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減災福祉まちづくり

2019年度 活動報告



【瀬戸】瀬戸市下品野地区での砂防工事見学および防災訓練

防災訓練1

瀬戸キャンパスにて秋学期開講の「減災福祉まちづくり 演習」では、20名の学生が11月7日(火曜日)に下品野連区自主防災グループの方々との合同防災訓練に参加しました。

<砂防工事見学>
防災訓練に先立ち、地区の災害リスクと防災対策について学習するため、10月29日(火曜日)には、急傾斜地での土砂崩れ防止工事の現場を見学しました。現場では、安全対策や騒音等に対する細やかな配慮について現場作業員の方から説明いただきました。民家の間近で工事が行われていることに驚く学生も多く、減災対策の重要性について理解を深めました。

<合同防災訓練>
合同防災訓練は、品野町にある堤洞防災公園で行い、テントや仮設トイレの設営、防災倉庫の見学、防災ベンチを用いた炊き出し訓練、応急救護訓練などを行いました。テント設営や炊き出しなどに不慣れな学生たちも、防災グループの方々の指示を受けながら、一生懸命取り組んでいました。

今回の学習を通して、地域の特性や地域の方々の思いを知り、平常時から災害時を想定した取り組みや活動を続けていくことの重要性について理解を深め、避難時に地域の一員として率先して行動できる行動力、思考力を高めてもらいたいと考えています。

防災訓練2

防災訓練3

防災訓練4

防災訓練5

防災訓練6

名古屋都市センター「防災ワークショップ」に澤田景子講師と学生が参加

10月5日(土曜日)10:00~名古屋都市センターにて「防災ワークショップ:みんなで遊ぼう!防災ゲーム体験会」が開催され、親子連れなど約20名が参加しました。本学からも澤田景子経済学部講師と学生5名(上級まちづくり演習:春履修者1名、減災福祉まちづくり演習:秋履修者4名)が参加し、本学学生が製作した「避難バッグゲーム」「ぼうさい神経衰弱」の説明と体験サポートを行いました。参加者が実際にゲームを行う時間は30分程度でしたが、ルールが簡単なため、大人も子供も皆すぐに熱中している様子でした。

【名古屋】上級まちづくり演習(減災福祉)~要介護高齢者向けの防災ゲーム完成!~

「上級まちづくり演習(担当:経済学部 澤田景子講師)」では、福祉施設における減災対策を学ぶとともに、要介護高齢者向けの防災ゲームを考えることをテーマとしてきました。受講学生らは、本演習を通じて何種類かの防災に関するカードゲームを体験し、「要介護高齢者向けのカードゲームはどのようなものがよいか」についてディスカッションを重ね、2種類の防災ゲームを製作。完成した防災ゲームを実際に使用していただくため、9/10(火曜日)、澤田景子講師と学生らが熱田区内の「医療対応型特別養護老人ホームひびのファミリア」を訪問し、防災ゲームの贈呈式を行いました。

ぼうさい神経衰弱

カードを大きくし、裏面を色分けするなど介護が必要な方にも使ってもらいやすい神経衰弱のカードです。

避難バッグゲーム 

防災グッズのカード90枚とイベントカード20枚が用意されています。防災グッズにはグッズ毎にコストが設定されており、6人ほどのグループで防災グッズのカードから必要だと思うものを、それぞれコストが15になるまで選んでもらい、避難バッグの中身を完成させます。続いて、20枚あるイベントカードを上から1枚ずつめくり、書かれてあるイベント(災害時での出来事やアクシデント)に対応できる防災グッズカードを持っていたら、それぞれが出します。イベントカードを12枚めくって一番対応できた防災グッズカードが多かった人の勝ちです。

【瀬戸】<瀬戸の資源バスツアー>を開催しました

6月4日(火曜日)、11日(火曜日)の2週にわたり、瀬戸キャンパスにて「瀬戸の資源バスツアー」が開催され「減災福祉まちづくり学(担当:経済学部 澤田景子講師)・歴史観光まちづくり学(担当:経済学部 田中智麻講師)」の受講生約50名(スポーツ健康学部)が参加しました。6月4日(火曜日)の第1弾は「瀬戸蔵ミュージアム」に、6月11日(火曜日)の第2弾では「陶土鉱山」と「定光寺」を訪れました。バスツアーを通じて、学生たちは「瀬戸の現状と課題」に触れ、「瀬戸の資源は何か?」「災害時の瀬戸市のリスクは?」といった内容について考えました。

▽6/4(火曜日)

瀬戸蔵ミュージアムにて、瀬戸の歴史や瀬戸焼のこれまでの歩みなどを学びました。


▽6/11(火曜日)

鉱山見学では、採掘の現状や瀬戸の陶磁器の原料となる「蛙目粘土(がえろめねんど)」「木節粘土(きぶしねんど)」について学びました。定光寺では、本堂まで全員で階段を登り、瀬戸の資源を体感しました。

【名古屋】アクティブに車いす体験!

