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【国際文化学部】12/4公開講義「移民(外国人)女性支援〜DV・人身取引被害者を中心に」を開催しました


国際文化学部では、12月4日(水)、SEWMi(そうみ)——移民女性自立の会の杉戸ひろ子氏をお招きして、「NPO・NGO論」<授業担当:佐伯奈津子>における公開講義「移民(外国人)女性支援〜DV・人身取引被害者を中心に」を開催しました。
講義では、1970〜80年代の日本から韓国へのキーセン観光、タイやフィリピンへの買春ツアー、1980〜90年代の東南アジア女性たちの人身取引、行政がらみの「農村花嫁」などの、とくにアジアの女性と日本のこれまでを振り返ったうえで、「人身取引被害者支援」「DV被害者支援」「日本人男性と離婚した外国人シングルマザーの生活再建支援」など、杉戸氏の取り組まれてきた活動が紹介されました。
杉戸氏は「日本政府が移民の受け入れを否定しても、現実には移民社会がすでに到来しています。共生社会実現のために知恵を出し合う必要がある」と呼びかけられました。参加した国際協力学科の学生からは、「女性がひどいあつかいを受けていた事実に悲しくなった」「同じ人と思えないくらいあつかいがひどく、不当な労働環境や条件で働かされていることに衝撃を受けた」という感想が寄せられました。そのうえで、募金や日本語サポート、周囲で困っている移民女性に積極的に声をかける、日本の外国人政策について学んだことを周囲に伝えるなど、自分たちができる活動を考えるきっかけとなりました。

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