【現代社会学部】2年江口ゼミ・名古屋市内フィールドワーク活動(春学期)
2025年度の2年江口ゼミは、フィールドワークを通して「名古屋を深く知る」というテーマで活動しています。春学期には5月に2回、6月に1回、計3回のフィールドワークを行いました。
初回は名古屋駅エリアで行い、名古屋駅が抱えている課題について学習をしました。名古屋駅の課題として駅の東側は発展しているが、西側は住宅街が多くあまり発展していないことや普段名古屋駅を利用しない人にとっては分かりにくい構造になっているといったものがあります。実際に名古屋駅を訪れ、駅の再開発の際には名古屋駅正面に出た際に一目で地下鉄、名鉄の改札口がわかるような構造に変える予定であるということを学習しました。
初回は名古屋駅エリアで行い、名古屋駅が抱えている課題について学習をしました。名古屋駅の課題として駅の東側は発展しているが、西側は住宅街が多くあまり発展していないことや普段名古屋駅を利用しない人にとっては分かりにくい構造になっているといったものがあります。実際に名古屋駅を訪れ、駅の再開発の際には名古屋駅正面に出た際に一目で地下鉄、名鉄の改札口がわかるような構造に変える予定であるということを学習しました。
2回目は栄で行い、栄の歴史、課題について学習しました。栄の課題として、高級店の上に庶民的な店を配置したことで高級店で買い物をする気がそがれ、売り上げに伸び悩む建物の存在、建物の老朽化により、若者の呼び込みが上手くいかないといったものや、久屋大通公園の東西の傾斜が栄の再開発をする際の課題になるということがあります。また、まちづくりをする難しさとして、その地域に住んでいる人が喜ぶまちづくりと人を呼び込むためのまちづくりは対立してしまうことが多いということも学習しました。
春学期最後のフィールドワークは大須と金山で行いました。天気は雨でしたが、大須商店街にはアーケードがあるため快適に回ることができ、外国人観光客など多くの人で賑わっていました。金山駅周辺では名古屋市民会館が2027年度中に閉館し、2035年に新劇場が完成する予定です。また金山駅に隣接するアスナル金山も2028年2月までに閉鎖され、跡地には新たに商業施設や劇場からなる複合施設が整備されることになっています。このように金山駅周辺は今後大きく発展していきますが、一方で、あまり発展させすぎてしまうと栄に訪れる人が少なくなってしまうという問題点もあり、まちづくりの難しさを実感できたフィールドワークになったと思います。
秋学期も、学生が計画を立てて行う自主フィールドワークを含めて3回のフィールドワークを行う予定です。今後もフィールドワークを通じて発展について考え、さらに名古屋を深く知っていきたいと思います。
執筆:現代社会学部2年 江口ゼミ 山本姫李
秋学期も、学生が計画を立てて行う自主フィールドワークを含めて3回のフィールドワークを行う予定です。今後もフィールドワークを通じて発展について考え、さらに名古屋を深く知っていきたいと思います。
執筆:現代社会学部2年 江口ゼミ 山本姫李