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【報告】12/20 経済学部で「ブラックバイト」に関する公開授業を行いました


2022年12月20日4限、経済学部「憲法」の授業で「ブラックバイト弁護団あいち」の久野由詠弁護士と長尾美穂弁護士にお越しいただき、実際に対応した事例等から労働法を学ぶ授業を実施しました。受講者は約150名になります。

労働者の生活を守るため、「国の最高法規」(憲法98条1項)である憲法では、「勤労の権利」(27条1項)が保障されています。そして憲法に基づき、「労働基準法」「最低賃金法」などの「労働法」が制定されています。しかし「労働法」を守らず、学生が学業に集中できない状況におかれる「ブラックバイト」が社会問題となってきました。

残念なことに、コロナ感染拡大は「学生」の労働環境の悪化をもたらし、その結果として学修環境も悪化している学生も見受けられます。学生が学業に専念できる環境を整備することは大学の重要な役割と考えることから、本学では木船学長の時から「ブラックバイト」への対策を重視してきました。

その一環として、経済学部の憲法の授業等では労働問題に実際に関わってきた弁護士の先生にお越しいただき、労働法制について講義をして頂きました。

長尾弁護士と久野弁護士は実際に生じる事例をもとにしてクイズ形式で講演を進めて頂きました。「法」というと聞くだけで拒絶反応を起こす人もいるかもしれませんが、こうした実際の事例をもとにした講演に学生は惹きつけられ、熱心に話を聞いていました。


学生たちの感想の一部を紹介します。

・本日の講義では、外部から特別講師の方にお越しいただき、講義をしていただきました。普段聴くことのできない貴重なお話をお聞きし、
 私自身勉強させていただきました。

・自分が一番知りたい法律について学べたのでとてもうれしかったです。

・労働者の権利は社会人になってからも必要な権利だと思うので本日は貴重なお時間ありがとうございました。

・今回の授業を受けて、ためになることばかりで勉強になったと感じた。これからいろいろなアルバイトをしていく中で、おかしいと思う
 感覚を大切にし、行動することを意識していこうと考えた。


学生たちにとって、実際に労働法制に関わる弁護士の話は極めて有益だったと思われます。

            

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