2020年度活動報告

ページ内目次

講座NO.2002　コロナ禍からみえてくるいまーSDGs「誰一人取り残さない」世界は実現できるのか
講座NO.2003　なぜ人は犯罪を犯すのか？罰することの意味とは？－刑事学入門
講座NO.2004　コロナ禍での欧州経済の再生は可能か？－EU内部対立の行方は？
講座NO.2005　芸術の秋　人類の感染症とキリスト教文化
講座NO.2006　ケアと私の人生ーヤングケアラー・若者ケアラー・ダブルケアラーの体験談から考える

シティカレッジ2020 Autumn

名古屋学院大学シティカレッジは、SDGsをテーマに知の貢献を目指します！

2020年度は新型コロナウィルスの影響により春の講座は開催中止となりましたが、秋の講座は、ご自宅でも受講可能なオンライン講座にて開講いたしました。
講座NO.2002～NO.2005はZOOM LIVE配信にて開催。NO.2006は録画動画配信にてお届けしました。
講師の先生方にはコロナ禍で激変する内外の専門課題をわかりやすく講義していただきました。

【参考】SDGs持続可能な開発目標とは＜国連開発計画（UNDP）サイト＞

講座NO.2002　コロナ禍からみえてくるいまーSDGs「誰一人取り残さない」世界は実現できるのか

WHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言して半年以上が経過しましたが。新型コロナウイルスの感染は拡大の一途をたどっています。これまでに70万人以上の命が奪われたほか、暮らしを脅かされたり、暴力にさらされたりしている人びとが多く存在します。人びとの命と権利を守り、社会の崩壊や経済的困窮の広がりを防ぐため、わたしたちはどのような社会を選択するのでしょうか。人間の尊厳を基本的な価値とする社会を実現するため、ともに考えていただければ幸いです。

――全3回――
【第1回】弱者が取り残される社会―移民労働者の事例から
【第2回】民主主義の危機―各国のウィルス感染拡大対策から
【第3回】わたしたちが選択する社会のありかたを考える

講座NO.2003　なぜ人は犯罪を犯すのか？罰することの意味とは？－刑事学入門

刑事学とは、①犯罪現象を正確に把握し、犯罪の原因を探求すること、②犯罪への対策を検討することを内容とします。本講座では、刑事学について、実態に即しリアリティーを持って学んでいきます。犯罪に関するニュースの見方が変わるかもしれません！

――全3回――
【第1回】わが国の犯罪状況：犯罪は凶悪化しているのか？
【第2回】犯罪原因論：犯罪を犯してしまう原因とは？
【第3回】犯罪対策論：なぜ罰するのか？妥当な刑罰とは？

講座NO.2004　コロナ禍での欧州経済の再生は可能か？－EU内部対立の行方は？

第二波のコロナ禍に怯えながら、EU各国は、EU域内の基幹産業の再活性化に向けた新たな一歩を踏み出そうとしている。EUは、これまで以上に中国、東南アジア諸国、アフリカ諸国との産業・貿易関係の緊密化を目指す措置を次々と打ち出している。これは、日米両国の基幹産業にとっても見逃すことのできない一歩であり、本講座では、その実態、目的、そして意義などについてじっくり考えてみたい。

――全3回――
【第1回】終りの見えないコロナ禍「第２波」に揺れる欧州－コロナ禍の中で示された再生への「欧州の道」
【第2回】経済再生への政策体系の枠組みと「２本柱」－「グリーンへの移行」と「デジタルへの移行」
【第3回】英国とＥＵとの「将来関係」の行方－懸案事項を巡る交渉から見えてきたこと

講座NO.2005　芸術の秋　人類の感染症とキリスト教文化

新型コロナウイルスが世界で広がる中、感染症と人類の関わりは、思いのほか古代から歴史があります。かつて天然痘、ペスト、マラリアが大流行した時代、人々は何を学び芸術を生み出してきたのでしょうか。この講座では絵画史の始まりからバロック時代を概観し、ヨーロッパの芸術史とキリスト教文化との関わりを紹介します。

――全3回――
【第1回】古代文明の色彩とロマネスク美術
【第2回】ペスト大流行とルネサンス芸術
【第3回】バロック音楽とキリスト教建築

講座NO.2006　ケアと私の人生ーヤングケアラー・若者ケアラー・ダブルケアラーの体験談から考える

少子高齢化の中で、子どもや若者が家族の介護を担うヤングケアラー・若者ケアラー、子育てと介護を同時に担うダブルケアラーなど、若い世代が介護を担うケースが増えています。若い世代がケアを担う中で、どのような問題に直面し、教育、仕事、将来を考えてきたのか、当事者の経験談から身近な問題として考えてきましょう。