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【国際文化学部】5/17 学内公開講義を行いました


国際文化学部では、2023年5月17日(水)3限目に、「フィリピン語と日常世界1」(担当教員:佐竹眞明)で、
サマール・テレサ・ヘノビス氏(57)をお招きし、公開講義を行いました。

ヘノビス氏は砂糖の生産地ネグロス島で、最大採算規模を誇るビクトリアス製糖会社社会福祉課に勤めています。
本学・外国語学部講師のメアリー・アンジェリン・ダアノイ氏の実妹です。
ヘノビス氏が来日したので、フィリピン人の日常、仕事、家族、趣味についてお話を伺いました。

ヘノビス氏は会社で社会福祉課に所属され、仕事内容は地域の人々への
医療奉仕、無料散髪、清掃活動、学校清掃など、多様にまたがります。
地域の多くの人を雇用し、広大な土地を所有する製糖会社が企業の社会的責任に沿って、
様々な福利活動を行っています。その一翼を担うのが彼女の仕事です。

ヘノビス氏は船長を務める夫との間に、子ども5人をもうけ、2人は大学を卒業し、
長女は医者、長男は父親の勤める会社で船員として働いています。
次女、次男は大学生、3男は高校1年生です。5人をしっかりと教育しています。
この点は教育を重要視したヘノビス氏の母親ゆずりです。
しっかりと学ばないと就職が厳しい事情もあります。

また、趣味の園芸を紹介し、オクラ、トマト、パパイヤ、その他花々など気分転換に育てています。
園芸好きだった母親譲りの趣味です。
 
学生からは、「フィリピンでどこを薦めるか」という質問がされ、ヘノビス氏はきれいなところは数多くあるが、
避暑地バギオ、ユネスコの世界遺産があるパラワン、きれいなビーチで知られるボラカイを薦められました。

最後に、「日本の学生は恵まれている。親の気持ちを踏まえて、しっかりと勉強しなさい」と学生に檄を飛ばしました。
母親の立場からの学生へのメッセージでした。

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