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【学部生の皆さんへ】名古屋学院大学 学長からのメッセージ


名古屋学院大学
学生のみなさんへのメッセージ
2020年4月10日
名古屋学院大学
学長 赤楚治之

新型コロナウイルス感染が拡大するなかで、新年度が始まりました。

本学としましても、キャンパスが感染拡大の場となることを回避し、みなさんとみなさんのご家族の健康・安全を最優先し、春学期授業開始日を5月11日(月)まで延期することにしました。開始日からの授業形態につきましては、追って連絡をすることになりますが、当面の間、インターネットを活用した形式での授業(ネット授業)となることを想定し、現在、教職員が準備を行っています。みなさんの健康・安全を第一としつつ、学業の機会をしっかりと保障する必要がありますので、本学は必要な支援を行います。

ご存じの通り、本学では入学時にPCを無償配布し、独自の「キャンパスコミュニケーションサービス(CCS)」を早くから開発し、日本の大学のなかでも極めて優れたポータルサイトが確立されています。みなさんの学修の機会を幅広く確保するために、ネット環境等の状況の差異によって、不公平が生じないよう対策を講じたいと考えていますので、安心していただきたいと思います。その一方で、感染拡大に伴い、社会全体でテレワーク導入が進み、ネットワークが混雑し通信状態が悪化する可能性も否定できません。このような緊急時には、通信インフラの公共性から、情報量を減らし、互いに譲り合う精神も大切になってきます。本学では、みなさんと教職員が協力しながら、知恵を絞り、さまざまな工夫を行いながら、なんとしてもこの困難を乗り越えていきたいと思います。

いまだ大学に登校できない状況で、もどかしい思いをされている方もおられるでしょう。このような沈みがちな時期だからこそ、この期間を「自分を磨くために与えられた時間」と前向きにとらえ、新しい「発見」を体感してもらいたいと思います。その「新しい発見」とは本を読み、文章を書くという体験です。中高生の読書経験がほとんどないことが明らかになっていますし、まとまった量の文章を書くことを苦手にする学生も少なくありません。読み書きを面倒だと考えている人もいるのではないでしょうか。今はインターネットで必要な情報を必要なときに取り出せるし、文章など書かなくても音声やラインでのやりとりで不自由しないのだから、そんなことは役に立たないと思っていませんか?そんな学生にはぜひ我々が普段使っている「ことば」について考えてみてほしいと思います。

「ことば」は私たちの考えを表現する重要な手段です。例えるならば、自分の思っていることや感じていること(「思考」)を他人に運ぶ(「コミュニケーション」)ための手段が「ことば」ということになります。このことを裏返せば、人間は頭・心にあることに、「ことば」をあてはめて初めて「思考」を明確化することができるということを意味します。つまり、自分の考えていることを明確にするには「ことば」が不可欠であることになります。

本を読んで、自分の考え方・感じ方・経験などを照らし合わせて、思考し、それを自分の「ことば」で表現するというトレーニングは、大学教育には欠かせないものであるわけです。つまりそれらは、みなさんが本物の「大人」になるために必要なトレーニングであるわけです。これまでそのようなことを苦手にしてきた方にとっては「難しい」「面倒な」「大変な」作業となるでしょう。しかし、だからこそ、そこで手に入るものは価値があり、ホンモノであり、一生の宝物となるわけです。苦しい練習があって技量が高まるスポーツと同じです。最初は面倒かもしれませんが、やっているうちに「書ける」という感覚が出てきます。そして、さらに続けていくことで書くことに苦手意識がなくなっている自分を見つける瞬間を体験します。それが「大人」になった瞬間です。

どうかこの時間をぜひ大学生の本分である「本を読むこと」「考えること」「書くこと」にあててもらいたいと思います。

様々な自粛などで、ストレスもたまるかと思います。が、散歩や公園で日光にあたるなど、自分なりのストレス発散も図ってください。

この事態が収束した後、名古屋学院大学のキャンパスで、皆さんと笑顔で会えることを楽しみにしています。

赤楚 治之学長より学生の皆さまへ

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