グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ


学部の活動

【スポーツ健康学部】教育実習事前指導(中高:保健体育)を実施


スポーツ健康学部 藤井真吾准教授から、教育実習事前指導の報告が届きました。

直前指導は教科別の会と全体会があります。本日は教科別の会(保健体育)の4時限にわたる指導を行いました。

2024年3月11日(月)に教育実習事前指導として中学校・高等学校保健体育の教科別事前指導を実施しました。
瀬戸キャンパスで開催され、スポーツ健康学部の26名の学生が参加しました。 

名古屋学院大学の教職課程では、教育実習を前に、新4年生に向けた春休み中の事前指導(2023年度は3月11日、14日、15日)と、学期が始まってからの直前指導という2段階での指導を実施しています。
今回の報告では、そのうち3月11日に瀬戸キャンパスで実施された保健体育の教育実習事前指導(スポーツ健康学部の学生対象)の様子をご紹介します。

学生には、事前課題として、「指導案」の作成をもとめるとともに、代表者を中心に模擬授業の用意をしてもらいました。
そのうえで、4時限にわたって実施された直前指導では、1限目に作成した指導案へのフィードバック、2限目に保健(心身の発達)の模擬授業と検討会、3限目に体育(球技「ゴール型」:バスケットボール)の模擬授業と検討会、4限目に器械運動(マット運動)の段階的指導のための教材づくりという多岐にわたる内容を実施しました。

1限目:指導案の振り返りと共有

指導案についての全体フィードバック、資料紹介。共通する大事な事項を抑えることができました。

グループで各自の指導案の内容を確認しあっています。各々、新たに気付いた点も多かったようです。

指導案検討の中でここはどうすれば?という点は、教員に尋ねて解決しました。
何やら面白い点に気付いたようです。

教育実習では、研究授業と呼ばれる教育実習での総まとめの授業に向けて、何コマもの「指導案」を書くことになります。
保健体育科の直前指導1限目には、今年度はスポーツ健康学部の四方田健二准教授を中心に、用意した指導案に対するフィードバックを行いました。
また、グループに分かれて、各自の指導案について確認・検討をしました。疑問点を解消しつつ、新たな気付きや学びを得ることができました。

2限目:「保健」模擬授業と検討会

代表者による保健の模擬授業です。その他の学生は、生徒役になりました。

グループワークも積極的に活用していました。グループへの机間指導にも熱が入ります。

模擬授業実施後は、学生同士での振り返り・フィードバックと、参観した教員からのフィードバックを行いました。

2限目には、代表学生による保健の模擬授業ならびに検討会を行いました。
今回は中学1年生を想定して、「心身の発達と心の健康」という単元のうちの、心の働きや、知的・情意機能の発達について取り扱ってくれました。

模擬授業は、最初から「完璧」を求めるものではありません。検討会では、代表学生が様々なことを試してくれたからこその気づきをたくさん得ることができました。

また、主たる指導を行った四方田准教授のほかに、スポーツ健康学部の谷口篤教授、藤井真吾准教授、教職センターの木村誠先生も指導・助言を行いました。1日を通して指導助言に当たった4名の教員のほかにも、坂井智明教授をはじめとした数名の教員も参観しました。

3限目:バスケットボール模擬授業と検討会

場所を移して、体育(球技「ゴール型」:バスケットボール)の模擬授業です。

主活動としてのタスクゲームの説明をしています。

今回は、ゴール下にいかに入るかについてが課題です。
どのようにすればよいか、チームごとに作戦を練ってもらいました。

板書も検討材料の一つです。

3限目には、代表学生による体育(球技「ゴール型」:バスケットボール)の模擬授業ならびに検討会を行いました。
今回は中学3年生を対象にしつつ、どのように動いたらゴール下に侵入し、シュートまで持っていけるのかを考える活動を行いました。

体育の場合は、座学とはまた違った観点が求められます。検討会の中では、教員の助言も踏まえつつ、例えば安全面であったり、運動量で合ったりという部分が大きな要素であるということを改めて確認することができました。

また、非常に身近なバスケットボールという競技であっても、いざ授業をしようとするともっと知らなくてはいけない要素がたくさんあるということや、この単元の中でどのような姿を期待するのかを描く必要性についても気付くことができました。

4限目:マット運動教材づくり、実習に向けて

マット運動の中でも、開脚前転・後転など、代表的な技の段階的指導について検討しました。

参考書等も使いながらグループごとに考えました。自分で試しつつが大事ですね。

伸膝前転について検討中。起き上がりに至るにはどうすればよいのかな?

教育実習に限らずですが、授業づくりでは「教材研究」が非常に大切です。
自らも試しつつ、当該の教材をどのように指導することができるのかを事前に検討し、要点を授業者が掴んでいることが、授業づくりの大前提になります。その一端を、改めて教育実習前に経験することができたのではないかと思います。
  1. ホーム
  2.  >  学部の活動
  3.  >  【スポーツ健康学部】教育実習事前指導(中高:保健体育)を実施