【リハビリテーション学部】「基礎英語1」の様子
リハビリテーション学部 松田佑治講師から「基礎英語1」の授業の様子が届きました
Week 2:自分自身の写真を使いながら英語で1分間アピールする
リハビリテーション学部「基礎英語1」(担当: 松田佑治講師)のWeek 2 (4/16) で、自分自身を特徴づけるような写真を1〜3枚選んで、それを見せながら、英語で自分のことを1分間アピールする活動が行われました。この「基礎英語1」では、PowerPointを使って、5月上旬に中間発表(3分間)を、7月上旬に最終発表(5分間)を行う必要があります。PowerPointを使って発表したことがない学生がほとんどなので、その前の準備段階として、毎年、写真を使って自分を英語でアピールするという活動が取り入れられています。英語が苦手な学生が多いですが、写真を用いることで、話のきっかけを作ることができました。また、たとえ少ない語数の英語でも、「百聞は一見に如かず」という諺があるように、写真の力でコミュニケーションが円滑に取れるような成功体験を得ました。
なお、この日の課題は、「本日の活動で、あなたが印象に残っている人を3人選びます。そして、その人の説明を一人につき、三行程度、英語で記述しましょう。」でした。
さて、理学療法学科では、理学療法士を目指す学生が多く学んでいます。そこで、英語の授業でも、理学療法士としての資質を養うために、患者さんとのコミュニケーションを想定し、自己紹介の仕方を学びます。Week 2では、「ゆっくり、はっきりと話す(特に高齢者との会話の場合)」「自信を持って話す」「相手の容姿や身体に関わることは話さない(治療に関わる場合は別)」という基本的なことを学びました(例えば、いくら機械翻訳の精度が高くても、そもそも機械翻訳は文化的なマナーや背景といった事情は考慮してくれません。よって、機械翻訳に「あなたの鼻は大きいですね(You have a big nose.)」「私の顔は丸いです(I have a round face.)」という日本語を入力して、それらの英語自体は正しかったとしても、英語圏あるいは人と人とのコミュニケーションにおいては、不快に思われることもあります。「基礎英語1」では、昨今の時代背景を考慮し、機械翻訳も活用していきます。しかし、それと同時に、機械翻訳を適切に扱うためのリテラシーをこれから学んでいきます)。
これから一年間、この授業を通して、将来の臨床の現場で患者さんと共通の話題で話すきっかけを作ったり、患者目線で笑顔でコミュニケーションができるような理学療法士になってほしいと願っています。
なお、この日の課題は、「本日の活動で、あなたが印象に残っている人を3人選びます。そして、その人の説明を一人につき、三行程度、英語で記述しましょう。」でした。
さて、理学療法学科では、理学療法士を目指す学生が多く学んでいます。そこで、英語の授業でも、理学療法士としての資質を養うために、患者さんとのコミュニケーションを想定し、自己紹介の仕方を学びます。Week 2では、「ゆっくり、はっきりと話す(特に高齢者との会話の場合)」「自信を持って話す」「相手の容姿や身体に関わることは話さない(治療に関わる場合は別)」という基本的なことを学びました(例えば、いくら機械翻訳の精度が高くても、そもそも機械翻訳は文化的なマナーや背景といった事情は考慮してくれません。よって、機械翻訳に「あなたの鼻は大きいですね(You have a big nose.)」「私の顔は丸いです(I have a round face.)」という日本語を入力して、それらの英語自体は正しかったとしても、英語圏あるいは人と人とのコミュニケーションにおいては、不快に思われることもあります。「基礎英語1」では、昨今の時代背景を考慮し、機械翻訳も活用していきます。しかし、それと同時に、機械翻訳を適切に扱うためのリテラシーをこれから学んでいきます)。
これから一年間、この授業を通して、将来の臨床の現場で患者さんと共通の話題で話すきっかけを作ったり、患者目線で笑顔でコミュニケーションができるような理学療法士になってほしいと願っています。
Week 5&6:教員と学生が共に英語で3分間アカデミックプレゼンテーション
2025年5月7日(水)・14日(水)に、NGU教養スタンダード科目「基礎英語1」(松田 佑治講師)の授業の一環として、全受講生による 3分間のアカデミックプレゼンテーションが行われました。学生は、Microsoft PowerPoint を使って、各自スライドを7枚から10枚ほど作成します。
