【法学部】株式会社カネスエによるワークショップ開催

2025年11月18日(火)に、「キャリア実務」でスーパー大手株式会社カネスエのご協力によりワークショップを開催し、30名の学生が参加しました。

食をテーマにして、カネスエの青果バイヤーの方々が参加され、まずはバナナを3種類(エクアドル・フィリピン産)食し、一房の販売価格を当てるゲームから始めました。学生のほとんどが一番美味しいと感じたバナナが実は一番単価が安いバナナで、担当のバイヤーは思わずガッツポーズです。より安くよりいいものを食卓へ、といったカネスエの企業努力が感じられました。
次は、愛媛産、熊本産、和歌山産、静岡産の4地域のみかんを使ったみかんの売り上げ強化策をグループワークで検討しました。みかんをとにかく食べて、前年度比3倍の売上個数を達成するためには、どのみかんを上下左右どの棚に置くかグループ内で知恵を出し合いました。一口にみかんと言っても色の鮮やかさ、皮の硬さ・むきやすさ、甘み・酸味など好みは様々です。

最後にグループごとにバイヤーの方々にどの地域のみかんをどの割合で、どの棚に置くのかを色合いや甘みなど、理由を説明しながら提案し、バイヤーの方々も真剣に聞いていました。

法学部では就活支援として通年で「キャリア実務」を開講していますが、授業アンケートではグループワークが苦手との意見が多くあるため、今後も企業の協力を得ながら、グループワークを実施し、業界研究も深めていけたらと考えています。