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【国際文化学部】2017年度スタディツアーの報告会を開催しました


タイの民族衣装で

国際文化学部では、2017年11月29日(水)クラインホールにおいて、国際協力学科2017年度スタディーツアー(タイ)の報告会を開催し、学生や教員、約200人が参加しました。 
タイのスタディツアーには国際協力学科の学生(1~3年生)21名が参加し、9月3日~14日の11日間、フィールドワークによる学習・調査活動を行いました。タイの首都バンコクの他、ユネスコ世界遺産で有名なアユタヤ、エコツアーや日本の戦争の傷跡の見られる大自然の町、カンチャナプリ、海の見える観光地パタヤ、ESCAP、国際労働機関ILO、UNDP、ユネスコなどの国連機関のアジア太平洋地域事務所、元JICAの障害者関係のプロジェクトAPCD、タイが誇るメディカルツアーで有名な国際病院バムルングラード病院、南-南協力を行っているタイの障がい者対象のキリスト教系の地元NGOレデンプリスト、アユタヤの郊外で植林やESD教育を推進する日本の大手NGO、オイスカのプロジェクトなどを次々と訪問しました。
今回はその経験や学びを、グループごとに「貧困とODAの役割」、「プライベートセクターの社会的責任と国際貢献の可能性」、「障がい者やマイノリティーの人権」、「国連とNGOの役割」、「国際文化協力とユネスコの役割」について発表しました。民間の経済や人材投資、国連の持続可能な開発目標SDGの推進状況、ユネスコの世界遺産と基礎教育促進プロジェクト、フェアートレード、地下鉄や空港建設支援などJICAのODAの経済的貢献、国際協力の可能性と問題点についてもよく学んだことが伝わる発表でした。また、楽しかった経験、タイ最大のクロントイスラム街にあるNGOのフェアートレードショップでの買い物や、世界遺産のアユタヤ遺跡を訪れた感動、素晴らしいタイの食文化、伝統的なダンスや大衆的なカルチャーショー見学などについても、熱く語られました。
伸び行く経済のタイは開発支援を受け入れる受け身な国ではなく、アセアンなどを中心に南-南協力や三角協力を担う中進国です。患者の4割が外国人で医療に貢献するアジア1の国際病院施設の立派さや、日本をしのぐ一流のホテルやショッピングセンターなどの観光施設を目にする一方、開発から取り残されたスラム街の人々や障がい者の問題、貧富の差、政治の不安定性など、タイが抱える問題についても、しっかりと認識され、説得力のある説明でした。また、実際タイに滞在してみて、アジアの経済を担う新興国、特に中国やインドを含むBRICSの存在感を肌で感じたと述べ、アジア経済の要場が、欧米中心の時代からBRICSの時代に移行しつつあると敏感に感じたことを示しました。
最後には、学生達がバンコクの文化学校で学んだ伝統的なダンスを披露しました。