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【国際文化学部】“Brown Bag”で学びました


“Brown Bag” をご存知でしょうか? 11月24日(金)国際文化学部「国際協力論」の授業と関連して、お昼休みの時間に外部講師をお招きし、各自持ち込みのお弁当を食べながらお話を伺いました。1・2・3年生、合計30人ほどの学生が参加しました。
今回のゲストスピーカーは、国連ニューヨーク本部デモクラシー基金の次席代表の澤西三貴子氏でした。ニューヨークウーマンらしく、毎日生き生きと仕事をこなし、人生、趣味、家庭を楽しんでいる、この日本女性の生き方は学生達には良いロールモデルです。
国連といえば何を思い浮かべますか?やはりPKOでしょうか、持続可能な開発目標SDGsでしょうか、あるいは、人権やジェンダーなどの課題でしょうか?一般的には、国連の3本の柱は平和維持と安全保障、開発支援、人権の擁護と促進ですが、その他にも国連はいろいろなグローバル課題に取り組んでいます。気候変動、環境問題や難民保護も国連の課題です。
今回は、今最もタイムリーな課題、デモクラシーを国連NY本部で担当されている現役の国連専門職員で、ニューヨークウーマンの澤西氏から、お話を聴きました。国連の3本の柱からは少し外れていますが、もはや国際政府機関としてだけでは対応不可能になってきた国連の新しい分野として今注目される、草の根からの民主化促進の為の資金繰りや実際のプロジェクト活動について、写真を見ながら楽しく学びました。 
たとえば、カンボジアの選挙監視強化のための訓練プロジェクトや、アフリカ諸国での草の根の女性の参政促進プロジェクトなど具体的な例を学ぶことが出来たので学生達は興味を持って学びました。講義中に寝込んでしまう学生は一人もいませんでした。また、講義の後は、10分ほど一緒に考え、質問する機会を設けました。「民主化」は良いガバナンスやSDGsを目指すには不可欠なキーワードです。学生たちの興味は、国連で働くことの意義や国連の職員の構成や国籍別比率、ニューヨークの生活についてなどから、ミャンマーのロヒィンギャの難民の受け入れ体制など専門的なものまで多岐にわたりましたが、説得力のある講義に圧倒されたのか、目を輝かせて質問をしていました。短いお昼時間の学びでしたが、大変楽しい時間となりました。 

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