「減災福祉まちづくり演習(担当:経済学部 澤田景子講師)」では、5月22日(水曜日)にActive 車楽代表の中島正二氏をお招きし、「要配慮者への避難行動時の支援」をテーマに、車いすの体験実習を行いました。今回は、日常生活においての問題点、災害が起きたときの救助方法、避難所での支援等を、バランスボールを使っての体感障害の疑似体験や、二人一組でスロープや踏切を想定した様々な段差を実際車いすに乗って味わうなど、体験を通して学びました。立場を想像するだけでなく、実際車いすに乗ってみた感覚、その差異から取るべき行動について考えました。また災害時、地震が起きたときを想定した救助方法、避難所での要配慮者への支援について、実演から学びました。

【名古屋】上級まちづくり演習(減災福祉)~要介護高齢者向けの防災ゲームを考える

「上級まちづくり演習(担当:経済学部 澤田景子講師)」では、4月24日(水曜日)に「高齢者住まいる研究会」の寺西さんと小林さんをお招きし、防災ゲームを体験しました。最初に、先日の特別養護老人ホーム「ひびのファミリア」見学の感想を学生が発表し情報共有しました。本演習では、多様性に配慮した減災意識啓発の活動をテーマに、企画立案から実施まで行います。本演習を通じて、要介護高齢者本人のみでなく、その家族にも影響を与える防災ゲームを考案・作成していきます。今回は、何種類かのカードゲームを体験し、それぞれのカードのメリット・デメリットを考え、要介護高齢者向けのカードゲームはどのようなものがよいかディスカッションしました。

2019年度『減災福祉まちづくり』春学期授業が開講されました

今年度も、まちづくり系科目3分野(「地域商業」「歴史観光」「減災福祉」)の講義が開講されています。「減災福祉」の分野では、経済学部講師の澤田景子講師が「減災福祉まちづくり学」「減災福祉まちづくり演習」「上級まちづくり演習」を担当いたします。まちづくり系科目は、まちづくり学・演習、上級まちづくり演習と単位を取得するとマイスターに認定される制度があります(まちづくりマイスター制度/2019.4現在)。

『減災福祉まちづくり学』(1年次~)

【担当】経済学部/澤田景子講師
名古屋キャンパス:春・秋/瀬戸キャンパス:春
名古屋キャンパスでは、これまでの災害史や被災の実態、減災対策等、講義テーマに応じ、名古屋都市センター、レスキューストックヤード、名古屋市防災危機管理局の協力のもと実施されます。瀬戸キャンパスでは「減災」の考え方や、社会制度と個人の関係、まちづくりの概念と手法等を学び、社会で活躍できる人材としての基礎力を養うことを目指します。

『減災福祉まちづくり演習』(1年次~)

【担当】経済学部/澤田景子講師
名古屋キャンパス:春・秋/瀬戸キャンパス:秋
名古屋キャンパスの『減災福祉まちづくり演習』では、「地震が起きたら、どんなことが起こるのでしょう?」「大学が避難所になったら、どうなるのでしょう?」そんなことを改めて考え<想定外>のことへの想像力を鍛えます。大学を地域の資源ととらえて、自分たちのとりうる/とるべき行動について、ディスカッションや調査、体験等を通じて学んでいきます。

『上級まちづくり演習』(2年次~)※

【担当】経済学部/澤田景子講師
名古屋キャンパス:春/瀬戸キャンパス:春集中
『上級まちづくり演習』では、多様性に配慮した減災意識啓発の活動をテーマに、企画立案から実施までの一連の活動を通して理解を深めます。特に、これまで学んできた基礎的な知識や視点、問題解決に向けて行動する力を生かし、実際の地域向けた情報発信力や主体的に展開できる力を身につけることを目的としています。
※まちづくり学・演習の単位を取得後履修

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