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【国際文化学部】7/10 学内公開講義を開催


7月10日(月)に国際文化学部開講科目「多文化共生社会論」(担当:佐竹眞明教授)において、外国人サポート春日井の会長をつとめる二村みどり氏をお迎えし、「外国人サポート春日井-外国にルーツのある子どもとその保護者の支援」と題し、学内公開授業を行いました。

愛知県春日井市は人口30万人をかかえる都市にもかかわらず、市は国際交流協会を設立していなかったことから、二村氏ら市民で1998年に春日井国際交流会(KIF)を設立しました。さらに、二村氏は2008年に愛知県の多文化ソーシャルワーカー養成講座を終了後、春日井市多文化共生審議会委員に就任されました。そして、2015年にボランティア団体「外国人サポート春日井」を設立し、現在も春日井市の国際交流ルームの相談窓口に立たれています。
春日井市でも多文化共生事業が始まり、市に住む外国籍者はベトナム・韓国・フィリピン・中国・ブラジルの順で、技能実習生、永住者が増えているとのことです。相談件数は日系ブラジル人が多いとのことでした。

二村氏が会長を務める外国人サポート春日井は、すくすく多文化子育てサロン、外国人母子無料相談、コミュニティ通訳派遣などを中国人、ベトナム人、フィリピン人のボランティアと一緒に行っており、外国人と地域をつなぐ交流共生事業を企画し、8月にも日本語スピーチコンテストを開く予定です。多文化共生については日本人と外国人がお互いに意見を言い合う必要があるとお話しされました。

学生へは、学生のうちは何事にも挑戦して、自分の肥やしにしてほしい、自分もロシア、マレーシア、韓国にホームステイ型の滞在をした体験がその後の自分を形成している、とアドバイスされました。

講師の外国人サポート春日井 会長 二村みどり氏

授業の様子

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