学生は、セルフアピール(自己紹介)という目的で、3分間自分自身を精一杯アピール。好きな人やこと、飼っているペット、これまで頑張ってきたこと、高校時代の部活動、趣味、推しのアイドルグループなどを自由なテーマを選ぶことができます。いかにうまく伝わるかを工夫し、動画や写真も埋め込んでいる学生や、小道具などを持ち込む学生もいました。英語が苦手でも、画像や写真の力を使って、なんとか3分間を乗り越えます。
一方で、担当教員も学生たちに負けないよう、学生の発表に先立って、「私の英語教員人生のかけがいのない宝物(My Valuable Treasures in my Teacher’s Life)というタイトルで発表します。もちろん、教員も学生と同じ評価項目・同じ条件。ちなみに、教員も発表するきっかけとなったのは、2年前の授業アンケートの自由記述欄。「学生だけでなく、先生もセルフアピールしてはどうか」という何気ない一言でした。
学生は、セルフアピール(自己紹介)という目的で、3分間自分自身を精一杯アピール。好きな人やこと、飼っているペット、これまで頑張ってきたこと、高校時代の部活動、趣味、推しのアイドルグループなどを自由なテーマを選ぶことができます。いかにうまく伝わるかを工夫し、動画や写真も埋め込んでいる学生や、小道具などを持ち込む学生もいました。英語が苦手でも、画像や写真の力を使って、なんとか3分間を乗り越えます。
一方で、担当教員も学生たちに負けないよう、学生の発表に先立って、「私の英語教員人生のかけがいのない宝物(My Valuable Treasures in my Teacher’s Life)というタイトルで発表します。もちろん、教員も学生と同じ評価項目・同じ条件。ちなみに、教員も発表するきっかけとなったのは、2年前の授業アンケートの自由記述欄。「学生だけでなく、先生もセルフアピールしてはどうか」という何気ない一言でした。
2025年5月7日(水)の発表者には、「高校時代の部活動」をテーマにしたタイトルが最も多く見られました。これには、リハビリテーション学部という特性もあるかもしれません。ちなみに、この日のベストスピーカーには、高校時代の演劇部のことをテーマにした学生が最も多くの票を集めました。演劇とミュージカルという一般的に混同されがちなもの同士を比較して、両者の違いを浮き彫りにしたり、堂々とした振る舞いで発表する姿勢が評価されました。
2025年5月14日(水)の発表では、雰囲気に慣れてきたこともあり、ほぼスムーズに進行しました。この日のベストスピーカーは、TikTok風のアレンジをした動画を埋め込んで、聴衆の注目を最も集めました。この日のために、練習した成果がよく窺えました。
2025年5月14日(水)の発表では、雰囲気に慣れてきたこともあり、ほぼスムーズに進行しました。この日のベストスピーカーは、TikTok風のアレンジをした動画を埋め込んで、聴衆の注目を最も集めました。この日のために、練習した成果がよく窺えました。
この日に至るまで、学生は戸惑いの連続でした。そもそも、初めてPowerPointに触れる学生も少なくありません。したがって、Week3(第3回)では、例年ほぼ情報リテラシーのような内容とならざるを得ないため、英語の授業とは一見無関係に見えます。しかし、実際には、英語も大いに関連します。例えば、英語は横書きのみの言語なので、「挿入」→「テキストボックス」→「横書きテキスト」を常に選択する必要があります。実は、普段我々が使っている日本語は、「縦書き」も「横書き」も許すという珍しい言語。その影響で「縦書きテキスト」を何の疑いもなく選択してしまう学生もいます。また、英語には英語にふさわしいフォント(書体デザイン)があり、日本語には日本語にふさわしいフォントがあるため、相性の良いフォントも知っていなければなりません。
学生たちは、同世代の大勢の仲間たちから、一斉に注目をされて、英語で3分間話す貴重な経験を得ました。人前で発表すると、ごまかすことはできません。発表者は、伝わった・伝わらなかったかを、聴衆の反応から如実に体感しました。成功した人も、成功しなかった人も、この発表で得た経験を活かして、7月の最終発表(5分間)に挑みましょう。
学生たちは、同世代の大勢の仲間たちから、一斉に注目をされて、英語で3分間話す貴重な経験を得ました。人前で発表すると、ごまかすことはできません。発表者は、伝わった・伝わらなかったかを、聴衆の反応から如実に体感しました。成功した人も、成功しなかった人も、この発表で得た経験を活かして、7月の最終発表(5分間)に挑みましょう。
発表の様子
5/7 Best Speaker
5/14 Best Speaker