化ツアー』
徳川家康とゆかりの深い愛知の食文化について、岡崎八丁味噌を中心に構成する

エクスカーション発表会

エクスカーション発表会

エクスカーション発表会

エクスカーション発表会

2015年10月29日|「瀬戸市まるっと体験ツアー」を行いました!

観光とおもてなしについて思いをめぐらせました
経済学部 田中智麻講師が、「上級まちづくり演習(名古屋)」と「歴史観光まちづくり演習(瀬戸)」の合同授業として、10月17日(土曜日)に「瀬戸市まるっと体験ツアー」を行いました。名古屋キャンパスの学生は「国際会議参加者へのエクスカーション」、瀬戸キャンパスの学生は「瀬戸の観光資源の活用の現状」に着目して演習に臨みました。
始めに、瀬戸の招き猫ミュージアムを訪れ、まるっとミュージアム鈴木会長から100年の歴史を持つ瀬戸の招き猫についてお話を聞きました。招き猫の絵付け体験では、描き始めは緊張していた学生も次第に筆がすすみ、個性的な招き猫が誕生しました。続いて、赤津地区の窯元霞仙では、窯主の加藤氏の実演を拝見し、みるみるうちに形ができあがる窯元のろくろ技術に感銘を受けました。また、霞仙さんは、陶芸教室を開いてインバウンドの長期滞在を受入れており、滞在中のカナダ人・オーストラリア人の受講者に体験についてお話を聞きました。
最後は、瀬戸の市街地を一望できる陶祖公園へ行き、瀬戸が陶器産業で繁栄した時代に移築された由緒ある茶室(竹露庵)を見学しました。瀬戸物の器でお茶をいただきながら、学生たちは観光とおもてなしについて思いをめぐらせました。
この演習を踏まえて、名古屋の学生は「国際会議参加者に向けたエクスカーション」を企画していきます。また、瀬戸の学生は、「瀬戸の資源の活用の仕方とその発信方法」を考えます。

瀬戸市まるっと体験ツアー

瀬戸市まるっと体験ツアー

瀬戸市まるっと体験ツアー

瀬戸市まるっと体験ツアー

2015年10月01日|『歴史観光まちづくり』後期の授業が始まりました!

専門家によるお話は大変興味深く、とても勉強になります!
秋学期が始まり、9月18日(金曜日)より授業が開講されました。COC事業の3本の柱である地域商業、歴史観光、減災福祉の授業も新たな履修者と共にスタートしました。
経済学部 田中智麻講師の担当する『歴史観光まちづくり学』では、最近注目されている新しいツーリズムを学び、身近な観光資源について考えます。また、自分から発信する力を身に付けるためにも、授業冒頭の5分間を使い「自分が人に伝えたい、お勧めしたい観光地」について、代表の学生が順番にプレゼンテーションしていきます。
『歴史観光まちづくり演習』の方も、経済学部 田中智麻講師が担当し、名古屋国際会議場に隣接する大学として、国際会議来場者などに対するおもてなし方を含めたホスピタリティについて考えを深めます。国際会議に関係する方々をゲストとしてお招きし、現場からのお話を聞くと共に、実際に学生自身が地域のイベントに参加し、観光案内を務めるなど実践を伴った学習に取組んでいきます。
9月30日(水曜日)には名古屋国際会議場に出かけ、館長の中谷 務氏より、国際会議場の概要や、施設、課題等についてお話をしていただきました。どの学生も中谷氏のお話に耳を傾け、メモを取るなどとても熱心に参加することができました。随時、疑問に思うことを質問する積極的な様子もみられ、今後の授業の展開が楽しみなスタートとなりました。

『歴史観光まちづくり』後期の授業

『歴史観光まちづくり』後期の授業

『歴史観光まちづくり』後期の授業

『歴史観光まちづくり』後期の授業

2015年05月26日|『瀬戸バスツアー』を実施しました!!

焼き物の街瀬戸の地域資源を知ることができました!

5月25日(月曜日)、瀬戸キャンパスの授業「歴史観光まちづくり学」(担当:経済学部 田中智麻 講師)で、『瀬戸バスツアー』を実施しました。
授業を履修している学生90名のほとんどがリハビリテーション学部1年生ということもあり、まずは瀬戸市の全体像を知ってもらうために、このツアーが組まれました。全国的にも有名な焼き物の街である瀬戸を感じることができるよう、窯業の会社や工房の多く集まる「品野地区」→「水野地区」→「中心市街地」→「赤津地区」をバス2台で回りました。

瀬戸バスツアー

途中、愛知県陶磁器工業協同組合の陶土鉱山(通称:グランドキャニオン)に立ち寄り、組合の方から説明をしていただきました。グランドキャニオンを見渡しながら、「あの黄色い土はタイル用の粘土です」と具体的に詳しく解説してくださり、また実際に瀬戸の代表的な粘土である「木節粘土」や「蛙目粘土」を触らせていただきました。普段は入ることができない陶土鉱山だけに、学生はいつも以上に集中して五感を働かせていました。
また、窯業以外にも、瀬戸市には豊かな歴史があります。

