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学部の活動

【国際文化学部】公開授業「アフガニスタンのいま 女性と子どもたち、そして私たち」を開催


2024年6月16日(日)、RAWA(アフガニスタン女性革命協会)のメンバーを迎え、「ジェンダー論」(担当:佐伯奈津子教授)の外部公開授業「ターリバーンの再支配から早3年 アフガニスタンのいま 女性と子どもたち、そして私たち」を開催しました。
国際文化学部と「ローカリティ形成における宗教の関与についての学際的比較研究」研究会が主催し、RAWAと連帯する会と清末愛砂室蘭工業大学大学院研究室が共催したこのイベントには、学生約50人、一般参加者30人の計80人が参加しました。

講演会について

講演会では、ターリバーンが結成されるにいたるアフガニスタンの歴史として、ソ連の侵攻や2001年の米軍等による空爆について概説されたうえで、とくに2021年以来のターリバーン再支配のなかで、女性たちがどのような状況に置かれているか伝えられました。
アフガニスタンでは、女性たちの自由や権利が侵害され、抗議すると逮捕されるなどの迫害を受けているだけでなく、アフガニスタン全土で貧困や飢餓が広がっています。
このようななか、RAWAはアフガニスタンに残ることを選択し、「秘密の学校」での教育、サフランの栽培プロジェクトなどを通じて、女性のエンパワーメントに努めています。RAWAメンバーは、抵抗こそが社会を変える唯一の解決策だと訴えました。

参加学生の感想

参加した学生からは、「さまざまな視点から物事をみる重要性を感じた」「現地に住む人びとの声を聞く重要性を感じた」「自分にとって、学校に通い、夢を持つという当たり前のことが、ほかの誰かにとって価値があることだと学んだ」「アフガニスタンも女性が暮らしやすい国になってほしい」といった声が寄せられました。
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