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商学部主催<第12回POPコンテスト>受賞作品決定


今年で12回目を迎える商学部主催<POPコンテスト>の最終審査が11月中旬に行われ、受賞作品が決定いたしました。
このPOPコンテストは、POP作りをとおして広告やマーケティングに興味をもってほしい、読書の楽しみを発見し、言葉や表現への感受性を育んでほしいと企画されたコンテストです。
A6サイズの限られたスペースに、商品内容を簡潔にわかりやすく表現し、魅力を伝えます。
毎年、多くのご応募をいただいており、今年も「総合部門」「キャッチコピー部門」共にたくさんの素晴らしい作品をお寄せいただきました。ご応募いただいた皆様 誠にありがとうございました。

総評

 今年のPOPコンテストは、総合部門874点、キャッチコピー部門207点の応募があり、例年のように多くの作品が高いレベルであった。高校生の創造性の高さに審査員たちも関心しきりであった。
 総合部門においては、昨年の最優秀賞の影響か、観音開きの形が例年になく多く見られた。中には多重に開くものもあるなど、開き方にも様々な工夫が見られ、最優秀賞・優秀賞に入らなかったものにも優れた作品が多かった。一方で、オーソドックスな形ながらデザイン・コピー・質感に工夫を凝らした作品も多く、いずれ劣らぬ応募作から入選作を選ぶのは忍びない作業でもあった。
 最優秀賞は出っ張りの大きさから言えばかなりな離れ業で、規格内かということには議論があったが、紙面に単一の飾りを付加するという手法は世のPOPにも多く見られるものであり、単に立体的な作品とは異なるものとして、許容できるものということに落ち着いた。そのインパクトと、単純なコピーとの調和は見事なものである。
 この他の作品は概ね穏当な立体感に収まっていたが、先述のように「開く」変化をよく工夫したものが多く、それも書籍内容をうまく表したものもあり、感心させられた。ただし、「開く」には消費者の動作が必要なのであって、芸術作品の鑑賞とは異なる状況であるから、実際に開かせるところまでもっていけるかどうかは注意が必要である。
 また、油絵のような作品もあり、アイキャッチという点ではその質感は目を引くものであった。絵の美しい作品は例年のように多数あったが、その精密な描画は大変な時間と労力を感じさせる。一方でそれらはPOPとしての突き抜けたインパクトには欠ける面もあり、やや惜しい感じがある。
 逆にキャッチコピーが秀逸な作品もあったが、そのデザイン的な実現ではあと一歩というものが多かった。例えばキャッチコピー部門の最優秀賞は総合部門との同時応募であったが、同作はデザイン的にはややおとなしく感じられるものであった。
 今後はキャッチコピーやPOPのコンセプトと、その実現という点での発展を期待したい所である。

 キャッチコピー部門においては、『かたあしだちょうのエルフ』を選択したものが多く、「他人のために何ができるか、何かできるか」という内容の、紋切り型の言葉に終始していたものが多かったのは少し残念なことである。必ずしも珍妙な言葉を用いて驚かせるのが良いというわけではないが、やはり心にひっかかる何かを持ったフレーズが欲しい。言葉の内容だけではなく、それを表わす言葉の選択の微妙な違いに注意を向けてほしいと思う。最優秀賞は言葉遊びという感じもあるが、こうした工夫を他の作品にも望みたい。キャッチコピーの点では、課題図書が今回は難しかったのかもしれない。

 今回も多くの時間を割いて優れた作品を制作・応募してくれた応募者の皆さん、そして指導された先生方に、審査員一同から深く感謝を申し上げたい。


総合部門

敬称は略させていただきます
最優秀賞
氏名 高校名
中村 野々華 岐阜城北

中村 野々華さんの作品

最優秀賞作品
中村 野々華さん
文春文庫 「武士道シックスティーン」誉田哲也 著


【講評】極めて強いインパクトを与える作品である。総評にも書いたとおり、これが規格内かどうかについては議論はあったが、紙面プラス単一の飾りというこの手法は許容範囲内であるということに落ち着いた。メインコピーは単純であるが、そのシンプルさと巨大な文字、それを文字通り突き抜けて自己主張する竹刀の強さは、説明を要しないであろう。色づかいも雰囲気を表わしているように思われる。竹刀の絶妙な太さ・長さと、突き破った紙面の破れ具合も素晴らしい。アイデアとその実現が見事にマッチしている逸品である。
優秀賞
氏名 高校名
原 由万里 中津商業
古畑 旭 中津商業
伊藤 光来 土岐商業
原 愛美 名城大学附属
深澤 心彌 駿河総合
優秀賞作品

原 由万里さんの作品

古畑 旭さんの作品

伊藤 光来さんの作品

原 愛美さんの作品

深澤 心彌さんの作品

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奨励賞
氏名 高校名
松田 彩夏 有馬
瀧本 深月 椙山女学園
木野 萌 西陵
大野 希 聖隷クリストファー
和田 彩乃 津島北
堀尾 佳那 東濃実業
大根 凜 富山北部
鈴村 珠理 豊田東
森井 葉月 中津商業
渡邉 千菜 中津商業
橋本 桜 名古屋市立富田
竹本 絢音 浜名
奥谷 仁虹 名城大学附属
水野 花音 名城大学附属
敢闘賞
氏名 高校名
付 奕萱 愛知淑徳
田口 乃愛 愛知商業
大門 優花 愛知商業
井上 遥香 春日井商業
山本 奈沙 刈谷北
都築 愛結 岐阜各務野
竹内 瑠菜 岐阜各務野
松岡 真由 岐阜各務野
水口 心菜 県立岐阜商業
岩田 夏奈 県立岐阜商業
岡田 花梨 西陵
日比優菜 津島東
井上 真尋 東海商業
馬越 成子 豊田東
菅野 圭柊 豊川
樫本 佳宜 名張青峰
山下 徹 浜松湖北
山田 果歩 半田商業
小栗 風花 半田商業
河野 麗 瑞浪
中島 健太 港特別支援学校高等部
栗田 姫乃 美和

キャッチコピー部門

敬称は略させていただきます
最優秀賞
氏名 高校名 キャッチコピー
城内 友翔 駿河総合 「セイギ」の中に隠れている「ギセイ」

[最優秀賞キャッチコピー] 『「セイギ」の中に隠れている「ギセイ」』

城内 友翔さん
ポプラ社 「かたあしだちょうのエルフ」 おのきがく作 


【講評】同書の内容が、他人を助ける崇高さというものであるだけに、応募作の多くが「あなたは他人のために犠牲になれるか」というような、よく見られるようなフレーズ(それ自体は問いかけの形でもあり、セオリーに沿ってはいるが)になってしまっていたが、この作品はそれをうまく回避して、言葉遊びでありながらメッセージ性のあるコピーになっている。対句が全体の最初と最後に並べて配置されているのも、よい感覚である。カタカナで表したのは若干きつい印象がある(とはいえ漢字やひらがなではうまくいかないだろう)。「正義」は内容そのものとはやや方向が違うかもしれないが、そうした、マッチする言葉をうまく探し出した工夫の勝利である。

優秀賞
氏名 高校名 キャッチコピー
松岡 広樹 岐阜城北 覚悟がある生物は強い

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奨励賞
氏名 高校名
伊藤 岳郎 愛知教育大学附属
加茂 響己 駿河総合
渕上 実央 東濃実業
小出 紗寧 中川商業

審査のようす

応募作品