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「現代アジア文化社会論」で特別授業を開催


フィリピン文化を女性の視点から

4月11日、現代アジア文化社会論(担当佐竹眞明先生)の授業で学外講師を招いて特別授業を行いました。

東南アジアのフィリピン共和国西ネグロス州バコロド市検事局検事マリア・リナ・P.ゴンサガ氏を招いて、「フィリピンの文化―女性の視点から」と題して、お話を伺いました。

氏のお話は以下のような内容でした。

「男性中心的だったフィリピン社会で、2000年頃から男女平等を目指す法律がつくられた。2004年に女性・児童虐待防止法ができ、多くの男性が逮捕されるようになった。刑法266条強姦罪が改正されると、被害者や親が訴えなくても、検事、警察官などが訴えることができるようになり、近親者によって隠される傾向の強い犯罪が訴えられるようになった。共和国法9710号では、2020年までに企業・役所における最高の地位にある者の50%が女性により占められるべき、と規定した。実際、バコロド市の検事局の検事20名のうち、12名は女性となり、ロースクールで法を勉強する学生の70%を女性が占めるようになった。
これらの変化は過去2名の大統領、グロリア・アロヨ氏(2001~2010)(女性)とベニグノ・アキノ氏(2010~2016)の功績である。」

お話しの後は、フィリピンの観光名所として、アポ山、マヨン火山、パラワン島などが紹介されました。

質疑応答では、下記のような質問が出ました。※( )が回答です。
  • 日本ではどんな食べ物がおいしいか(日本米、うどん、さしみ)
  • どこを訪問先として進めるか(ボラカイのビーチ)
  • 女性の進出によってジェンダーのバランスが狂わないか(警察官など男性の多い職種もある。だから、変わりつつあるが、まだ、バランスが著しく変わったとも言い切れない)

  • *講義後、学生は英語でコメントを書き、ゴンサガ氏にお礼とともにお渡ししました。

「現代アジア文化社会論」で特別授業を開催

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