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【ゼミ活動の紹介】 商学部 杉浦礼子ゼミ 防災食「あつた鶏飯」を開発


防災食「あつた鶏飯」とは

商学部の杉浦礼子ゼミ3年生が企業と協働し、防災食の缶詰商品「あつた鶏飯」を開発しました。
「江戸時代に宮宿で提供されていた当時のご当地グルメ『けいはん』をアレンジし、令和時代の防災食としたい」との思いから、株式会社あいち食研様に協力を依頼して商品化が実現しました。
「あつた鶏飯」は熱田区が取り組んでいる「熱田ブランド」のコンセプトにも合致していることから、熱田ブランドロゴを商品ラベルに取り込んでいます。
3月4日(土)に本学で開催された「ストック・シェアリング成果報告シンポジウム」で初お披露目されました。
販売開始は2023年4月予定です(販売予定価格500円・税込)。

江戸時代の歴史・食文化「あつた鶏飯」を生かした令和の防災食

防災士講座の様子

江戸時代の歴史・ 食文化「あつた鶏飯」を生かし、熱田区の地域課題である災害時の備えにするべく長期保存が可能となる「缶詰」商品としました。
杉浦ゼミ学生全員が日本防災士機構の防災士取得を目指して学び、試験を受け資格を取得、講座で学んだ知識を開発プロセスに活かしました。

救命講習受講の様子

ゼミ生全員が防災士資格を取得

体にも環境にも優しい防災食

熱田ブランド勉強会の様子
講師:大矢蒲鉾店 大矢様

食材は生産過程で廃棄する食材を利用するなど、環境に配慮した商品です。また、本来、江戸時代の「けいはん」には鶏肉が入っていなかったため、大豆ミートを調理して鶏肉の代用として使用しています。鶏肉を使用することに比べ温室効果ガスの排出を抑えることにも寄与しています。
また、一般的な防災食は、高脂質・高塩分な食事に偏りがちで、防災食を口にすることができない被災者もいることから、お米の一部を「こんにゃく米」に置き換えることで糖質を抑え、脂質・塩分を控えた商品としました。

お米の一部を「こんにゃく米」に置き換えました

ごはんの配合を検証

試作品を試食

連携企業に商品開発コンセプトをプレゼン

「あつた鶏飯」は『Re-name』プロジェクト商品化第2弾

■『Re-name』について

『Re-name』は、商学部杉浦礼子ゼミのプロジェクト名称で、廃棄されそうなモノの素材・特徴を生かして新たな価値を付加し、別のモノに生まれ変わらせる「アップサイクル」をテーマとする活動です。『Re-name』は、これから開発していくアップサイクル商品に統一してつけていくブランド名称にもなります。
プロジェクトのブランド・ロゴもプロジェクトメンバーで考案し、杉浦ゼミの「杉」をモチーフとしたデザインとアップサイクルを想起させる矢印とを組み合わせています。

昨年は商品化第1弾として「あつみちゃんトマト」の規格外品を使ったトマトソース『ほわいとまと』を商品化しました。

◇「ほわいとまと」ホームページはこちら

WEBサイトオープン

杉浦ゼミの学生が作成した「あつた鶏飯」公式Webサイトです。
杉浦ゼミについて、商品説明、鶏飯の歴史、『あつた鶏飯』を使ったアレンジレシピなどご覧いただけます。
https://whitomato220401.wixsite.com/atsutakeihan

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