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歴史観光まちづくり

2015年度 活動報告


2016年02月10日|国際会議場COCラウンジにて地域高齢者との交流会を開催しました

印象に残るお話をたくさん聞かせていただきました!!
2月2日(火曜日)、国際会議場COCラウンジにおいて「地域高齢者との交流会」を開催しました。経済学部総合政策学科で開講している「高齢社会論」(担当:現代社会学部/村上寿来准教授)の講義の一環として、地域の高齢者の方々に直接お話を伺いながら高齢化問題について理解を深めることと本学と地域の方々との交流の機会を作ることが目的です。
今回は野立学区老人クラブ連合会から女性ばかり5名の方にお越しいただきました。5つの班に分かれ、飲み物とお菓子をいただきながら交流を深めました。
テーマは、
  • 高齢者の実像の理解
  • 地域の課題は何か
  • 今後の大学と高齢者の連携のあり方
の3つを設定し、講義で事前に考えた質問項目についてお話を伺いました。
「高齢者の実像」については、一人暮らしを楽しんでいることや、カラオケ喫茶に行くこと、お肉が好きなこと等を知り、これまで思っていた印象とは異なった、元気で活発な印象を持った様子でした。
「地域の課題」については、「ひったくりや空き巣が多い」「コミュニケーションをもっと増やす」「バリアフリーがまだすすんでいない」といったことが挙げられました。特にバリアフリーについては、ほんのちょっとした1cm程度の段差でも危険があり、色を変えるなどして高齢者にわかりやすくする必要があるという指摘がありました。
「今後の大学と高齢者の連携のあり方」については、「このような交流の機会を増やす」といったことがまず挙げられました。また、大学でのイベント等にとても関心を持っていただいていることや、「大学が熱田に来てからとても地域が良くなった」と言っていただいたことで、学生の地域貢献への意欲が少し高まった様子が伺えました。「ウォーキングしている時などに学生から挨拶をされるととても嬉しい」という意見があり、地域で挨拶することの大事さを実感することができました。
こうした事前に設定したテーマ以外にも、仕事への取り組み方、働く際の心構え、ストレスを溜めない生き方、高齢期の夫婦のあり方など、会話が弾む中、学生にとって印象に残るお話をしていただくことができました。
大学生と高齢者の交流と聞くと、「虚弱な高齢者を大学生が支援する」といったイメージを持ちがちですが、実は大学生の側に多くの学びがあることが、今回の交流会の実現によってとても実感できました。
とても楽しく有意義な交流会となりました。今後もこうした機会を継続していきたいと思います。

地域高齢者との交流会

地域高齢者との交流会

地域高齢者との交流会

地域高齢者との交流会

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