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学部の活動

【国際文化学部】「多文化共生ワークショップ」を実施


2023年10月11日(水)に「発展セミナー」(担当:佐伯奈津子准教授)で、多文化共生リソースセンター東海代表理事の土井佳彦様にお越しいただき、多文化共生ワークショップを実施しました。

学生は9月27日(水)に「外国人の受け入れに賛成?反対?」をテーマにディスカッションをおこない、10月4日(水)に「日本に暮らす外国人」の概要を理解したうえで、ワークショップ「D&I企業でインターンシップ」に臨みました。
「D&I」は、Diversity(多様性)とInclusion(包摂)の略です。ワークショップでは、性別や出自、世代、障がいの有無など、組織の構成員における違いを大切にし、それらが活かされる状態をつくることで、社会のめまぐるしい変化にも柔軟に対応できる組織をつくり、経営上の成果につなげることを目標とします。

土井様が準備されたモデルと同じものを製作するのですが、このとき学生は「日本語を話せない」「声を出せない」「チームのリーダー」「D&Iエキスパート」といった役割を割り振られています(ただし、役割はほかの学生に伝えてはなりません)。
「日本語を話せない」「声を出せない」学生たちは、言語の壁や障がいによって自分の思いを自由に伝えづらい人びとの「母語ならスムーズなのに……」「ジェスチャーで伝わっているか心配」「筆談は面倒」といった困難を体感しました。
いっぽう、「リーダー」「エキスパート」役も、「自分が責任をとらされる」「自分が言ったことが正しいか不安」「誰がどのようなサポートを必要としているのか考えなくてはならない」「そもそもサポートを必要としていない人もいる」といった新たな気づきがありました。

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