尾張徳川家の初代藩主義直公の廟所がある定光寺や、江戸時代に尾張地方の政治の中心地だった水野代官所跡など、学生にとって瀬戸市の地域資源を新たに発見できるツアーとなりました。
今後、瀬戸地域の特性や課題について、より深く学んでいきます。

瀬戸バスツアー

瀬戸バスツアー

瀬戸バスツアー

2015年05月12日|宮宿から堀川エリアを知ろう!第三弾~名古屋城に行ってきました!!~

名古屋市の観光資源のPRについて加藤清正氏が熱く語ってくださいました!
5月9日(土曜日)、『歴史観光まちづくり演習』(担当:田中智麻 経済学部講師)の授業にて、3回目の課外授業が行われました。宮宿から堀川エリアを知ろう!第三弾は、名古屋城の由来と、地域資源のPRの方法を学ぶために、名古屋城を訪れました。

名古屋城管理事務所の宮川氏に名古屋城内郭部を案内していただきました。水堀があり、南蛮たたきの塀には鉄砲狭間があり、戦いの際の緊急の脱出路として使われた埋門(うずみもん)、防御で大きな役割を果たした鵜の首など、敵の攻撃から守る実践的で機能的な造りであることが分かりました。

そしてこの日は、『名古屋おもてなし武将隊』の加藤清正氏が授業に特別出陣してくださいました。“加藤清正”は、築城名人として知られ、わずか3ヶ月で名古屋城の天守閣の石垣を積み上げたといわれています。
『名古屋おもてなし武将隊』は、名古屋を観光の名所として楽しんでもらえるよう、名古屋の地域資源をメディアやWeb、各地に出陣することで発信しています。
加藤清正氏は、「知ればこそ面白い、知らずに観るから面白くない。」と強調して話されました。愛知県、名古屋市には寺社仏閣が多くあることや、有名武将が多く輩出された土地であることなど、歴史の話題を戦国より蘇ってきた自分たちが媒介となってPRすることでより、興味をもってもらえるよう取り組んでいると教えていただきました。

これまで『宮宿から堀川エリアを知ろう!』をテーマに、第一弾から第三弾まで段階的に学習を進めてきました。
第一弾(4月21日)では、宮の渡しから熱田神宮までの散策を行い、熱田エリアの観光資源に触れ、歴史の魅力にあふれたまちであることを学びました。第二弾(4月28日)では、大学に隣接する国際会議場と白鳥庭園を訪れ、ビジネスによる訪問客に向けた観光資源の利用のされ方を学びました。そして、第三弾(5月9日)の名古屋城では、より多くの人の興味を引く観光資源の発信方法について『名古屋おもてなし武将隊』の活動事例からヒントを得て、学ぶことができました。
今後、これまで学んできたことを生かして、自分たちが伝えたいと思う観光資源を選び、発信していきます。

宮宿から堀川エリアを知ろう!第三弾

宮宿から堀川エリアを知ろう!第三弾

宮宿から堀川エリアを知ろう!第三弾

宮宿から堀川エリアを知ろう!第三弾

2015年05月11日|宮宿から堀川エリアを知ろう!第二弾~国際会議場、白鳥庭園~

訪問客へのおもてなしについて学びました。
4月28日(火曜日)、『歴史観光まちづくり演習』(担当:田中 智麻 経済学部講師)の授業にて、第2回目の課外授業が行われました。宮宿から堀川エリアを知ろう!第二弾は、国際会議場と訪問客へのおもてなし、です。

大学に隣接する名古屋国際会議場は、国際会議や学会がほぼ毎日開催されており、当日も学会の最中でした。学生にとっては入学式やコンサートで利用するセンチュリーホールのイメージが強い国際会議場ですが、様々な会議室や設備があることを知りました。

国際会議場を後にして、堀川に沿って向かうのは白鳥庭園です。白鳥庭園の川島所長に、庭園を紹介していただきながら茶室(清羽亭)に向かいました。
白鳥庭園は、日常的な市民向けのお茶会やマーケットの他、国際会議参加者などに対するエクスカージョン(会議後の催し)で活用されています。清羽亭は、広間の二つの茶室と中洲の上の立礼席で、庭や池を眺めながら茶の湯を楽しむことができます。
白鳥庭園のエクスカージョンのお話を聞きながら、立礼席にてお抹茶をいただきました。

大学の隣にあるにもかかわらず、学生にとってはあまり触れる機会がない国際会議場や白鳥庭園ですが、ビジネスによる訪問客が多い名古屋では、観光客に向けるものとは違った地域資源とその活用があることを学びました。

宮宿から堀川エリアを知ろう!第二弾

宮宿から堀川エリアを知ろう!第二弾

宮宿から堀川エリアを知ろう!第二弾

宮宿から堀川エリアを知ろう!第二弾

2015年04月27日|「地域巡回バスの魅力づくり事業」が始まりました

新たなプロジェクトが始まりました!
4月24日(金曜日)、名古屋市役所正庁にて、本学と名古屋市が相互に連携して取り組む「地域巡回バスの新たな魅力づくり事業」のキックオフセレモニーが執り行われました。

