2024年度 活動報告
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2024Spring
2024年度春講座は、本学教員の専門性を活かした幅広いテーマの講座に加え、特別講座として、QRコード生みの親 原昌宏特任教授による公開講演会と、名古屋キャンパスしろとりチャペルでのパイプオルガンの講座を開講しました。
講座№2401オルガン音楽で巡る旅~ドイツ・イタリア・フランス~
響きの良いチャペルで、毎回異なる国のオルガン音楽の歴史、文化等のお話と各国の特徴的なオルガン楽曲の演奏で楽しみながらヨーロッパを巡ります。
第1回ドイツ(講師:林友香/名古屋学院大学オルガニスト)
ドイツでは、中世以降沢山のパイプオルガンが建造されました。多くの教会にオルガンが建造され、沢山の作曲家が生まれました。中でも真っ先に思い浮かぶのは、ヨハン・セバスティアン・バッハではないでしょうか?今回はバッハをはじめ、彼が影響を受けた作曲家、影響を与えた作曲家達の曲をご紹介いたします。
第2回イタリア(講師:有田知子/金城学院大学チャペルオルガニスト)
今、世界は狭く、例えば今日、日本で生まれた音楽は瞬く間に世界中に広がります。しかし昔はそうではありませんでした。ヨーロッパの中でも各時代、各地方特有の音楽が生まれました。そして16,17世紀、音楽においてお手本になるのはイタリアでした。かのバッハをはじめ多くの音楽家がイタリア音楽を勉強しました。そのイタリアオルガン音楽を歴史的に旅してみようと思います。
第3回フランス(講師:加藤麻衣子/ルーテル学院中学、高等学校オルガニスト)
太陽王ルイ14世の統治時代は「グラン・シエクル」(偉大な世紀)と呼ばれ、フランス独自の芸術が華開きました。オルガン音楽も「黄金時代」であり、繊細で優美な装飾が、荘厳な響きに鮮烈な色彩を添えています。煌びやかさの中に哀愁が香るフランス音楽の美しさを、名古屋キャンパスのオルガンとお楽しみください。
講座№2402英語リスニング学習方法2
2023 年秋に開講された「英語リスニング学習方法」では、英語の授業で行われている学習方法や、ウェブサイトと AI を活用する自立学習方法を学びました。しかし、時間の制約により、講座で説明された学習方法を 1 度しか試すことができませんでした。そこで、本講座では、前回の講座の続編として、既に学んだ学習方法(授業編)を実践し身に付けることを目指します。
――講師――
山之内健太(経済学部講師)
――講師――
山之内健太(経済学部講師)
講座№2403日本史学者と楽しむ「光る君へ」
脚本家は巧みに史実と虚構を織り交ぜてドラマを構成しています。ドラマを視ていて、あれは本当にあったことなの?と思ったことはありませんか?そんな、みなさんの素朴な疑問に、名古屋市内の大学のなかで平安時代史を専門とする唯一人の教授である講師が、わかりやすくお答えし解説します。
――講師――
曽我良成(国際文化学部教授)
――講師――
曽我良成(国際文化学部教授)
講座№2404学校教育の国際比較ー世界から注目される、非認知能力を育成する日本の教育課程―
学校に求められるものは、国によって異なります。OECDの影響で非認知能力に注目が集まっていますが、日本の教育課程では何が担うのでしょうか。コロナ禍で授業時数が減った時、図らずもテスト学力にかかわる授業が優先された場面が多かったようです。では例えば、随分削られた学校行事にはどのような意味があるのでしょうか。
――講師――
天野幸輔(外国語学部准教授)
――講師――
天野幸輔(外国語学部准教授)
講座№2405聖書翻訳史から見る歴史・言語・文化
キリスト教の正典である旧・新約聖書はヘブライ語とギリシャ語で書かれ、今では部分訳も数えると3,600以上の言語に翻訳されていますが、その成立と翻訳の歴史には、当たり前に日本語の聖書を手にする私たちには思いもよらないドラマがあるのです。今回の講座では「聖書翻訳史」を題材に、歴史や言語や文化とは何かについてご一緒に学びましょう。
――講師――
澤村雅史(スポーツ健康学部教授)
――講師――
澤村雅史(スポーツ健康学部教授)
講座№2406ルールから見るロシア・ウクライナ戦争ー国際法に意味はないのか?ー
2022年2月24日に発生したロシアによるウクライナ侵攻に対しては、各方面から「国際法違反」であると非難する声が上がっています。「国際法」とは、「ロシアがやっていることは悪いことだ」という評価をする基準=物差しとなっているものの1つです。「国際法」とはどのようなルールなのか、一緒に学んでみましょう。
――講師――
皆川誠(法学部教授)
――講師――
皆川誠(法学部教授)
講座№2407ちょっと気をつけて脳卒中を予防する!
