修了生の声(経済学専攻)
VOICE
プロフィール
仕事と家事、育児、税理士の勉強を同時進行できた社会人向けカリキュラム
本城 静さん
プロフィール
2005年、一橋大学 社会学部卒業。国内IT系企業や外資系医療機器メーカーへの勤務後、出産を期に仕事を退職し税理士試験の勉強を開始。税理士試験3科目合格後、会計事務所に就職。2017年に本学の経済経営研究科 経済学専攻に入学。2019年3月修了。
本城 静さん
プロフィール
2005年、一橋大学 社会学部卒業。国内IT系企業や外資系医療機器メーカーへの勤務後、出産を期に仕事を退職し税理士試験の勉強を開始。税理士試験3科目合格後、会計事務所に就職。2017年に本学の経済経営研究科 経済学専攻に入学。2019年3月修了。
学修について
大学院進学のきっかけを教えてください。
30歳から税理士を目指しました。試験を3科目(簿記論・財務諸表論・消費税法)合格した段階で会計事務所に就職し、その年に4科目(相続税法)を受験しましたが、家事・育児・仕事・勉強の両立は本当に大変でした。現実的に考えて、5科目合格を目指すのではなく大学院での勉強に切り替えることにしました。
本学を選んだ理由を教えてください。
税理士の一部科目免除のコースで実績があり、かつ、カリキュラムが社会人として無理なく消化できるように組まれているのが最大のポイントでした。
経済学専攻では、どのようなことを研究されていましたか?
タイトル:非上場株式の「時価」についての一考察~個人から法人へ非上場株式の譲渡を行った場合を中心として~
一つの取引なのに各税法の取扱いが異なる場合がある、というケースについて興味を覚え、特に非上場株式の譲渡にまつわる時価の取扱いについて研究しています。
一つの取引なのに各税法の取扱いが異なる場合がある、というケースについて興味を覚え、特に非上場株式の譲渡にまつわる時価の取扱いについて研究しています。
本学の学びを通して得たものはなんですか?
税法や、実務でも関連する会社法・商法などについて学び、法的な思考方法についてトレーニングを受けることができました。視野が広がり、税法も法の一部、という意識を持つようになりました。
おすすめの授業
■比較経済システム研究(家本博一 先生)
東欧の、主に第二次世界大戦後から現代に至るまでを概観し、さらに現在進行形の経済協力についてリアルな情報に触れることができました。税法以外にも多彩な講義があり、面白いと感じました。
■企業法務研究(森田辰彦 先生)
会社法や労働法について、近年係争になった事例を基に解説していただけるので、分かりやすくインパクトのある内容でした。(他専攻科目として履修しました。)
東欧の、主に第二次世界大戦後から現代に至るまでを概観し、さらに現在進行形の経済協力についてリアルな情報に触れることができました。税法以外にも多彩な講義があり、面白いと感じました。
■企業法務研究(森田辰彦 先生)
会社法や労働法について、近年係争になった事例を基に解説していただけるので、分かりやすくインパクトのある内容でした。(他専攻科目として履修しました。)
比較経済システム研究
1週間のスケジュール
学業と仕事の両立のために工夫していること
平日の授業がある日は、子供の迎えをファミリーサポートの方へ依頼し、主人が帰宅時にそのお宅へ寄って連れて帰る、という流れにしていました。授業の準備やレポートは、会社の昼休みを含め小間切れ時間を活用。また、1年次の後半以降は講義のコマ数を制限して、家事や育児へのしわ寄せを減らすようにしました。
平日の授業がある日は、子供の迎えをファミリーサポートの方へ依頼し、主人が帰宅時にそのお宅へ寄って連れて帰る、という流れにしていました。授業の準備やレポートは、会社の昼休みを含め小間切れ時間を活用。また、1年次の後半以降は講義のコマ数を制限して、家事や育児へのしわ寄せを減らすようにしました。
将来への展望
勉強を通じ、法律は多くの人の努力で作られ、維持されていると感じました。その末端を担う一人として、税法を理解して実務に活かし、お客様のお役に立てる税理士になりたいと思います。
これから学ぶ方へ一言
税理士の資格は5科目合格が原則ですが、試験勉強とはまた違った勉強も必要だと感じました。大変さはありますが、同じ目標を持つ仲間にも出会え、充実した2年間を送れると思います。
お問い合わせ先
TEL
052-678-4076
MAIL
ngugs@ngu.ac.jp
受付時間|10:30 ~ 21:15(平日)9:30 ~ 16:45(土曜日)
※個別での入試説明会も承りますので、お気軽にお問合せ下さい。