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【国際文化学部】授業に外部講師をお招きしました


11月10日金曜日、国際文化学部「国際協力論」の授業に外部講師をお招きし、「マイクロファイナンス」についてお話を伺いました。
私たちが簡単に参加できる国際協力といえば、募金、フェアートレード、ボランティアーなどが一般的ですが、マイクロファイナンスに参加することも比較的簡単にできます。
マイクロファイナンスとは、貧しい人が小さな金額でもお金を借りたり預けたりできる金融サービスのことを言います。多くの途上国で、1970年頃から小さな事業向けの少額貸付(マイクロクレジット)の取り組みが活発になりました。バングラデシュのグラミン銀行とその創設者のムハマド・ユヌス氏が、2006年にノーベル平和賞を受賞したこともあり、 開発の分野において、貧困削減に対するマイクロファイナンスの役割が注目されてきました。特に持続性と消費者主体の観点から、評価の高い新しいモーダリティーです。
今回のゲストスピーカーは、日本では珍しい、発展途上国の開発を出資で支援するオイコクレジット・ジャパンの代表、岡本眞理子氏でした。欧米では有名なオイコクレジットは、社会的意義のある事業に投資して開発を促進するための国際的な協同組合です。オイコクレジット・ジャパンは、オイコクレジットの日本で唯一の支援組織として、出資者の募集やオイコクレジットの活動紹介、社会的投資についての広報活動を行っています。岡本氏のお話しから、特に、オイコクレジットが途上国、ラテンアメリカや南アジアなどで活発に行っている、小規模融資や開発プロジェクトについて学びました。継続性や、民間の社会貢献などを重視する、このユニークで新しい形の国際開発協力に関する情報は、まだまだ日本では珍しいので、興味を示す学生も多く、いろいろな質問が出ていました。
第一線で活躍する講師からの、貴重な学びの時間が持てました。

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