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【国際文化学部】7/3 学内公開講義を開催


7月3日(月)に国際文化学部開講科目「開発社会経済論」(担当:佐竹眞明教授)で、JICA(国際協力機構)元青年海外協力隊員の丹羽俊策氏と青年海外協力協会の藤沢英幸氏をお迎えし、学内公開授業を行いました。

青年海外協力協会の藤沢英幸氏

まず、青年海外協力隊の募集業務を行う藤沢氏から日本の国際協力についてお話を伺いました。日本の食料自給率38%、エネルギー自給率12%と低い数字であることから日本は国際的に自立できないことや、2011年3月の東日本大震災の後、世界中から援助を受けたことなどについて解説いただきました。また、青年海外協力隊は95ヵ国、55,385人に達したこと、社会の発展、復興をめざし、活動は相互理解につとめ、体験を社会還元するというものであることをお話しくださいました。

JICA(国際協力機構)元青年海外協力隊員の丹羽俊策氏

続いて、丹羽氏からご自身が青年海外協力隊を受験するまでのエピソードや、青年海外協力隊として、インドネシアの南スラウェシでの活動についてお話しいただきました。
派遣先の南スラウェシではコミュニティ開発担当となり、半年間、寿司ネタである生姜のガリの販売拡大を担当されました。まず地元のスーパーマーケットでナシ・ゴレンをつくり、試食をしてもらうという形での販促を行ったそうです。活動を通じて、寄り添うことの大切さ、してあげるではなく、ともにする、という精神を学ばれたとお話しされました。

青年海外協力隊の活動終了後は、NPO法人アジア車いす交流センターにつとめた後、現在は、名古屋市子ども・若者総合相談センターが運営するオープン型交流スペース「もいもい」の管理責任者、若者支援に携われています。
講義後の学生からは、人生前向きに生きたい、パワーに魅力を感じた、留学に関しても前向きに考えていきたいなどの感想があり、人を巻き込む力のある講義でした。
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