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学部の活動

【法学部】鈴木一永ゼミ(2年・3年)で三重刑務所を参観しました


2025年8月4日(月)に専門基礎演習・専門演習(鈴木一永ゼミ2年・3年)合同で三重刑務所(三重県津市修成町16-1)参観を実施しました。

はじめに、刑務所で受刑者の矯正にあたる処遇部門の責任者である矯正処遇部長から施設の概要、2025年6月から施行された懲役・禁錮刑の廃止と拘禁刑の新設の意義とそれに伴う処遇の運用の変化などについてレクチャーを受けた後、施設内を見学しました。

当日は、熱中症警戒アラートが発令され、受刑者の刑務作業は午前中で終了となっていたため、実際に作業を行っている様子をみることはできませんでしたが、溶接や木工の工場、受刑者の居室、医務棟などを見学させていただきました。またその後は質疑の時間をとっていただき、受刑者への接し方や地震・津波などの災害時の対応、刑務官としての仕事の内容などについてお話しいただきました。

最後に、受刑者たちが刑務作業で制作した刑務作業製品の常設展示場を見学しました。三重刑務所の展示場は、全国の刑務作業製品が集められた大規模なものであるとのことで、木工製品やバーベキュー用品などの製品を興味深く見学しました。有名な「ブルースティック」や最近人気というパスタを購入する学生もいました。

参観に参加した学生からは、「壁の圧迫感や窓の格子などに非日常を感じた」「刑務作業でつくられた製品の芸術性、完成度の高さに驚いた」「被害者のことを考えるとジレンマを感じつつも刑務官の業務を行っている、という話が印象に残った」「実際に現地の雰囲気を感じ取ることで理解が深まった」などの感想が寄せられました。

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