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学部の活動

【スポーツ健康学部】菊池ゼミ活動紹介 学生が生産者を応援する会


スポーツ健康学部 菊池八穂子准教授のゼミでは、2024年8月26日(月)に、東京・神田の「47都道府県レストラン-箕と環」で「学生が生産者を応援する会第2弾」を開催しました。

昨年、福島県の生産者を応援したのに続く2回目で、今回は元旦の地震で被災した石川・能登の生産者を応援する企画です。
この日の食材の野菜は、石川県の八百屋「香土」オーナーの洲崎邦郎様が準備して下さいました。ナスの揚げびたし、塩こうじを使ったキュウリのナムル、そうめんかぼちゃの酢の物。さらにレンコンのピザ、メインはカキ鍋と雑炊です。
食事の合間に、ゼミ生がプレゼン発表を行いました。復興支援ボランティアで8月5日から7日にかけ能登を訪ね、能登ワインのブドウ畑の農作業を手伝ったり、珠洲市で子ども食堂の手伝いをして子どもたちと交流したりしたことを発表しました。

後半には、洲崎様にプレゼンをしていただきました。
1959年金沢市生まれの洲崎様は、2010年、51歳の時にホテルマンを辞めて能登島で農業を始められました。その後、自ら農業を営むだけではなく、石川県内の生産者を応援したいという思いが強くなり、2021年には金沢市に隣接する野々市市に八百屋・香土(カグツチ)を開店されました。さらに2023年には「Farmer’s Village NOTO」構想を立ち上げられました。クラウドファンディングで「元祖農民」を募り、11月に珠洲市に「開村」。生産者と消費者の交流の拠点づくりが始まりました。ところが2か月後の今年の元旦、能登地方は震災に見舞われたのです。洲崎様は、「心が折れましたが、私は何一つあきらめていません。」と、力強く語られました。

今回のイベントを通じて、参加してくださったみなさんに、直接被災地を訪ねることができなくても、被災地の農産物を購入したり、クラウドファンディングに協力したりと、能登を支援する心を伝える手段があることを知っていただけたのではないかと思います。

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