このプロジェクトはCOC事業の一環として行われ、「プロジェクト演習A(担当:井澤知旦教授)」を履修する学生に加え、井澤ゼミに所 属する3年生や、4年生の有志学生が参画しています。 支援教員として、現代社会学部古池嘉和教授・江口忍教授、商学部伊藤昭浩教授が参加し、この事業をバックアップしていきます。
 
「地域巡回バス」は公共施設や病院・商店街など、日常生活に密着した路線となっており、地域の住民にとって生活に欠かせない交通手 段となっていますが、認知度や利用状況の点では、大きな課題があるそうです。そこで、これらの課題を学生ならではの柔軟な発想力と情報力を活かし、名古屋市内を走る「地域巡回バス」の利用促進とともに、路線周辺の施設や観光資源のさらなるPRを図ることが、このプロジェクト最大の目的となっています。
 
セレモニーでは、名古屋市を代表し、田宮副市長よりご挨拶を頂きました。田宮氏は、「周辺資源を活用し、地域巡回バスの活性化を図ることで、地域づくり・まちづくりの面白さを知って頂きたい」と述 べられ、この事業への期待を語られました。また、本学を代表して木船学長より、「こうしたプロジェクトに学生が参加し実現させることは、学生にとって非常によい経験となる」「学生ならではの斬新なアイデアに期待し、来年の発表を楽しみにしている」と述べ、学生へのエールを送りました。

さらに学生を代表し、浅井優輝さん(経済学部総合政策学科2年)より事業への決意表明がなされました。浅井さんは、「リアルな社会を学ぶことができ、課題を解決する力、自分で工夫する力を身に付けるこ とができる。こうした貴重な機会を与えて頂いてとてもありがたく思う。」と、自分自身も成長させつつ、課題解決に貢献したいと意気込みを述べました。

今年度1年をかけて検討し、地域巡回バスの利用促進・認知度向上のための提案を行います。提案に向け、資料の調査だけでなく実際にバスに乗車し、地域の特性や歴史的資源、課題などを探ります。

キックオフセレモニー詳細

  • 日時
    2015年4月24日(金曜日)13時30分~14時15分
  • 場所
    名古屋市役所本庁舎5階 正庁
  • 参加教員
    木船 久雄/学長
    家本 博一/地域連携センター長
    井澤 知旦/現代社会学部教授
    伊藤 昭浩/商学部教授
  • 参加学生
    21名

地域巡回バスの魅力づくり事業

地域巡回バスの魅力づくり事業

地域巡回バスの魅力づくり事業

地域巡回バスの魅力づくり事業

2015年04月21日|宮の渡しから熱田神宮までを散策しました!

晴天の下、とても気持ちの良い課外授業となりました
4月21日(火曜日)、「歴史観光まちづくり演習」(担当:経済学部講師/田中 智麻)の授業にて、身近な地域資源を知るために、宮の渡しから熱田神宮までの散策に出かけました。
ゲスト講師としてNPO法人堀川まちねっと代表 川口正秀さんをお招きし、熱田区の昔の地形や宮宿の歴史についてお話していただきました。
現在は車道の整備などで、宮の渡しから熱田神宮までの道がかつてとは異なっています。そこで今、熱田神宮参拝客への道しるべとしての旧東海道の松並木の計画や、昔の人の辿った東海道の再現など、『熱田・宮宿再生プロジェクト』が進められています。現状を歩きながら、歴史を知り、歴史の経緯から今、そして未来を考えることが大切であることを学びました。

宮の渡しでは、川鵜が群れをなして羽ばたいていました。川口さんのお話によると、6~7年の間に、魚をねらって飛んでくる川鵜の数が増えてきたそうです。これは、堀川がきれいになり、魚の数が増えてきたおかげだそうです。

今後は、堀川で結ばれる名古屋城と熱田エリアの観光資源を知った上で、自分たちのできる観光資源の情報発信について考えていきます。

宮の渡しから熱田神宮までを散策

宮の渡しから熱田神宮までを散策

宮の渡しから熱田神宮までを散策

宮の渡しから熱田神宮までを散策

2015年04月08日|『歴史観光まちづくり』の授業がスタートしました!!

今後の活動に期待が高まりました!
新年度が始まり、いよいよ4月6日(月曜日)には授業が開講されました。COC事業の3本柱である、地域商業、歴史観光、減災福祉の授業も続々と開講され、第1回目の授業では授業のガイダンスが行われました。
『歴史観光まちづくり学』は、経済学部/田中智麻講師が担当し、観光に関する基礎を学び、身近にある地域資源の発掘を目指します。観光に興味のある学生が多く、質問や、自分の出身地の見どころを発言するなど、良い雰囲気で第1回目の授業がスタートしました。
『歴史観光まちづくり演習』の方も経済学部/田中智麻講師が担当し、名古屋の地域資源を活用したツーリズムを学びます。観光業に携わるゲストをお招きし、地域の歴史と文化へについての理解を深めたり、観光客向けの観光情報発信をしたりと、実践を伴った学修に取組んでいきます。

歴史観光まちづくり

歴史観光まちづくり

歴史観光まちづくり

歴史観光まちづくり

ページの先頭へ戻る