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【法学部】翼法律研究会 2017年度研究報告会を開催しました


翼館 法廷教室にて

翼法律研究会では、11月15日(水)、法廷教室において、学生会員の発意による3回目の研究報告会を開催しました。
第一報告は、拂山武大君と遠松美咲さんによる「安全保障関連法と集団的自衛権」です。2015年に法案が閣議決定されてから、違憲であるとか戦争法案であるなどの反対デモや批判が多数沸き起こった安全保障関連法について、特に集団的自衛権の行使容認が、本当に違憲なのか、我が国が戦争に巻き込まれる法律なのかを現行憲法と照らしながら、かつ、集団的自衛権に対する国際的な理解や不安定な国際情勢をも鑑みて、国際社会の一員として我が国が果たすべき役割等を考えたいという趣旨の報告でした。
第二報告は、池田蒼哉君と清水拓実君による「ドメインの不正使用について」でした。ドメインの使用がいかなる場合に不正競争防止法2条1項12号の「不正の利益を得る目的で、又は他人に損害を加える目的で、他人の特定商品等表示(人の業務に係る氏名、商号、商標、標章その他の商品又は役務を表示するものをいう。)と同一若しくは類似のドメイン名を使用する権利を取得し、若しくは保有し、又はそのドメイン名を使用する行為」に該当するかを、判例を研究することによって明らかにしたいという趣旨の報告でした。
現代的な課題に自発的に取り組んだ姿勢は、自分たちの努力と報告に対する批評とともに、自分たちを成長させ、後輩たちに対する生きた指導になりました。
未熟ではありましたが、勇気ある報告者たちに、心からエールを送り、それが後輩たちに引き継がれていくことを、心から望んでやみません。

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