脳卒中の死亡率は16%程度ですが、生き残った人の約半数は何らかの介護を必要とする生活を余儀なくされます。脳卒中は認知症の原因にもなりますので、ぜひとも避けたいですね。この講座では、日常生活でみんなができる予防法を丁寧に解説します。
――講師――
土肥靖明(リハビリテーション学部教授)
――講師――
土肥靖明(リハビリテーション学部教授)
2024Autumn
2024年度秋講座は、本学教員の専門性を活かした幅広いテーマの講座に加え、特別講座『「国際文化学」から考える“歴史”と“宗教”』、理学療法士の免許取得者を対象としたリカレント講座を開講しました。
講座№2410上司からの厳しい叱責は指導かパワハラか?ー職場におけるパワーハラスメントと労働法ー
近年、パワハラが職場において深刻な問題となっており、2022年4月にはパワハラ防止措置が全企業において義務化されました。しかし、正当な指導と違法なパワハラの境界線は明確とはいえません。本講座は、どのような行為がパワハラになるか、パワハラを受けた労働者はどのような法的救済を受けることができるかを解説します。
――講師――
佐々木達也(法学部准教授)
――講師――
佐々木達也(法学部准教授)
講座№2411健康へのチャレンジー今からでも遅くない あなたの生活習慣を変えてみようー
元気で長生きをするには何が必要でしょうか。生活習慣は健康に大きな影響を与えます。特に、「生活習慣病」は食事、運動、喫煙、睡眠などの生活習慣が原因で起こる疾患を指します。あなたの生活習慣に課題はありませんか。本講座では、運動を中心にあなたの生活習慣を見直す機会を提供します。
――講師――
坂井智明(スポーツ健康学部教授)
――講師――
坂井智明(スポーツ健康学部教授)
講座№2412感覚のことば 音象徴とオノマトペの世界
日本語には 2000 語をこえるオノマトペがあると言われています。日常でも「ころころ」「わんわん」など、オノマトペが多く活用されています。さて、日本最古のオノマトペは何でしょう? 「さらさら」と「ざらざら」はどう違いますか? また、方言で違いはあるのでしょうか? 言葉の彩り、オノマトペの世界をご案内します。
――講師――
川﨑めぐみ(商学部准教授)
――講師――
川﨑めぐみ(商学部准教授)
地域コミュニティって必要ですか?ー現代社会と地域コミュニティー
いま、まちづくりや地域活性化などどいった文脈で「地域コミュニティ」が改めて注目されています。それはなぜなのか。インターネットでのコミュニティが広がる時代に、むしろもはや時代遅れなのではないか。地域コミュニティの現代社会における意味や意義について、さまざまな面から考察します。
――講師――
村上寿来(現代社会学部教授)
――講師――
村上寿来(現代社会学部教授)
講座№2414生成AIを使ってみるーchatGPT使いかた入門ー
この講義では、生成AIの基本原理と応用方法を学びます。テキスト生成や画像生成など、生成AIの具体的な利用例を通じてその仕組みを理解します。初心者から中級者まで幅広いレベルに対応した内容です。
――講師――
齋藤邦彦(経営学部教授)
――講師――
齋藤邦彦(経営学部教授)
岸田政治の3年間を考えるー安倍政治と対比するとー
岸田政権が発足したのが2021年10月4日、本年9月の自民党総裁選の結果は現在では不明であるが、この講演時にはーー現在進行形か過去形かはともかくーー岸田政治の3年間を振りかえることが可能であろう。岸田政権は、2022年7月の安倍暗殺事件後に浮上した統一教会問題、2023年12月に特捜が強制捜査に入ったパーティー券問題とスキャンダルに苦しめられ、低支持率にあえいだが、外交のみならず、内政でもーー歴代内閣と較べてーー相当意欲的に取り組んできている。この点を少し考えてみたい。
――講師――
加藤雅信(元法学部教授)
――講師――
加藤雅信(元法学部教授)
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